バカバカしい。でも嫌いになれない。日本人特有のkissという名の元に行うタンポポごっこのオフショットが1番笑えた。せっかくの松崎しげるのシャウトもっと使えよ、とか言い出すときりがない。
アンソニー・ホプキンスの怪演に目が離せない。不穏な音も効果的。後半もっと崩壊していく結末を予測していたのでやや物足りなさは感じた。
最初は「このテンションで3時間は疲れそうだなぁ…」と思ったけど全くの杞憂に過ぎなかった。あっという間だった。公開当時観た人から会う度に「RRRに出てた?」と言われていたので、どの役の人やろう?と思いな>>続きを読む
ガーリー映画だと思っていたけど、少年の映画だった。理解できずわけのわからないまま女の子を追いかけ続ける永遠の少年。と、こんなおじさんが言ってるのが痛々しくてキモすぎるけど仕方ない。某レンタルショップで>>続きを読む
"アットホームな職場です!"と謳っている求人広告みたいなジャケ写とは随分印象の違う内容。闇の中で光を手繰り、目に見えないものを掴み取ろうとする群像劇。中盤、みんなの雨と涙のシーンなんて秀逸。原作読んで>>続きを読む
子どもにせがまれGWに吹替で。マインクラフトのゲームについては子どもがやっているのを横目に見ていた程度の知識しかないが、退屈はせずそれなりに楽しめた。現実世界では日の目を見なかった各々の能力がマイクラ>>続きを読む
ニック・ケイヴというより、バンドとしてのthe birthday partyが好きな人には嬉しい内容なのかも。ドラッグでのエピソードやパフォーマンスの部分が大半を占め、音的な面はさらっと触れる程度の印>>続きを読む
表情で語り言葉無く対話していくが…。なんとも絶妙な終わり方。社会の暗部を映しながらも品を感じた。長閑な風景と音楽が美しい。
言葉ではなく音楽と表情で語られるも、恋に至る機微が掴めず唐突に感じてしまった。差し込む光が印象的で美しくも切ないが、やっぱりちょっとキモい。
年度末までのムビチケが勿体ない!と最終日にニコラス・ケイジ出てるならこれにしよ、と軽い気持ちでギリギリすべりこみレイトショー。画も音もなかなかスタイリッシュではあったが、特に目新しさは無く、あぁこれな>>続きを読む
美しきバラライカの調べが誘うスケールの大きなパノラマ大作。世界大戦、ロシア革命が軸にあるがそう重たくはない。ユーリよりコマロフスキーの方に惹かれるし、ラーラよりトーニャの方が圧倒的に健気で美しいと思う>>続きを読む
家族って変な集団だな、と改めて感じた。自分自身、家族(両親)と向き合う事から逃げ続けている。生涯を終える時、全て正しい選択をして悔いのない人生だったと思える人がどれだけいるだろう。自分にその自信は全く>>続きを読む
今見ると当たり前やけど子どもの頃に見たのとは随分違う印象。全部がここにある。
千夜一夜物語よりややコンパクトになった分さらに煮詰めたようなヘンテコさがいい。なんとも歪な冒頭部なんてもう気持ち悪い程。オマージュ?引用?パロディ?ゲスト!?もてんこ盛り。内容は…時代だなぁ。
豪華声優陣のべらんめえなアラビアンナイト。ちょっと長いので中弛みは否めないが、色んな表現で楽しめた。特にやっぱり女護ヶ島。テーマ曲はチャリー・コーセイ!
自分自身の気分も沈んでる状態で見始めたので最初はしまった!と思ったものの、音楽のよさでなんとか見進めたが、唐突な自己犠牲に重なる主題歌で興醒め。てぐす工場から銀河ステーション、火山局までの道中はワクワ>>続きを読む
プロレスにもSMにも地下アイドルにもロマンポルノにも知識は無く、あまり興味を持った事も無いが、白石監督作ということで見てみた。変態プログレ紳士高嶋兄が本人役で出演するモキュメンタリー。それなりに楽しめ>>続きを読む
ガーファンクルかわいいな、でも不憫だな…と見進める内に気付けばジャック・ニコルソンを中心に狂っていく様に自分が男であることが嫌になる。ラストの顔の業の深さは、最早免罪符。
サスペンス色が濃く、サイコスリラーな3作目。考察しがいのある内容で楽しめたが完結編として考えると不完全燃焼な印象は否めない。純粋なヒーローではない濱マイク。救済とは?
カラーになった2作目。モノクロの1作目よりも通俗的でやや陳腐な印象だが美術は好い。
懐かしいなぁ…と思いながら内容は覚えてなかった。思った以上にハードボイルド。モノクロが映えるキメキメでかっこいい画。当時永瀬正敏のCDも買った。ドラマ版も夢中で見た。あと2作も楽しみ。
嗚呼ダンディズム。音楽は井上堯之。泣き笑いの主題歌も好い。ラストがあっけないのも好い。もっと見ていたかったと思わされる。また見よう。
冒頭からドノヴァンの優しい歌。誰がジョイを責められようか。みんなダメな男、そんな男達への依存。強かではあるが賢いとは思えない。あんなかわいいジョニーもいつか泥棒稼業に身をやつすのかと思うとやるせないな>>続きを読む
思った以上に暗い展開で邦題への違和感を覚えながら見進めるがラストシーンではまぁ納得。フーシに幸あれ!
宣材と全然違う⋯。KONTAにはどこかトレンディにはなり得ない狂気を感じる。バービーボーイズの小ネタは嬉しかった。何気にキャスト豪華。
かなりマイルドにすればクレヨンしんちゃんにも⋯?と、改めて見ると感じたりした。曲が好い。
劇伴も無く不安定ながらもリアルな画。
バッファロー'66を思い出しもしたが、もっと色がない。ワンダ、幸せになってほしいな⋯。
物語の始まりの主人公達と同じ小学4年生の娘を連れて。父は終始胸が軋み半泣きであったがそれを隠し通し、食事に入ったレストランで娘に「映画どうやった?」と聞くと「うーん⋯よくわからんかった」と言いながらも>>続きを読む
exodus前後に焦点をあてた感じで、充実期ではあるがちょっと駆け足でさらっとした印象は拭えない。が、逆に映画的カタルシスが控え目な分、曲の強さはより感じられた気がする。政治的な面の説明も少なく、音楽>>続きを読む
デニス・ホッパーの片腕だった男による想い出巡りの回想録。個人的には白昼の幻想とブルーベルベットの印象が強い。ラストムービーとアウト・オブ・ブルーは見てないので見たい。
悪いことしてる風の人が誰一人悪そうに見えない。むしろかわいい。ストーリーはあまりピンと来なかったが、画は印象的。じいちゃん登場する度嬉しくなる。中森明菜とケンタッキー。80's台湾。
わからないし、わかるようになりたいとも思えない。わかりそうな糸口はあれど、そこから辿って考えることもしたくない。これ以上時間も労力もかけたくない!と考察を拒否。そんなイヤな映画だった。
"変な映画"と聞いて想像する派手さはなく地味ではあるがめちゃくちゃ変な映画だった。妙に余韻が残りそれがまたやけに心地好い。
二十歳の頃にDONOVANを好きになり、そこから追っていく中で"日本のDONOVAN"!?と、初めて能動的に加藤和彦氏の音楽に触れた。亡くなった報せを受けたのは当時働いていた葬儀場での仕事を終えた帰り>>続きを読む
天才と呼ばれながらも素行の悪さで大成することはなく、知る人ぞ知る存在となった伝説のギタリストの人生を、当時を知る人々の証言を交えて再現、映画化した、という体。ギターを持ったザンパノと呼べなくもないラス>>続きを読む