ソウルさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ソウル

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

ジェームズ・ガンにはもう何も言えない。
この人はお金の使い方を本当に理解してる。

最もキャラが飽和してるシリーズにも関わらず、全登場キャラをバランスよく且つ伏線回収まで綺麗に行うという神業。

そし
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

MARVEL作品をコケにしエピックとは何かを語り、世間をお騒がせしてきたジェームズ・キャメロン。さて、未だ歴代興行収入の上位に君臨する監督がどんなエピックを描いてくれるのだろうか…

結果、さすがはキ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

これこそが"バットマン"だと感じた。
ダークナイトトリロジーでは見ることのできなかった全てがある意味詰まってる。やはりバットマンは"夜"が主役だね。

3時間弱という長さに気の暮れるという人も多いだろ
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.3

なるほど面白いことしてる、というのが率直な感想。
恐らくこの映画にもう少し予算があれば、結構な良作にはなりえたと思う。

中盤からの展開は前半戦で予想ができてしまったので意外にもご飯が進まなかった、あ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

ソウルグッドマンが大活躍。
こんなにもアクションできたんだ。

表は冴えないキャラ=裏は殺し屋
は使用済み感のある内容ではあるけど、
この作品の良いところはあのボブにこの役を与えたこと。そこで勝負あり
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

まず第一にこれはドキュメントであり映画では無いので、ここでの評価というのが難しかったが、言うなれば間違いなく楽しめました。

とにもかくにもプロデューサーの苦労が垣間見える作品。作り上げたことがそもそ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

まず第一に、物凄くよくできた作品!

ゲームキャラに意識が生まれる=多元宇宙の誕生

実は現実的な話でもあるような気はしており、自分が生きている間に起こりうるかは分からないが、人間がPCに意識を与えた
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.8

ウルヴァリン最終章。まずはともかく、凄く綺麗に終わったという印象。
制作サイドの方向性がしっかり定まっていたのを感じた。Xメンシリーズの中ではある意味異質とも言える作り。

人物描写が非常に細かく感情
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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.4

ウルヴァリンのジャパン・サーガ。
大事なのは原題がThe Wolverine。
サブタイトルがこの作品をチープにしてる。海外ではぼちぼち評価されてるのには納得が行く作品。

ハリウッドが日本を舞台にし
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

なるほど、これが庵野さんがやりたかった仮面ライダーか。

散々と沢山の映画を見てきたが、この類の映画でここまで人物描写が薄いことに心の底から驚いてる。。

そしてあえてもう1つ最初に言いたい
頼むから
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

素晴らしい。こんな映画を見たかった。
何もかもが前衛的なのに、大衆を捕える作りであることに感服!

A24のユーモア×ダニエルズのアヴァンギャルド×ルッソ兄弟の大衆ムービー体現力

これが見事な化学反
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.4

今になりハリーポッターを1から見返してて改めて感じた

なぜデヴィッドイェーツを起用し続けるのかが謎だ…監督批判なんてまずしないけど、この監督は不死鳥の騎士団からあまりセンスを感じられない😦

アズカ
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.7

日本の宣伝はある意味成功してるけど、
それのお陰で過小評価されまくってる可哀想な作品。

SF要素は飾りに過ぎないけど、美しいフィルム・ノワールだった。リサジョイは丁寧な監督だね。ヒュージャックマンに
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.3

これはキングスマンと呼べるのか?
あまりにも期待した作風とはかけ離れていて、前作までのワクワク感は一体どこに。
もはやキングスマンのスピンオフという立ち位置で、タイトルを「ファーストエージェント」にし
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

M・ナイト・シャマランはカメオ出演しないと気が済まないのか。笑

オチが気になる設定なので最後まで付き合えるが中盤まではほぼ既定路線。
精神だけが追いつかない子供も想定済み。
死生観を描き切るには少し
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

エドガーライトの演出センスは随所に健在。音楽の使い方や場面展開の上手さは天才的で非常にテンポよく見れる。
が、中盤から展開されるスリラー的要素が徐々にくどくなり最後は全くと言っていい程怖さが無くなった
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

MCUが見事サム・ライミに乗っ取られました。
得意とするホラーテイストと若干のチープ感(凄くいい意味で)がストレンジのチートキャラと想像以上にマッチ!!
前作のスコットデリクソンに続きホラーテイストを
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

この作品の評価が割と高いことに物凄く違和感を感じるのは自分だけだろうか、、?
ちなみに物語の展開自体が面白いことに嘘はないです!
そしてちなみにハリポタは大好きです。

恐らくこの評価の高さはハリポタ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

これを実現可能にした方に全力のありがとうをお伝えします。
終始激エモムービー。

スパイダーマンシリーズの全過去作品への"愛"が、間違いなくここにはありました。
そこに愛はあるんか?女将さん、間違いな
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.7

想像していたよりはエンタメに富んだ作り
これまでのMARVEL作品とはテイストが違い、シリアスかと思いきやコメディ要素も随所に見られるハイブリッド型。

コメディ要素は決して悪くないんだが、シリアスな
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

デビッド・リンチ→ドゥニ・ヴィルヌーヴ
このパスには納得の行く作品!

家系図争いは大体が壮大な物語りに膨らんで行くが、どの作品もスタートはゆっくり。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」「ダーク」なども
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

ダニエルボンドシリーズ最後にして文句なしの名作。

正直「スカイフォール」「スペクター」と傑作続きだったので、この壁を越えられるはずが無いと思ってました…
それでもこの高くて分厚い壁を超えた?というよ
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.3

ザック・スナイダーによって作られた、これは正しく"神話"
劇場公開版とは完全な別物。これを劇場で見てたらしばらく顎外れてたと思う。
4時間という長さを全く感じさせない、濃密且つスタイリッシュな作品。
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.9

"過去最高"のファンサービスを用意しまくりの今作!
カーアクションも作品を重ねる事に派手な演出が増えていき、ロケーションも山、街、そして宇宙と大スケールアップ!
これで満足しねー奴はいねーだろ!!と言
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

良い意味で最高に酷い!!
もはやこの映画にモラルはなくて良い、雑ければ雑い程に良くなる。けどその雑さ加減もちゃんと分かってるジェームズガンはさすがすぎます👏

もうアメコミをジェームズガンに任せれば確
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.6

シン・ゴジラとは裏腹、ゴジラが人類の味方?となり怪獣とバチるゴジラ信教映画。

とにかく映像がハリウッドの全勢力を注ぎましたよと言わんばかりの凄さ。
もはやそれを拝むためだけの映画。

ストーリーはに
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

学生の頃って、少し羽目を外してみたり、やんちゃしたくなる時期がありますよね?
ただ彼らの羽目外しは、軽く一線を超えてしまう…

実話ベースの本作だが、何より注目すべきは脚本構成。当の本人が出演しドキュ
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ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.5

ロバート・パティンソン×SF
がどうしても気になり鑑賞。

この映画を計算式で出すとしたら

SF×宇宙×性×犯罪者×アート=CHAOS

とにかく本当にカオスな作品。
この世の中では"タブー"とされ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

エヴァの全てが詰まった傑作。

特別アニメ好きでも無かった自分が、小学生の頃にアニメ版を全て鑑賞。
自分の中にあったアニメの概念を変えた作品でした。

それは間違いなく面白く、衝撃的な作品ではあったけ
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

最後なんそれ!?映画No.1

色んな解釈ができますね。
一つの空間で人間の階級を、分かりやすく階層で視覚化させているのだが、そのヒエラルキーを形成するものが"食"のみという点が面白い。食以外の環境は
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

ただただキアヌを拝む為だけのシリーズもついに3作目。

もはやアクションに関しては言うことなし、このシリーズには"この"アクションさえあれば内容はペラッペラで◎
お疲れの時、ストレスが溜まっていると感
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

全裸監督でより名を馳せてる内田英治監督作。個人的に全裸監督は日本の映像業界のジンクスを色々変えた上に、邦画の中でも飛び抜けて演出が素晴らしい作品だと感じていたので、今作にも期待してました。

鑑賞結果
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.7

これは秀作。
題材としては使い古されたようなSFではあるものの、それを感じさせないカットの美しさと演出、宇宙船や宇宙服などの新しい造形美に魅了され、傑作にまで躍り出ても良い要素がたくさん詰まっていた。
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

ワンダーウーマンで涙がうるっと来るなんて、誰が想像しました?
ハンスジマー効果が計り知れない、最高のオープニングに心持っていかれた。

思っている2倍はヒューマンドラマに重点を置いた今作。
あんなにも
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.4

想像の斜め上を行くぶっ飛び映画。
A24の作品と分かった瞬間、何かしらの覚悟はした。笑

色んな意味で不思議な作品なんです。
どのジャンルにも属せる映画。

結果的に1番何が伝えたかったのかは分かりに
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.7

猫の恩返しを彷彿とさせる映画ではあるけど、全く別物なのでご安心を!!

【物語】
恋愛メインのお話に、友情関係や家族関係などの人間模様をたくさん詰め込んだ内容なので、この尺で全てを描き切るには大変そう
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