コジさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

コジ

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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

リリーさんの巧さは表現力が高いと言うより、彼が持ち合わせている、キャパシティーの高さに起因してると思うな。今回のような所謂ダメ男(実際はいい父親だが)の役のオファーがあっても「この役嫌だなぁ」じゃなく>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.8

阿部さんがコメディーやると、本人が真面目に演技すればする程笑えるから不思議です 笑

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.4

雨と雪、そして花の3人が雪の中を走るシーンはアニメーションにしか作り出せない高揚感がある。何度観ても興奮する!

セブン(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今改めて見ると、前半のテンポ感の微妙さは正直気になったけど、ケビンスペイシーが出てきてからの引き込む力はさすが。

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.3

吸い込まれるような自然を舞台に青菜、トマト、ほうれん草等の瑞々しい色彩が入り込む。さらにこの作品にふわっと身体ごと投げ打ったような橋本愛の演技。分かりやすい美味さはない。ただただクセになるような食感を>>続きを読む

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.0

正に痛快なエンターテイメント作品。確か古畑任三郎のモチーフになった作品。

紙の月(2014年製作の映画)

3.8

小林聡美と池松壮亮の演技が良かった。小林聡美は台詞が少ない役にも拘らずキャラクターの半生を感じさせる絶妙な演技。池松壮亮はもはや若手だけじゃなく全俳優の中でもトップクラスの実力ではないか。一体どれだけ>>続きを読む

毎日かあさん(2011年製作の映画)

3.3

永瀬さんの演技が中々良かった。ただ前半の「ダメ夫だけど何故だか人を惹きつける」演技がもう少し上手くいけばもっと纏まりが良くなっていたのではないか。

初恋(2006年製作の映画)

3.8

少女の孤独が繊細に表現された宮崎あおいの演技が際立った作品。

ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

3.6

自分は何者でもない、余りに無力、でも何処にも逃げる場所なんてなくて。まるでコンクリートに顔つけてヒンヤリする感触を持って現実を知らしめてくれる、そんな表現。(おそらく松田翔太のベストアクト作品)

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.4

とてつもなく覚悟に満ちた作品。蜷川監督、沢尻エリカらが時に「命が惜しくないのか?」と思える程に自らを追い込み、削り、生み出された美しい世界に圧倒される。女性にしか分からない世界。それが何だ。命をかける>>続きを読む