キャプテンパニックさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ワンダーウォール(1968年製作の映画)

3.2

あの頃みんなこの映画(或いはスローガン)のポスターを部屋に貼ってたよなぁ⋯。

屋根裏の巳已己(2020年製作の映画)

3.8

音響効果もありホラー的な演出だがホラーとは呼び難い歪な作品。夏の陽炎に揺れる面影を追う白昼夢。どこかフィッシュマンズを思い出したり、ボーズ・オブ・カナダ聴きたくなったり。今の時期に見るのにちょうど好い>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.6

実はちゃんと見たことなかった。自由とはなんぞや。ジャック・ニコルソンとLSDのシーンが好い。

KUSO(2017年製作の映画)

4.0

KUSO…糞!思っていた以上に汚物塗れ。強烈なビジュアルの連続。が、不思議と不快感はあまり感じずに見れたし笑えた。残雪の小説「黄泥街」を思い出した。ジョージ・クリントンの使い方がヤバい。フライング・ロ>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.2

悲しみを内包した愛しさ、かけがえのない家族の再生、あたたかいラストで好い好い。

六本木バナナ・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.4

いい時代⋯なのか?当然ながらみんな若い。清水宏次朗の曲今まであまり聴いてこなかったけど聴いてみよう!と思った。

奇術師ジミー 呪いのマスク(2011年製作の映画)

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なんでclipしてたのかと考えながら見始めたらリン・ローリィが出て来たのでそういうことか…と納得。なのでリン・ローリィの出番が終わってからは集中出来ずラストは寝てしまった。が、悔しくもないし見直そうと>>続きを読む

拳銃は俺のパスポート(1967年製作の映画)

3.6

若干展開が地味ではあるが、画は洒落てるし徹底したダンディズムは笑ってしまうほど。そうしたシーンで必ず流れるテーマ曲も渋い。宍戸錠が田島貴男或いは関根勤に見えることしばしば。しかし出会った頃の妻の唯一の>>続きを読む

ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.4

なんといってもユル・ブリンナーの顔が好い。楳図かずお「漂流教室」の"天国"を思い出したが、こちらが先か?音楽も好かった。ドラマ版も見ようかと思う。

はなればなれに(1964年製作の映画)

3.6

沈黙とダンス。あぁこれか…と。劇場で
見れて好かった。しかし愚かだな男も女も。

俺の故郷は大西部(ウェスタン)(1960年製作の映画)

3.4

設定のわりにイマイチ盛り上がりに欠けるが、1時間ちょっとと短いし気軽に見れる。

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

3.6

マリアンヌ・フェイスフルとアラン・ドロン。The Girl On A Motorcycleという英題が表している通りほぼバイクに乗っての独白と回想で綴られる60'sサイケな不倫劇。ノイジーな劇伴が好い>>続きを読む

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.2

中学生の時友達数人でVHSレンタルして見たのこれだったかな?と確認しに劇場へ。亀と猿のシーンに見覚えがあったのでたぶんあたり。お昼ごはん食べながら見て気持ち悪くなったよなぁ…と懐かしみました。

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

4.2

性の喜びおじさん!と思ってしまった(ピッポ・カンパニーニ)。緑を基調とした豊かな色彩と奥行のある構図がなんとも美しい不条理ミステリー。繰り返しまた見たい。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.0

IMAXで見た。よくある生い立ちから時系列に辿るようなドキュメンタリーではなく代わる代わる映される本人の映像と本人の声のみで構成されるイメージフィルムといった趣き。説明的な面は無く、デヴィッド・ボウイ>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.6

デヴィッド・ボウイを見るつもりだったのにニコラス・ケイジを見た。ずっとニコラス・ケイジだった。今度娘とパディントン2見ようと思う。

あ、春(1998年製作の映画)

4.2

あ、春。いいタイトル。今年は花粉症がすでにツラいが。今のこの年齢、人生における今この時期に見てちょうどよかったんじゃないか。親から子、子から親。女性は強い。男はただ泣き笑い。

失楽園(1997年製作の映画)

3.0

話題になっていた当時は「きしょ!」って思っていた中学生。今見てもさほど印象変わらず。なんせ暗い。いよいよ家を出て行く時の役所広司はとても好かった。

バチアタリ暴力人間(2010年製作の映画)

3.4

もう少し凄みのある狂気が見たかったが、監督が楽しんでる様子が微笑ましくもあり、それなりに楽しめた。

マーターズ(2007年製作の映画)

4.0

冒頭からキツい描写でクライマックスのように飛ばしまくるのでどう展開するのか心配するも全くの杞憂だった。予期せぬ展開が続き最早単なるホラーとは呼べないような内容になってきたと思えば唐突に置き去りにされる>>続きを読む

埋もれ木(2005年製作の映画)

4.0

一体何を見たのかわからなくなるようなとりとめもなくうまく説明出来ない不思議な感覚。何も起こらないようで色々な事が起こってる、どこにでもありそうな田舎町のどこにもないような風景。時に書き割りのようでもあ>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.8

わかっていても思わずビクッと力の入るジャンプスケアの連続に疲れるが、よく出来ているし趣味悪くて見応えあった。

黒い下着の女 雷魚(1997年製作の映画)

3.6

静かな狂気。気色悪さとなんとも言えない後味。ロケーションが好い。

乾いた湖(1960年製作の映画)

3.8

和田誠によるタイトルが格好良い。炎加世子目当てに篠田正浩×寺山修司で"夕日に赤い俺の顔"の路線を期待したがちと違った。発狂するボクサーが出てきてから俄然おもしろくなるが結局はからっぽの青春。安保闘争、>>続きを読む

EAST MEETS WEST(1995年製作の映画)

3.4

時代劇+西部劇、チャンバラウエスタン!?として期待するアクションは控えめで竹中直人に起因するコメディ要素が強かった。全体的に緊張感に乏しく間延びした印象を受けてしまった。もっとおもしろくなりそうなのに>>続きを読む

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.8

萩原健一VS木村一八・荻野目慶子そこに原田芳雄!銃撃に爆発、ド派手なカーチェイスのノンストップアクション!千葉真一はもちろん、石橋蓮司とその妻役の樹木希林、"武器を売る靴職人"安岡力也等端役も含めみん>>続きを読む

邪願霊(1988年製作の映画)

3.5

ジャケ写では竹中直人が全面的に出てくる印象を持つが、ちょっとしか出てこないフェイクドキュメンタリーな作りのホラー。粗さが好い。同じウォークマン持ってた!としみじみする場面もあり、それなりに楽しめた。

聖女伝説(1985年製作の映画)

3.4

郷ひろみ主演。バイオレンスな怖い郷ひろみ。なんとなく郷ひろみには笑っていてほしい。無駄に?フランスロケあり、音楽もフランシス・レイ。