いろんなもの失って、ドロドロにのたうち回った末の、坊さんのライブ。へたくそなライブ。ライブなんてこのくらいカッコ悪いくらいが、純度が高い。
ライブを見守るともさかりえの表情、なんていい顔するんだよ!>>続きを読む
普段は変な映画ばかり好んで観ているが、タイタニックだって素直に好きだ。
タイタニック号が沈んだ1912年、当時まだ無名だった「ピカソとかいう画家」の、しかし充分に革新的だった作品を買い付けて船に乗り>>続きを読む
ビートルズは62年にデビューして70年に解散して、その後ジョン・レノンがイマジンを出したのが71年だから、それとほぼ同時期にスピルバーグはこの『激突!』を撮った。
ビートルズやジョン・レノンなんて今>>続きを読む
斬新でクセがあり、初めは誰もが「こんなの飲めるか!」と思ったコカ・コーラは、今や世界中の定番。
園子温の『TokyoTrive』は、台詞はほぼラップバトル、ストーリーはギャングたちの殺し合い。そして>>続きを読む
知り合った女の子がヤクザの娘で、ある日事務所に呼ばれて殺されかけたというのは、監督の実体験だったはずだが、そんなエピソードに全く似つかわしくない星野源が、しかし見事にそんな役柄にハマっている。
星野>>続きを読む
忘れられない生涯の一本に違いない。
映画の中盤、アンディが放送室でレコードのボリュームをいっぱいにし、刑務所の構内にモーツァルトのフィガロの結婚が鳴り渡るシーン。
『俺はこれが何の歌か知らない
知>>続きを読む
メジャーからアンダーグラウンドにコミットした映画で、長澤まさみや森山未來の安定した看板の一方で、劇中ミュージシャンとして登場するメンツはかなりディープ。N´夙川ボーイズや女王蜂etc.!!
アングラ>>続きを読む
満島ひかりの演技や、宗教を扱った挑戦的なテーマ、4時間を飽きさせずに見せる画力などは言わずもがな、ゆらゆら帝国の「空洞です」を信者たちがでアカペラで歌うシーン!!狂ってる。もうみんなソフトに死んでいる>>続きを読む
想像及ばない国の、普通の人々の生活(と、そこにあるドラマ)を垣間見れるような、こんな映画が好き。
世界地図の大部分の場所は、まだまだ発見されていない魅力に溢れてるんだろうなと思う。
洋楽と言ったっ>>続きを読む
マイベストかもしれない。
不器用だからバンドやるんだよ!
ラストの演奏シーンは、きっと歴史には残らないだろう名演(失礼)
何度観ても泣けるよ。
ロドリゲスの映画はどれも「映画観た!」って感じにさせてくれるので大好きだ。
切り株(人体切断面)って、ギターでいう速弾き&チョーキングやりまくりみたいなことだと思うのだが、そういうバンドはたまに聴く>>続きを読む
発想がとんでもないね。
100年以上前の映画にすげーなと感じながらも、何より今でも普通に楽しんで観れることに脱帽。
ブラインド・ボーイ・フラーのブルース聴いたら、ポップスとして普通に良かった、みた>>続きを読む
まえだまえだの二人が良い役者で、岸田繁(くるり)の音楽がとても印象的。日本版スタンドバイミーで、何度も見返すだろうお気に入りの一本に入りました。
父親(オダギリジョー)の売れないバンド活動を応援して>>続きを読む
今日まで育てた子か、取り違えられた実の子か。子を持つ親としては胸が裂かれる思いでその二者択一に感情移入。
しかし映画は終盤、どちらの子の父になるのか――を題材にしながら、福山雅治の父親として成長する>>続きを読む
ソ連出身のアンビエント音楽家uku_kuutを知ったのと同時期に観賞したこともあり、ソ連ってなんかあるなと思った一本。
手放しで面白かったと言ったら嘘になる(だってだいぶ変だもん!)でも忘れられない>>続きを読む
3部作と知らずに観たが、単体でも充分に楽しめる。これまでに何度観たか分からないヘビロテ作品。いつも発作的に観たくなる。
編集のカットアップが画面に緊張感を生み出し、主題歌ジョニー・サンダースが渋く気>>続きを読む
山崎ナオコーラの小説も好きだけど、原作からちゃんと独立して映画として良かった。全体のトーンが心地よくて、何回も観たくなる。
ラジオから流れる挿入歌(ANGEL/武田カオリ)が、 この映画のトーンを決>>続きを読む
描かれているのは、何も特別なことのない普通のワタシなのに、何か足りないワタシ。足りないカケラを埋めるために、必死に手を延ばすも、つかみ合えない不器用な二人。観ていて切なく愛しくなる。ア゛ァーー!って、>>続きを読む
初めてこの映画を観たときの感動はすさまじい、ありえない、こんな監督まともじゃないと思わずにはいられない。メイキング映像に出てくる監督は、確かにまともじゃない。
棒読み台詞の中毒性のある演出で描かれた>>続きを読む