macoさんの映画レビュー・感想・評価 - 102ページ目

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初恋(2006年製作の映画)

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外見が明らかに若い女の子な宮崎あおいが三億円事件の実行犯というのはかなり無理がある。そこを含め、彼らの体制への不満があまりリアルに感じられなかった。あがきながら若い命を散らしていく彼らのあり方は、時代>>続きを読む

HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年製作の映画)

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どうやら予算がかなりアップしたらしく、豪華なCGで有名映画のパロディを入れてくる。主人公が大学生になって落ちついたのか、変態っぷりはわりとマイルドになっている。ヤスケンがまさかの別の役で再登場したので>>続きを読む

くるみ割り人形(1979年製作の映画)

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夢ごこちな世界観、レトロながら可愛い人形たち、とても素敵な作品だった。くるみ割り人形のベースの話をまったく知らないと今さらながら気づかされた。

ハイキュー!! コンセプトの戦い(2017年製作の映画)

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3期の総集編。対白鳥沢。個の強さとチームワークの戦いって言われると、なんだかスラムダンクの山王戦を思い出してしまう。牛若くんがラスボス感たっぷりだったので、全国大会が心配。

ハイキュー!! 才能とセンス(2017年製作の映画)

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2期の総集編。合宿と青葉城西との戦い。部活って、3年間というタイムリミットがあるから切実で、プロスポーツより人気があったりするんだろうな。ここまでくると敵も応援したくなり、ラストは切ない。

ハイキュー!! 勝者と敗者(2015年製作の映画)

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まとめてしまうと及川さんのお茶目さよりブラックな怖さが際立つな、と思った。

ハイキュー!! 終わりと始まり(2015年製作の映画)

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よくまとまっていると思ったけれど、アニメをちゃんと見ていたからだろうか。速攻のスピード感とか、コート上の駆引き、視線の動きなど、奇をてらわないスポーツのわくわく感がつまったいいアニメ。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

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色彩の鮮やかさとスピード感で、つらいはずの話がコメディになり、不幸なはずの人生が幸福になる。外部から見ただけで人間の人生を図ることはできないんだな。

ブロンソン(2008年製作の映画)

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全然理解不能の暴力衝動を持つ男が、自分で自分を語ろうとするので、よけいわけがわからない。人間のエネルギーが、自分自身を健全に生かすのとは違う方向へ発揮するとき、生命って不思議すぎると思う。

ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵(2011年製作の映画)

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ベルセルクって名前しか知らない、という状態でこの黄金時代編を観て、やられた思い出がある。絵がきれいなのと、青春ものの要素もあるので、クセのあるストーリーも観やすいのではないか。

シンデレラⅡ(2001年製作の映画)

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3話のオムニバス。 その後の城の生活、ネズミが人間に、姉の恋。3と話がつながっていない気もするけれど、短編は好き。有名なディズニー映画って、けっこう続編映画やアニメが存在してるんだな。

武士の献立(2013年製作の映画)

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家族のない人が自分の力で家族を得る、みたいな話にめっぽう弱い。無条件で泣く。お家騒動の話が主体になってしまっているので、肝心の料理の魅力がもっと見られたらよかったかも。

探偵ミタライの事件簿 星籠の海(2016年製作の映画)

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御手洗ファンなのでいちおう観た。御手洗シリーズにはもっと傑作も映像化しやすい作品もあると思うのだけれど、どうしてこの話にしたのだろう。せっかくの映画なのに石岡くんが出てこないことなど、探偵が氾濫する今>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

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事前知識もなく宣伝文句も知らずに観たので、素直に驚いた。アルツハイマーは若いころの記憶ほど覚えているというイメージがあるので、奥さんを覚えている主人公がそんなに大切な記憶を失うだろうか、という疑問はあ>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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今さらだけどこの映画が好きな理由は①長大な原作があるのに、深いテーマはそのまま、映画の時間内で見事にまとまったストーリーに仕上げてあること②久石譲の作品でナウシカのオープニングが一番見事に映画の世界観>>続きを読む

劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(2016年製作の映画)

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宣伝文句ほどの壮大な感じはなかったけれど、お兄様はさすがです。

カラスの親指(2012年製作の映画)

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いろいろと伏線がはられた複雑な話なので仕方ない点もあるけれど、さすがに長すぎる。こういうどんでん返しものにはテンポを求めてしまう。とはいってもストーリーは面白く、疑似家族がそれぞれ幸せな未来を見つけら>>続きを読む

フォー・クリスマス(2008年製作の映画)

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ハリウッドのブラックコメディは日本ではあまりヒットしない気がする。お国柄で、日本人には笑いにくいのだろう。実際前半はこんな家族のところには帰らなくて正解、という展開で観ていてつらかった。子どもはいらな>>続きを読む

クリスティーン(1983年製作の映画)

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キングは好きだけど原作は読んでいない。なので改変が激しいらしいこの映画も素直に楽しめる。これは悪女もののホラーと言っていい。クリスティーンを女の車にしたことで、彼女がどんなに怖くてもなぜか魅力的に見え>>続きを読む

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

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ファンタジー好きなのに、存在すら知らなかった映画。とてもよかった。今見るとレトロな人形たちがとてもダークで可愛い。デヴィッド・ボウイの魔王は色っぽくて切なくて、とても魅力的だ。ラストに彼もいてくれれば>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

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この映画が好きなのは、主人公ふたりが人生に傷ついてかなりエキセントリックな行動をとるなか、周りの家族や友人もけっこういっぱいいっぱいで、負けず劣らずダメなところがあるところ。主人公たちだけが特別なわけ>>続きを読む

不機嫌なママにメルシィ!(2013年製作の映画)

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最初は一人二役の映画だ、と思って観始めたのだけれど、だんだん気にならなくなる。人間を分類するいろいろな名前があるけれど、意外とあいまいで自分にすらよくわからない領域ってあるんだろうな。

紙の月(2014年製作の映画)

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宮沢りえの美しさは劇中でも指摘されている。美しいけれど、彼女はそれを活かして上手く立ちまわることを良しとできない、真面目な人だ。それが髪型にも現れている。でもどんなに真面目に仕事をしても、男から見れば>>続きを読む

愛の監獄(2015年製作の映画)

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アデルの危うい若さみたいな雰囲気が私はけっこう好き。ラストの解釈を誰かに聞いてみたい気はする。

洋菓子店コアンドル(2010年製作の映画)

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江口洋介を立ち直らせるほどの魅力が蒼井優の役にあるのかは、ちょっと疑問な気もしたけれど。どん底から立ち直っていく人たちと、美味しいケーキの映画。

東京家族(2012年製作の映画)

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「東京物語」へのオマージュ作品で何度も観ているはずなのだけれど、「家族はつらいよ」と役者がかぶりすぎていて、あれコメディだっけ、と戸惑ってしまった。日々の生活にいそがしい子どもたちと田舎から出てきた両>>続きを読む

SEXテープ(2014年製作の映画)

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キャメロンの安定のコメディエンヌぶりで、下品に笑える。思ったよりも平和なところに着地するので安心して観ていいと思う。ジャック・ブラックがゲストで出てきてけっこういいことを言う。

秘密(1999年製作の映画)

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原作を読んだときは、ラストに直子がそうとうな役者だということが判明し、それが直子のキャラクターにはそぐわない気がして少し不満が残った。自分も年を重ねて、未来のある妻への嫉妬の気持ちなどは以前より理解で>>続きを読む

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

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ヤスケンの正しい使い方をした映画。鍛えあげられた鈴木亮平さんの体の前に、ゆるゆるで登場する変態っぷり。変態であればあるほど強いなどという決まりはないというくだりが大好き。

てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜(2010年製作の映画)

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今はよく知られるようになったサンゴ再生の取り組みも、環境問題に理解がなかった時代には困難が多かったのだろう。素朴な方言がよく合う映画。

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

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思っていたよりも楽しんでしまった。歌舞伎町のラブホテルで1日のうちに起こる男女の悲喜こもごも。1日の出来事とは思えないほど濃厚な夜なのだけれど、舞台がラブホテルでもあるので、欲望が生々しく、かつどこか>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

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なぜか後半の夫が訪ねてくるくだりをまったく覚えていなかった。この映画で本当に印象に残るのは、夫を待つ生活に疲れ、白髪とくたびれた体でロシアへ出むいたソフィア・ローレンの前に現れたロシア女性が、若く、美>>続きを読む

ニューヨーク、アイラブユー(2008年製作の映画)

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かなり短い話をつなげたりつなげなかったりしたオムニバス映画、という感じ。ニューヨークの街の雰囲気と、いろいろな人生の端っこを感じることができる。短編小説が好きならいいと思う。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

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1.2に比べると評価されない3だけれど、あらためて観ると十分面白い。過去の罪、偉大な父親の影、子世代への思い。非情でありながら不器用なマイケルは幸せにはなれないけれど、観客の心をえぐる力はある。1の父>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

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ハリウッドリメイクが成功することもある、という映画。侍よりもわかりやすく、エンターテイメント感は増した気がする。ユルたちが子どもに農民の生活を讃える場面が好き。

冬の猿(1962年製作の映画)

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人生に終わりが見えて、もう楽しいことは何もないかもしれないと思ったときに、もう一度観たい映画。年の離れた友情ものには名作が多い気がする。