マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.6

法廷ミステリーを期待して観ましたが、ミステリー色は薄めで親子のドラマに重点が置かれていました。
お金のためにお金持ちの依頼者の無罪を勝ち取ってきた弁護士の息子と曲がった事が大嫌いな判事の父親。
最悪な
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.8

伊坂幸太郎原作の映像作品では一番好きです。
原作の雰囲気との違いが気になりましたが、本作はストーリーの楽しさからかそんなことは気にならず、他の作品でしてしまう違和感探しはせずに終始楽しめました。
原作
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.0

音楽ものの有名作、「ストレイト・アウタ・コンプトン」との繋がりで観賞しました。
普段はヒップホップは全く聴かず、エミネムも名前しか知りませんでした。
最後のラップバトルは良かったです。
当然ですが、ラ
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.6

音楽もので名作と名高い作品です。
NWAもラップも詳しくありませんが楽しく観賞できました。
話はグループの成功、確執、解散を描いたもの。
彼らのことを知らないわたしには少し駆け足に感じましたが、ラップ
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秘密(1999年製作の映画)

3.1

東野圭吾作品の中でも上位に好きな作品の映画版です。
事故で娘の身体に母親の魂が移ってしまい、奇妙な夫婦・親子関係を描いた感動作です。
娘の身体の成長に伴う気持ちの変化、決意は切なかったです
時間的な制
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.9

全てを捨ててアラスカでありのままの生を求めて旅したバックパッカーの物語。
実話です。
旅する先々での風景がとても美しく撮られており、出会いと別れを繰り返しながら目的の地へと向かう主人公と同じような期待
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ベートーベン(1992年製作の映画)

3.5

小さい時に家族でよく観た作品です。
わたしの中で犬の映画、家族で観た映画の記憶といったらこの作品です。
久しぶりに見たら懐かしい気持ちで一杯になりました。
家族で安心して笑って観られる作品です。
大型
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

任侠ものは初観賞です。
これまでの定型化した任侠映画を覆す作品として話題でしたが、評判通り表現やシナリオが流石でした。
裸体に拷問シーン、リアルな死体に切断された指に首。
最近のマイルドな邦画ではあま
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

ヒトラーに屈するか戦うか、イギリスの運命を大きく左右したダンケルクの戦いの裏側を描いた作品です。
周りの評価や失敗を恐れずに信念を貫くことの大切さを教えてくれました。
暗く難しい話かと思っていましたが
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プリズン・エクスペリメント(2015年製作の映画)

3.0

看守役と囚人役に分かれての有名な心理実験。
私も大学の授業や教職でも勉強しました。
人は役割を演じる習性があります。
特に制服を着るとその制服のイメージに近づけて無意識に自分をイメージに近付ける傾向が
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.3

ある一定の年齢から年を取らない種族の女性を描いた物語。
別れの一族と言われる種族の少女が普通の人種の赤ん坊を拾い育てます。
赤ん坊が成長するにつれて母親の少女と同年代の容姿になり、やがて母親より老いて
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

観終わった後にポジティブな気持ちになります。
オンラインを「オンザライン」と言っちゃう主人公のアナログおじさん2人がデジタル世代の若者に良い影響を与え、また自分たちも成長する姿はサクセスストーリーど真
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.5

無邪気に遊んでいる子どもたちの様子が自然で色彩も鮮やかでセンスを感じられた作品でした。
ドキュメンタリー作品かと思うくらい子どもたちは自然に見えます。
子どもたちは無邪気ですが言葉遣いに品がなく、親の
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.7

アニメ版のみ観ていましたが、今作も良かったです。
肝心な演奏シーンが少なく思いましたが、良くまとまっており観やすかったです。
わたしも音楽をやっていたので演奏の楽しさ、セッションの楽しさに激しく共感し
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.4

(500)日のサマー」の監督が作ったや、スタッフが集結して、という宣伝文句にはついつい釣られてしまいます。
本作も「(500)日のサマー」の監督の最新作ということで観賞しました。
風変わりな隣人と父の
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.0

上映当時流行っていてYUIのブレークに一役買ったのを覚えていますが、いつのまにかアメリカでリメイクされていたんですね。
音楽ものが見たくて、今更ですが初観賞しました。
作品を通してアコースティックギタ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

こんなにオナラが取り上げられた作品は観たことはなく、色々意味不明でしたが期待に違わずクレイジーで下品でシュールな映画でした。
しかし色々教えてくれる作品でもありました。
主人公と様々な機能を持つ死体の
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イカロス(2017年製作の映画)

3.9

すごい作品でした。
正に奇跡的なタイミングでの撮影です。
ドーピング検査に引っかからないようにドーピングをして自転車レースに出場するドキュメンタリー。
のはずでしたが、スポーツ界を揺るがした世紀のドー
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オードリーとデイジー(2016年製作の映画)

3.0

性的暴行を受けた10代の未成年女性がSNSに晒され、家族や友人、周りの人に及ぼした影響を取材したドキュメンタリー。
犯人が悪いことは言うまでもありませんが、被害者も含め小さな若気の至りから及ぼされた悲
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暗黒女子(2017年製作の映画)

3.3

原作既読です。
文芸部員たちそれぞれの自作小説により一人の少女の死が語られていきます。
華やかな学園生活とは裏腹に少女たち個々の視点から見えるドロドロ具合が作品の魅力です。
パートが分かれている分、整
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アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

2.6

タイトルとあらすじに惹かれてかなり期待して見ましたが、思っていたストーリーではありませんでした。
食前食中には観てはいけない描写がたくさんありました。

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

3.7

家族でドライブ中に不慮の事故に遭い、家族が亡くなる中で生死を彷徨う主人公が幽体離脱し、現在の身の周りの様子を感じながら過去を振り返り生死を自ら決断するストーリー。
演出の仕方が美しく、全体的に光をうま
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ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨(2012年製作の映画)

2.5

過去観賞。
有名なダークファンタジーマンガの映画化作品の三作目。
マンガ史最悪の絶望とも言われる「蝕」を取り上げています。
マンガより大分マイルドになっており、ガッカリでした。
マンガのまま描写するの
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ベルセルク 黄金時代篇 II ドルドレイ攻略(2012年製作の映画)

3.3

過去観賞。
有名なダークファンタジーマンガの映画化作品の二作目。
ガッツとグリフィスの考えの違いが出てきてマンガ史最悪の絶望とも評価される「蝕」に向けての怪しい雰囲気が顕在化してきます。
タイトルに黄
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ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵(2011年製作の映画)

3.3

過去観賞。
有名なダークファンタジーマンガの映画化作品。
ダークファンタジーの中でも主人公ガッツの輝ける時期を取り上げているのが本作です。
長編マンガの映画化なので総集編的になってしまうのは仕方ありま
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.6

様々な映画の名曲が色々かかっていたのが気に入りました。
アイリスがいわゆるちょっとした勇気を得て自分から過去を断ち切ってガッツポーズしたシーンが良かったです。
みんなで語る家の中のテントのシーンは素敵
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スーパーの女(1996年製作の映画)

3.5

社員研修の教材にもされていたらしい作品です。
単なるサクセスストーリーではなく、苦労して試行錯誤して成長していくところが好きです。
ひと昔前の邦画の雰囲気が味わえました。

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.7

偏屈爺さんと子どもの交流というよくあるストーリーでしたが良かったです。
ストーリーが進むにつれてどんどん面白くなります。
最後の見せ場ではほろっとさせられました。
肩の力を抜いて観賞でき、優しい気持ち
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.6

何となくもったいなくてシリーズ最終作を中々観ませんでしたが、最終作もやっぱり面白かったです。
未来は自分で切り開くもの。
現在と過去を行き来した結果のメッセージがとても良かったです。

エブリデイ(2018年製作の映画)

4.0

タイムラインでの評判が良かったので観賞しましたが、期待に違わずとても良かったです。
主役の女の子の表情が魅力的でそれだけで楽しかったです。
毎日同年代の違う人に憑依する"A"が一人の女性と恋に落ちるス
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.2

夢の世界のように世界観が素敵な作品でしたが、残念ながらその世界観がわたしには合いませんでした。
登場する文化人やそれにまつわるエピソードをもっと知っていたら楽しめたと思います。
本作の出来事を自分の好
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リング 完全版(1995年製作の映画)

3.4

過去観賞。
最初に小説版を読んだときは不気味な雰囲気と描写で初めてホラー小説の楽しさを味わえた作品でした。
貪るようにシリーズ全作を読みました。
その後松嶋菜々子版の映画作品を期待して観ましたが、原作
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リング(1998年製作の映画)

2.5

過去観賞。
超有名作ですね。
学生の頃に本屋で原作を買ったときに店員さんから「これ怖いけど大丈夫?」と心配されたのを覚えています。
実際不気味で怖かったです。
しかし残念ながら映画版は全く怖くなく、非
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ジョンベネ殺害事件の謎(2017年製作の映画)

2.6

有名な未解決事件、ジョンベネ事件の再現劇のオーディションから事件を語るドキュメンタリー映画。
様々なテレビ番組でも取り上げられた事件ですが、今作の作りは斬新で独創的でした。
そういった部分では楽しめま
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.5

田舎に暮らす少女の日常と成長物語。
不器用で天然、でも優しい心を持っている主人公を見ているとほっこりしました。
悪気なく無邪気に話し、すぐに失言したことに気付いて自己嫌悪する主人公には非常に共感しまし
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HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.6

最初は違う意味でハリウッドリメイクは無理だろうと思って観ていませんでしたが、評判が良いので観たら評判に違わぬ作品でした。
犬のかわいさ、健気さは全世界共通ですね。
リチャード・ギアがハチを我が子のよう
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