ひさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.9

ジム・ジャームッシュ監督作品4つめ

ホテルが舞台なのに、「トレイン」なのはなんでかなって考えてたけど答えは出なかったです。

今までみた他の作品よりは脈絡や伏線があって見やすい感じはするけど、あの気
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.3

Q. ナレーションがなかったとき、それでもSFでいられるのか

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

スクリーンに映るのはアスガーしかいないのに、脳裏には事件の様子が鮮明に残ってる。むしろ視覚的にみたものよりも克明に残ってるのが、怖い。

果たして、ギルティなのは本当に「犯人」なのか、想像した私たちは
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.5

図書館のおじいさんがめくってたアウグスト・ザンダーの写真集、
ときどき挿入される戦争の記憶、
排他的な雰囲気のなか流れるSix Bells Chime、
撮影をまつエキストラたち。
2度の大戦を経て、
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.6

どこ切り取っても、ああこのシーン好きだなってなった。変な享楽に溺れることもなく、純粋に日常が輝いている瞬間たちが愛しい。
地元に残るのか、みんなの期待を背負って新しい環境へ向かうのか、っていう葛藤も度
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

サマンサは何周もループしてやっとジュリエットに優しくなることができたわけで。

もし私が、ジュリエットみたいに人生にこれ以上意味を見出せないタイミングでみてたら、絶望してたかもしれない。

現実には、
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.1

ジム・ジャームッシュ監督作品3つめ

3つめにして気付いたこと
たった1秒の黒い幕間は監督が切り取らなかった登場人物たちの生活であり、私たちはこの一瞬で、起こったはずのストーリーに思いを馳せるからこそ
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.2

みようみようが立て込んで今日になってしまった映画。いや、今見て正解だった

エミネムの経歴はWikipediaの2,3行に値するくらいしか知らないし、hip-hopも知ってるフリできる程度にしか知らな
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.2

プロットの立て方は普通、ティモシーはいい意味でモブ、ハリケーンの衝撃もあって無いようなもので、映像は頑張って90’sを再現しました感(A24は仕事がはやい)

ただ問題は、わたしとは無縁の夏だなってこ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.9

グロは得意じゃないので、彼女の心理描写中心に描かれているのは、私的に正解

“作品”だということに甘えて疑いの目をもたずフラットにみたら、冤罪に思えて仕方なかった
だからこそ最後の面会シーンは、彼の狂
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.3

子供もまた1人の人間である限り、常に傷つけず守ることは不可能なのかもしれない。それでも、愛してるって何回でも伝えてあげたい。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

評論家たちからのメモなど
・時間理論、スキャナー
・環形だから時制がない
・ベクトル要素を含んだ文字
・運命論の具象化
・これは個人の物語
・奥様の最後の言葉は何だったのかな

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

ロバート・デニーロは芯から優しい人の役がうまくて、優しさがダダ漏れしてる

Love Letter(1995年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

樹くんが最後伝えたかったのは、
「ご愁傷様」の言葉じゃなかったとおもうんだよな

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

銃を握った少年たちもまた、テロの被害者であるとおもった

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.7

なんか最後までビリーに対する気持ち悪さというか、気色悪さが拭えなかった、、
生理的に受け付けられないタイプの優しさかもしれない。いい作品なだけに、相性あわなさが悔しいな。
 
全体を通して平面的に撮っ
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ファーストフード・ネイション(2006年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリーではなくて、ドラマ仕立てにしたのは正解。

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)

3.6

音楽や台詞でドラマティックに演出することもない、淡白な感じがすきです

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.6

描かれるのはフロリダの貧困層の生活なわけだけど、ビビッドでインスタ映えの世界観のおかげか、大人び(ようとし)ているムーニーの視線に近いからか、カラッと見れた

ムーニーの言葉選び、話し方、笑い方、
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フローズン・リバー(2008年製作の映画)

3.7

決して綺麗な物語ではないけど、所々に救いがあって、よかったなってなる
現実もこれくらいは甘い設定にしてほしいよ

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.7

私の稚拙な映画体験から考察するなら、『アバウト・タイム』と『インターステラー』と『ハングオーバー』を足して4で割った映画だった。
4なのがミソです。

1番好きなシーンは、満点の星空のした🦕たちが行進
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.5

思っていたような純粋なラブロマンスじゃなくて、、。
死因が結構えぐかったな

しかもあのめちゃくちゃ有名な陶芸のシーン、すでにゴーストになったあとだと思ってた人私だけじゃないはず

花様年華(2000年製作の映画)

4.2

・旗袍(チーパオ)を語るには外せない映画
・間借りという文化(日本にもあったのかな)
・敢えて描かれない夫/妻
・越えそうで越えない関係
・やり直しのきくリハーサル
・戻れない恋心

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.1

皆さんは、誰に同情しましたか?

私は警官の男性でした

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

100%ミュージカルな映画は初めて
フランスだとなんか現実にありそうで、難なく設定を受け入れられた(笑)

街中の雰囲気、女の子が好きなやつ!