留亜の父親と伯父以外の大人達には全く共感出来ず。そして不倫カップル二組の無駄に長いピロートークがとても不快。唯一、エキセントリックな留亜の存在が光っている。そんな彼女が対極にいるかの様なあの彼を好きな>>続きを読む
思春期特有の情緒不安定さや無自覚な残酷さが、思いもよらぬ悲劇を招いてしまう。観ている間中、ずっと胸が苦しくて堪らなかった。確かに誰も悪くはないのかも知れない。でも周囲の人々は、一生心がえぐられる様な想>>続きを読む
20世紀初頭から現代に掛けて4つの時代に生きる少女達が交互に登場する。何の脈絡もなく突然画面が切り替わり時代が変わるので最初は戸惑うが、それも次第に慣れてくる。ただ如何せん説明が極限まで省かれ、観る者>>続きを読む
18世紀初頭、ヴィヴァルディがヴェネチアのピエタ救護院付属の音楽院で音楽教師を務めていたという史実を元にしたフィクション。救護院とは、教会の慈善事業の一環として捨て子の養育目的で作られた施設である。先>>続きを読む
旧友カートからの久し振りの電話でキャンプに行く事になったマーク。マークは結婚し堅実な生活を送る一方で、カートは自由人的生活を送る。カート推奨の山の中の秘湯を目指すが……。こういう事は旅にはつきものなの>>続きを読む
17世紀のスイスの英雄イェナチュの死に関する調査を依頼されたジャーナリストのクリストフ。調べて行くうちに、突然目の前に17世紀の世界(森や酒場など)が出現し、タイムスリップのような体験をする。劇中出会>>続きを読む
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台湾にこんな闇の時代があった事は全く知らなかった。昔世界史で学んだ微かな記憶としては、蔣介石率いる国民党が毛沢東率いる中国共産党に敗れて台湾へ逃れた(1949年)という事のみ。この後蒋介石は一党独裁を>>続きを読む
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コロナ禍にこんな事件があったとは!痛快な反面、苦い現実も描かれるのが興味深い。莫大な資金力を持ったヘッジファンドの前には、弱小個人投資家はどうしたって太刀打ち出来ない。業績低迷、倒産間近と分析した企業>>続きを読む
スイスの山の中にあるホテルで、経営者である祖父母と暮らした子供時代のヴァランタン。一人っ子で同年代の友人は空想の世界に存在するのみ。大人だけの世界、それも日常を忘れてやって来る者たちに囲まれた少年時代>>続きを読む
『オー・パン・クベ』とはジャンとジャンヌが逢瀬を重ねたカフェの名前。過去の幸せな思い出はカラーで、喪失感に囚われた現在はモノクロで表現される。
全編写真集であるかの如く映像の美しさが際立つ。構図や色>>続きを読む
予告やポスターの華やかさとは裏腹に、現在のシビアなファッション業界や出版業界の裏側が描かれる。メール1つで解雇される件は如何にもアメリカらしい。1作目から20年かぁ。当時ファストファッションが世を席巻>>続きを読む
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初ジョーダン・ピール作品。白人は建前では平等を謳いながらも黒人を下に見ている。一方で、黒人の身体能力の高さや強靭な肉体に対しては憧憬の念を抱いている……黒人である監督自身の実感や体感を作品に反映させた>>続きを読む
前情報としては、第3章から始まる変わった構成である事のみ。ポスターには ‘世界の終わり‘ と書かれているものの、アンバランスとも思える躍動感溢れるダンスのポーズを決めたトムヒの画像……
何だかワクワク>>続きを読む
会話劇メインのスパイもの故に、話に付いて行こうと必死になった。果たして何割ぐらい理解出来たのか😰
ジョージとキャサリンは夫婦で同じ組織で働く諜報員。組織内部の裏切り者を探れ、との命をジョージは受ける>>続きを読む
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実話ベース。冒頭で自由な脚色あり!と聖歌隊に歌わせる演出がユニーク。典型的な亭主関白であり、複数の女性と浮名を流したシラク。妻ベルナデットの気苦労は想像を絶する。二人の馴れ初めはパリ政治学院でありベル>>続きを読む
もどかしいな〜と思いつつも、気が付いたら若い2人を応援していた😊 人よりワンテンポ早く動いてしまうシャオチーと、人よりワンテンポ遅いグアタイ。僅か1秒という時間が何年も何十年もかけて積み上がった先には>>続きを読む
ヨアキム・トリアーの長編監督デビュー作品。作家を目指す20代前半のフィリップとエリック、書き上げた作品を一緒に出版社宛にポストに投函するシーンから始まる。その後二人は前後してデビューする事になる。片方>>続きを読む
国の政策により、ある日突然自分の住む町に難民や移民が来る事になったら?ヨーロッパでは移民政策は失敗したと言われている。本作は難民問題を扱っているが、言葉も文化も宗教も違う者たちが入って来る事に多くの住>>続きを読む
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予告で観たキラキラでガーリーな世界とは打って変わって、グレタ・ガーウィグらしく実社会を風刺した作品だった。大統領、医者、裁判官など様々な役割を持つバービーが販売されている事は初めて知った。女性も今や何>>続きを読む
う〜ん、壮大な物語のダイジェスト版を観たような感覚。登場人物の心理描写が総じて浅く、彼らが何故そのような行動を取るに至ったのかが掴み難い。残念ながら大味で単にストーリーを追うだけの作りになっている様に>>続きを読む
『潮風のいたずら』のリメイク作品。こちらは男女逆。傲岸不遜でチャラい富豪の男が海に落ちて記憶喪失となり……。この富豪の男、本来は結構いい奴なのでは?地道な労働という真逆の立場を経験する事で、見えて来る>>続きを読む
今改めて観ると、強引で雑なストーリー展開だな〜😅 でもゴールディ・ホーン演じる高慢で鼻持ちならない大金持ち女が、記憶喪失により4人のワンパク小僧のいるシングルファーザー宅で暮らす内に、次第に彼らと絆が>>続きを読む
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シェイクスピア夫妻は息子ハムネットを11歳でペストにより亡くしている。息子の死の悲しみを、戯曲ハムレットを創作することで昇華させたのではないかというイマジネーションから描かれた原作をクロエ・ジャオが映>>続きを読む
1980年代後半〜90年代に活動した実在のトリビュートバンド ‘ライトニング&サンダー‘ の物語。当時プレスリーやシナトラ等を真似たシンガーは、昔を懐かしむ高齢者層に一定の人気があった様で、酒場やカジ>>続きを読む
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余りにも非情でおぞましいが故に世間では陰謀論と片付けられていた件が、実は陰謀でも何でもなく事実だった……。
ネット社会によりそんな事が暴かれつつある現在、本作に登場する陰謀論者達の考える荒唐無稽な話も>>続きを読む
懐かしくなって再鑑賞。ジョン・カーニー監督の前2作の音楽映画と共に好きな作品。1985年のダブリンに住む高校生コナー、世は不況で閉塞感が漂い、家庭内では両親が不仲で争いが絶えない……そんな息苦しい状況>>続きを読む
‘事実は小説より奇なり‘ を地で行くストーリー。キース・ジャレットのケルン・コンサートが伝説となっている事は何処かで読んだ事がある。このコンサートをプロモートしたのが何と女子高生だったとは!彼女ヴェラ>>続きを読む
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壮大なミッションの為に片道切符のみで宇宙の某惑星に送り込まれたグレース。目覚めると仲間は全て死亡。孤立無援で先が全く見えない状況からの異星人ロッキーとの出会い、次々と襲い掛かるトラブルを協力して解決、>>続きを読む
ブーニンは旧ソ連で活動していたため、一般には知られた存在では無かったのかも知れない。彗星の如く現れた彼はショパンコンクール優勝により、熱烈なクラシックファンのみならずライトな層まで魅了したようだ。ダイ>>続きを読む
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前半のフランスの田舎町の長閑な雰囲気が、中盤からはガラリと変わりサスペンススリラーの様相を呈して来る。滴り落ちて来る鮮血が崖下にいる少女の頬を伝わるシーン、犯人に追われるヒロインの影が壁に大きく浮かび>>続きを読む
ヤクザがカラオケ上達の為に、市の合唱コンクールで指導者をスカウトするという発想が面白い。真面目そうな中学生と黒服ヤクザがカラオケ店に入ったら店員から怪しまれそうだけど?ところで意外や意外、ヤクザの狂児>>続きを読む
原題『未来の太陽』が何故この邦題に? それはさておき、映画制作って一筋縄では行かないことがよく分かる。妥協を許さず拘りが強過ぎる監督の場合は余計に。俳優が指示に従わずアドリブで演技したり、女優の履くミ>>続きを読む
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郊外の瀟洒なシャトーに母親と住むピエール。何不自由ない生活と新進作家としての成功、そして美しい婚約者リュシーとの式も決まり……これ以上の幸せある?っていう位幸せなのに、ストーカーの様に彼に執拗に付きま>>続きを読む
初レオス・カラックス作品。苦手だという先入観で今まで敬遠して来たが、今や配信では観られない、ということで映画館へと。ストーリーよりも映像や詩のような台詞を堪能する作品なのか……。
カラックスの当時の恋>>続きを読む
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私生活も仕事も八方塞がりのタクシー運転手シャルル。無愛想で不機嫌さを隠さない。介護施設入居の為に乗ってきた92歳のマドレーヌ。重苦しい空気を打ち破るかの様に、茶目っ気たっぷりに話しかける。そして何と若>>続きを読む
誰しも大なり小なり生き辛さを抱えていると思う。取り敢えず身に付いた社会性で何とか取り繕って生きているが……。でも生き辛さや孤独は感じていても、同じ趣味を語り、分かち合える人間に出会えれば人生の質は格段>>続きを読む