マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

前作が面白かったけど同じ手法で楽しめるのか期待と心配が半々で観ましたが、やっぱり面白かったです。
テンポよく二転三転するストーリーは目が離せませんでした。
スマートウォッチを活用したり、前作から使用さ
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マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.5

妻との出会いから別れまでと娘と父親の現在を時系列を混ぜて描いた作品。
最初は時系列が混ぜられていたため妻の過去と現在とも取れましたが、徐々に話が分かっていきます。
信じることの大切さと親の愛を描いてい
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

MCU作品は映画作品は全て観ていますがドラマ版は観ていません。
そのためか展開やキャラクターについていけなくなったのか、今作についてもよく分からなかった印象です。
猫のグースの活躍は耳にしていましたが
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

エンドゲームまでが素晴らしすぎたためか以降のMCUシリーズは以前と比べて失速感がありましたが今作は以前と変わらないテンションで楽しめました。
負傷したロケットをみんなで救うために奮闘するストーリー。
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.0

司馬遼太郎原作の映像化。
原作が長いので2時間でまとめるのはだいぶ辛かった印象です。
説明臭く映画的な面白さも物語的な面白さも足りなく感じてしまいました。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

初めから最後まで一貫して戦争の残酷さと悲惨さをまざまざと見せつけられます。
一兵士の視点から祖国のために戦うという目的は薄れ、死なないために戦うことが目的となり、様々な環境の変化から悲惨さが増していく
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.3

ロッキーシリーズの続編ですが、今作にはスタローンが出てきませんでした。
途中までは良かったのですが試合も含めて大きな山も谷もなく全体的にあっさりし過ぎており、観たことも忘れてしまいそうな印象となりまし
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

孫悟飯とピッコロが主役の作品。
全体的にコメディ路線でしたが、最後の必殺技の選択は絆が感じられて胸熱でした。
昔のドラゴンボールの流れを汲んだ描写が多く、懐かしい気持ちになれました。

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.6

コカ・コーラとペプシコーラのマーケティング戦争を描いたドキュメンタリー作品。
知っている情報も多かったですが、時系列に情報が整理されて提示されているため、大変分かりやすかったです。
追う立場と追われる
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

エアジョーダンを世に出した人々を描いたお仕事映画。
エアジョーダンは90年代にはバスケをしない人々にも履かれ、靴の商品名まで知れ渡る社会現象を巻き起こした商品ですが異例ずくめであり、勇気と決断があった
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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.6

2000年に起こったイギリス人のルーシー・ブラックマン殺人事件を当時担当した刑事たちのインタビュー形式で振り返るドキュメンタリー作品。
時系列毎にインタビューが進み、視聴者も捜査過程と同じように真相を
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.7

諦めと妥協で生きてきた主人公が人生の転機に立ち変わっていくシュールコメディ。
自分は所詮中の下の女、というセリフがよく出てきますが、序盤と終盤ではそこから開き直って導かれる行動が変わり、元気をもらえる
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母性(2022年製作の映画)

3.3

原作未読ですが、湊かなえが原作なので内容や雰囲気は視聴前から検討がつき、実際もその通りでした。
原作を読んでいないためか伝えたいであろう事は分かりましたが、言っていることはイマイチ伝わってきませんでし
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

映画作りの裏側を愛らしい作画でコミカルにかつ情熱的に描いた作品。
撮影したシーンを非情にカットしていき贅肉を削ぎ落とし、説得力を持たせる形にしてうくシーンが印象的でした。
我々が完成形を観ている作品に
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.8

高校を舞台にLGBTを扱った短編作品。
私が近年観た中では一番響いた短編でした。
よく見る論点がズレた押し付けではなく、高校を舞台にした事で心の成長と共に自然と訴えかけるような作りにしていたのが響きま
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

田舎街の何気ない日常をちひろさんを中心に周囲の人々の心の動きを描いた作品。
大きな事は起こらないけど自分が少し変わる瞬間を描いていました。
最後はちひろさん自体の寂しさを描き、邦画らしい余韻の残す作品
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アニメ製作現場を描いたお仕事作品。
原作も読んでいますが、原作で感じられた熱量が映画でも感じられ大満足でした。
爽やか系なキャストを起用していますが、内容は泥と汗に塗れているかのような熱を持っています
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

スピルバーグによる名作ミュージカルのリメイク。
元の作品を観たのが高校の授業で大分前のため、新鮮な気持ちで観られました。
長い作品ですが場面場面で印象に残るシーンがありました。
ミュージカル映画らしい
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.2

本作がMCUの軸になるのではと聞き、勇んで鑑賞しましたがよく分かりませんでした。
更なる作品を観ると分かるのかもしれませんが、現時点ではイマイチ合わない作品でした。
アントマンシリーズはもっと明るくコ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

浜辺美波が主役のような作品でした。
ウルトラマンが合わなかったのであまり期待していませんでしたが、今回も合いませんでした。
恐らく放映当時をオマージュした話し方にしたのでしょうが抑揚がなく聞き取りづら
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.8

ドラマ2シーズンに映画2本目となる本作ですが、回をを追う毎に給食前の校歌歌唱の小躍りがオーバーになっていくのが楽しいです。
市川隼人はハマり役で彼以外にあのキャラクターは想像できません。
今作も笑わせ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

Amazonプライムで早くも配信されていたので早速視聴しました。
久しぶりに日本戦を全試合観た大会でしたが裏側も知ることができて感動が増しました。
特に準決勝戦で打たれてしまった佐々木投手を気遣い取り
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

耳が聞こえない女性ボクサーを主人公にした作品。
今作で岸井ゆきのが主演女優賞を受賞されたので期待していました。
少ないセリフを表情や音で表現していて本を読むように集中して観られました。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.6

ミニオンズのポンコツ具合はやはり可愛いです。
今回も何も考えず、全力で楽しんでいる彼等を可愛いという気持ちだけで観られました。
特に物事の経緯を一生懸命話している様子が可愛らしいです。
落ち込んでも一
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

伊坂幸太郎原作がハリウッド映画に。
原作が大好きなので変な改変を心配しながら鑑賞しました。
トーマスネタをそのままやってくれたように原作を活かそうとしていた事が感じられました。
色彩が独特でしたが、ハ
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.6

仲良し夫婦に見えるけれど夫に対する不満をSNSに投稿し、ある日バレてしまった二人の夫婦喧嘩と再生を描いた作品。
もっとコメディ寄りかと思っていたら、ヒューマンドラマ強めでした。
強い言葉も抑えられてお
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地雷を踏んだらサヨウナラ(1999年製作の映画)

3.2

実話を基にした作品。
長い間観たいと思っていましたがやっと観ることが出来ました。
戦場の過酷さや非情さを誤魔化さずに直接的に訴えています。
しかしながら作品が古いこともあって表現手法が合わずに作品にも
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

岸井ゆきの目当てで鑑賞。
YouTubeで成功して行くうちに関係性が変わっていく男女。
協力関係がしまいには対立する関係となるが、どこか見えないところでかろうじて繋がっている関係性を見せるのが上手い作
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.6

面白かったけれど東出昌大のあまりにも酷い棒演技にうんざりせられました。
しかしその棒演技も逆手に取るような脚本であり、演技が上手いのか下手なのかもわからずその点でもおちょくられているようで終わってみた
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作既読、大好きな作品で楽しみにしていました。
音が聴こえるような漫画と評判でしたが、アニメになっても素晴らしかったです。
若くから一線で活躍しているジャズピアニストの上原ひとみさんが携わっている楽曲
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

「セッション」が大好きなので、その監督の新作とあってとても楽しみにしていました。
作品は無声映画と音声映画の移り変わり、栄枯盛衰を複数人の視点から描いた群像劇。
映画が大好きな人が作った作品ということ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

お金をかけた悪ふざけのような作品でした。
予告編では面白そうだった記憶がありましたが、内容は皆さんが述べられている通りでした。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

主演俳優が亡くなり、作品にもリンクをさせたシリーズ2作目。
主役の変更ではなく、作品内でも死を乗り越える描写をしていたのが印象的でした。
マーベルとしては展開がゆっくりしていたように感じ、上映時間以上
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.6

相変わらずキャラクターが可愛らしく眺めるだけで楽しめる作品ですが、音楽も素晴らしいです。
目でも耳でも楽しめました。
キャストを調べずに吹き替えで見ましたが、B'zの稲葉さんが出演していて驚きました。
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

親友が自殺し、その遺灰を持ってかつて約束した場所へ旅に出るストーリー。
伝えたいことは伝わりましたが面白かったり、感情に訴えられたかと言われたら響きはしなかったです。
様々なシュールさを交えながら感情
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

中盤までは不穏な雰囲気と謎めいた所作の数々に展開を期待させられましたが、終わってみたらシェフのややこしい拘りに振り回されるようなものでした。
評判になっていた作品で期待していましたが、残念ながら自分に
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