あわてんぼうさんの映画レビュー・感想・評価

あわてんぼう

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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.7

女性が2人の男たちの間で彷徨う話。
容姿は全く同じ彼らだが、スクリーンから飛び出してきた虚像の男と、彼を演じた男。彼女が2人のうちどちらを選ぶのか、それを考える展開が面白い。

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

“理解している”とは何なのかいつも考える。この映画もそれを問いかけてきた。“理解している”と思い込んでいるグループに属さないことが大事なんだと感じた。見る目、聞く耳、やはり大事。

The Hand of God(2021年製作の映画)

4.8

主人公が僕に似ていた。
友達も恋人もいない。でも、楽しい家族がいて、好きなサッカーがある。
ゆらゆらと生きる彼の姿が好き。
素晴らしい景色と美しい物語。少し哀しくて、刺々しい。
さぁ、ローマへ

ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)

3.9

やわらかな映画。
1940年代半ば、ラジオから聴こえてくるのは戦争のことばかりと思いきや軽快な音楽や愉しげな会話。
それを聴くのんびりとした時間。殺伐とした40年代の雰囲気はそこにはない。

80年が
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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

4.3

偶然再会できた初恋の相手へのアプローチの仕方が素敵だった。彼女へのメッセージを込めたケーキや必死に練習した歌。あの時の純粋な心で。
想いがお金や才能を上回る瞬間を見事に描いた傑作。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

普段怖い映画は観ないのですが、どうやら怖いだけではないと話題なので挑戦しました。
デヴィッド・フィンチャーの『セブン』で繰り広げられた緻密な犯人探しを彷彿とさせる内容で驚きと楽しさの繰り返しでした。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.0

歌いすぎ。
難しい心理状況を描いている訳だから、ミュージカルそのままの作りでは、映画になったときに違和感になる。
重要な局面だけで歌声を聴かせて欲しかった。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.5

難しい設定に挑んでいると思う。けどしっかり笑いどころもあって三谷監督らしい作品。特にカットという言葉の使い方。

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