何年かぶりにこの映画館へ
池袋からの帰り道だった
あみこに自分を重ねるひとはたくさんいる
なのにどうしてマイノリティみたいな扱いなのかしら
歩いても歩いてもがすき。その時もこんな夜中だった。
樹木希林が台風が好きって言ってた。わたしも好き。
なんでもかんでも消費されてしまうけど、少しくらい残してくれたって、残したって、いいじゃない
しょせん枝葉でしかないんだから、けろっとしてられればいいのに。見終えたあと、だれともしゃべっていなかったら、と思うと気分がしずむ。すごいなこのひと。
ちょっとわからなかった
見る意味も分からなくなって、さいごは自主的に寝てしまった
きれい、美しいとか、リビドー的な話とか、今どうでもいい
パパイヤをわって、種に指を入れるところがいい
ありを指で押し潰すところもいい
映画館でみればよかったな
漠然とした慈愛と、無名の世界観がうすいレイヤーになって重なっているかんじがする。複製された男もそうだけど、この感じがどうにも気持ちよい。
理不尽な暴力はすきだからきらいではないけど、やられる側に元気があるとおもしろかったな。その元気がメタ表現に換えられてる、のかしら。