macoさんの映画レビュー・感想・評価 - 103ページ目

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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

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もう今さらべつの生き方はできない、という感じ、わかるな。滅びゆく男たちの映画なのに、なぜか明るい印象のがある。ラストのカットが潔いのと、ふたりのキャラクター、あの自転車のシーンなんかがあるからかな。

サヨナライツカ(2009年製作の映画)

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こういう永遠の女系の映画を観ると思うのだけれど、永遠の女になれるのはいつも奔放な女で、日常を耐える力のある女はたいてい軽んじられる。でも日常が単調なのは女のせいではないし、奔放な女が忘れられなくなるの>>続きを読む

ケープタウン(2013年製作の映画)

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国の制度が変わっても、人の意識まで簡単に変わるわけではない。差別主義の国、親のもとで育った子どもが、なにかしら影響を受けないわけはないのだから。事を荒だてずに平和な社会が実現するのなら、どんなにいいか>>続きを読む

ダイバージェント(2013年製作の映画)

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全体的に面白かった。自分の道は自分で切り拓く主人公の姿勢もよかった。ただ社会の構造を壊す話なのかな、と思っていたのでラストはちょっと消化不良だった。シリーズものだったんだな。

パリより愛をこめて(2010年製作の映画)

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トラボルタがすべてをかっさらっていくトラボルタ映画。このスタイルもけっこう似あっている。

バイオハザード(2002年製作の映画)

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初めて観たときは、都合のいい記憶喪失とラストの思わせぶりな感じがあまり好きになれなかった。でも何度も観るうちに、閉鎖空間と人工知能の使い方や、テンポの良さ、ミラの美しさと赤いドレスでのアクションなど、>>続きを読む

悪の花園(1954年製作の映画)

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勝気で金が大事な女だとわかっていても、男は美人の盾になってしまうものだ。西部劇ならなおさら。

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

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日本映画でロードムービーといえばやっぱりこれ。世代の違いや境遇の違いを感じさせる3人はそれぞれダメなところもあり、素敵なところもあり、人間くさい。夕張のイメージを引き上げてくれた映画。

DEMON デーモン(2015年製作の映画)

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問題は街で恐れられているらしい男があまり怖くないことだと思う。災難は突然降りかかってくる。

青い山脈(1963年製作の映画)

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歌が有名で、たしか母が青春時代に観たと言っていた気がするが、吉永小百合版だったのかは知らない。時代の空気を感じられてなかなか楽しい。いつの時代も若者は新しい価値観に飛びこもうとしてるんだな、と思う。嫌>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

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ボクシング映画としてはダウンを奪ってスカッと勝利するのが正解なんだろうけれど、これは主人公が妻を亡くして成長する映画なので、これでいいのではないか。自分を大切にすることは、周りの人を大切にすることでも>>続きを読む

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(1993年製作の映画)

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ブロリーって誰なん、と思って。ドラゴンボールの映画ってこんなにたくさんあったんだな、と驚いている。今の感覚からすると短くて物足りないけれど、子どもには1時間くらいがちょうど集中できる時間なんだろうな。

好きだ、(2005年製作の映画)

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とても独特な、長回しの多用された映画。河川敷のシーンは初々しさがリアルに感じられてよかった。ただそのリアルさと、ラストの展開の唐突さがあまり合わないかなと思った。しかし宮崎あおいが成長したら永作博美に>>続きを読む

カケラ(2009年製作の映画)

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好きなものも食べすぎれば。満島ひかりのトイレのシーンがやけに多い。生理とか、わりと生々しい女性が描かれている気がする。

旅情(1955年製作の映画)

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ヴェネツィアにいったときに存在を知った映画。ロケ地もまた主要登場人物だ。別れれば永遠になるという感覚、ある程度の年齢になってようやく理解できる気がする。日常はくすんでいく。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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少女の、少女であるがゆえの絶望というのは、少年にとっては永遠に理解できないものだろう。理解できないからこそ魅力的で、儚い。スパイダーマンのときはまったく魅力がわからなかったキルスティン・ダンストが際だ>>続きを読む

SAFE セイフ(2012年製作の映画)

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なんとなく、おじさんが行きずりの子どもを助けるという設定だけでいい映画のような気がしてしまう。単純すぎる。ブルース・ウィルスにも似たような映画があったけれど、こちらの方がアクション感が強い。

家族(1970年製作の映画)

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ひとつの時代と家族のあり方を見事に写しとったロードムービー。北海道出身者から正直に言わせてもらえば、北の開拓と酪農はたどり着いたユートピアとはととも言えなくて、到着してからの苦労のほうが多かっただろう>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

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当時あれだけヒットしていながら、どういう映画かまったく知らず、素直に感動と驚きを味わえたという幸福な思い出がある映画。中盤まで少年が本当にただ心を病んでいるだけなのでは、とも思えるようにきちんと作って>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

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アフガン。どんな戦争にも理不尽さがあって、ランボーはそのなかにまっすぐ飛びこんでいく。

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

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前回はなんだかぼんやり観ていたのか、フェリックスがけっこう活躍したことにびっくりしてしまった。レトロな世界観にわりと複雑なストーリーがからんでくる。このレトロさが良さでもあったので、オンラインが少し心>>続きを読む

コン・エアー(1997年製作の映画)

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運が悪すぎる男にニコラス・ケイジがぴったり。閉じられた空間で孤軍奮闘するダイハード的展開が個人的に大好きなので、昔から好きな映画。ネジがはずれたマルコビッチもいい。

カンパニー・メン(2010年製作の映画)

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お金を稼ぐということをバカにしてはいけない。全然人ごとじゃないし、希望ばかりでもない映画だけれど、家族がいて、仕事に疲れた人ならみんなに刺さる映画。

いつか眠りにつく前に(2007年製作の映画)

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女たちの人生の映画。一番好きな人と結婚しなくても、夢が叶わなくても、後悔やつらい日々があっても、人生が間違いというわけではない。死を間近にむかえた老女から、これから多くの選択にせまられる若い女性たちへ>>続きを読む

ペイバック(1999年製作の映画)

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ジェイソン・ステイサムの「パーカー」とかと同じ悪党パーカーシリーズが原作。クールな仕事人、という感じの主人公がかっこいい。そりゃ女にももてる。

ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年製作の映画)

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あまりない設定で、展開も読めず面白かった。キリスト教に造詣が深くないので、主人公がどんどん悪魔的な容貌になっていくことと、恋人の十字架の力との関係がいまいち腑に落ちなかった。ハリーポッターがあれだけヒ>>続きを読む

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

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アームレスリングの肉体美と親子愛の人情ものがよいバランス。要素をそぎ落として単純でわかりやすくしているのがよいと思う。

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

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70年代の超大作。人を殺さないと言いながら追いつめられて死んでいく犯人たちは、青春映画のようだなと感じた。健さんがこういうとがった役をやっているイメージがあまりなかったので、初めて観たときは新鮮だった>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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頰がしゅっとこけ、瞬きをしない。不健康そうな顔色のジェイク・ギレンホールが演技をしているように見えなくてすごい。嫌悪感と疾走感。

遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

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ゆっくりとした空気感とか、家族じゃなくても気にかけあう雰囲気とか、北海道の田舎というロケーションが活かされている。「黄色いハンカチ」よりは知名度がないけれど、あれが好きならこれも間違いない。ラストの電>>続きを読む

バースデーカード(2016年製作の映画)

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最後の手紙を受けとってからも映画の尺がけっこう余っていて、どうするのだろうと思っていたら、なるほど。とても素敵な家族だった。

キング・コング(1933年製作の映画)

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1930年代にこんな映画を撮ろうと思ったことがすごいな、と感心する。当時の観客は大興奮だっただろうな。今のイメージとは違い、キングコングはかなり凶暴な怪物だ。全体の筋は最近のリメイク作とほぼ同じで驚い>>続きを読む

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

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犯罪を犯した人たちはそれなりの犠牲を払う。ただ主人公は保身のために医者としての立場を利用するし、最後は間違った診断を下しているし、今後彼がなにくわぬ顔で医者を続けていっていいのかなと思ってしまう。全体>>続きを読む

ヘルレイザー3(1992年製作の映画)

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冒頭の像がとても気持ち悪い。善悪の対峙みたいな構図で、わかりやすかった。

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

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恋愛と戦争は生と死の象徴のようで、たがいに理不尽なものでもあり、とても相性がいいと思う。個人情報を排してまるで都市と都市の記憶がぶつかり合うかのような印象を覚えた。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

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ジャン・ギャバンの渋さときたら。印象的な切なさのあるラスト。