3104さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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デススポーツ(1978年製作の映画)

2.1

(特に前半の)支離滅裂な筋やセリフ回しはこれぞB級映画といった趣き。翻訳が間違っているのかと思うくらい。音楽のクレジットで「ギター:ジェリー・ガルシア」とあったが同姓同名?そもそも前編しつこい程にシン>>続きを読む

禁断の惑星エグザビア(1982年製作の映画)

2.9

わりとまともに楽しめた。82年の作品だけど70年代末(「SW」や「エイリアン」の頃)のテイストがするのはB級であるがゆえのご愛嬌(翌83年の「スペース・レイダース」も同じLate70'sテイスト)。サ>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

実話がベースだけに予想できる結末、またアメリカ側から描いたステロタイプの人物像などのアラはあるものの、テンポとテンションを保ったままの満足な約2時間。選曲もよろし。ところでラストに一瞬出ているのはあの>>続きを読む

1+1=11(イチタスイチハイチイチ)(2012年製作の映画)

3.1

女性陣が皆かわいかった。この監督の作品に共通する「通奏低音」のようなものがこの映画にも流れていた。このサイズでもいいし、もう少し長いサイズでも観たかった。しかし客の入りが悪かったのが残念・・。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.7

3作目にしてようやく、上映中に話をする客に遭遇せず“普通に”作品を観ることができました。何よりそれが嬉しい。

THE BEATLES/マジカル・ミステリー・ツアー(1967年製作の映画)

2.2

10代の時以来ひさびさに観た。あー・・こんな映画だったなぁそういえば。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.6

絵的な“綺麗さ”を優先させるのは悪くないと思うが全体的にメリハリがなくなっているのが残念。映画自体は主役の頑張りに報いる出来ではなかったという結論になるか。りりこと麻田の警察での出会いのシーンが好きな>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.8

短髪のトニー・レオンが(役柄とも相まって)三島由紀夫に見えて仕方がなかった。

モールス(2010年製作の映画)

3.7

劇中、立場を替えて何度か繰り返される「あるシーン」が非常に象徴的。「ぼくのエリ~」とそれほど大きく描き方が異なる訳ではないが、視点・力点の違いが見えて面白い。厳密にはハリウッドリメイクではない。クロエ>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.1

中学3年、15歳という繊細で乱暴で不安定な時期を、台風という‘触媒’を得て描く。いい年していまだに台風が来ると心がざわつく人は是非ごらんあれ。

ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

2部構成途中休憩ありで計3時間半。さすがに長かった。ジョージの優しさやそれに惹かれ集まる人の多彩さにため息。登場人物に関して僅かばかりの予備知識があるとより楽しめるはず。

電人ザボーガー(2010年製作の映画)

4.2

監督は昭和特撮が持つ「熱」と「エロス」をよくわかっていらっしゃる。TVシリーズにかなり忠実に作られているのでそれを未見だったのが悔やまれるところ。昭和特撮のテイストやメソッドに慣れない若年層の目にはど>>続きを読む

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.8

いわゆる「プリクエル」だが原典未見でも楽しめる(観た人はもちろん楽しめる)。しゃべらぬ猿たちゆえに目が口よりもものを言う。CG技術の賜物であります。ティム・バートンのアレはなかった事になってます。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

よくある「感染もの」だが、それ自体のパニックよりも各登場人物~豪華です~の演技や“面構え”に主眼を置いた(どちらかといえば地味な)感じ。ウイルス感染のスピードに呼応するかのようなテンポの早い構成・編集>>続きを読む

ミツコ感覚(2011年製作の映画)

3.9

ストーリーの進み方といい、登場人物達の行動/言動といい、とにかく全てが「ずれ」ていて、どこにもしっくり嵌らず気持ちの悪い(がそこがある種快感)まま漂い続ける。石橋けい~好みです~の、年齢なりの体型がリ>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.0

色々な作品や俳優を連想させる要素で構成された「映画の映画」、いや「映画界の映画」か。とはいえ昔の作品や演者を知らなくてももちろん楽しめます、僕もあまり知りません。

ウルトラマンサーガ(2012年製作の映画)

3.4

下げていた期待値は上回った、よかった部分もそうでもない部分もあり。CGの具合もよかったがやはりミニチュア撮影の質感が気持ちいい。しかしあれでは宇宙恐竜ではなく宇宙昆虫だ。

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009年製作の映画)

3.7

フレンチ×香港の両フィルム・ノワールモダン焼き。表情、間合い、無言。男臭いブルースのような手触り

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

2.9

1とは全く異なる作品。しかし1を観た後でないと観てはいけない。1にあったものが全てない。1になかったものが全てある。もう観ねぇぞ!

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.0

それほどショッキングでもグロテスクでもなく。博士の行動原理がわからない(あるいはわざと省いたのか?)が、予想以上に理知的な~とはいえどこまでもBテイスト~作品。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

桐島はマクガフィンだったのか。映画部顧問が部員を諭す言葉が、図らずも(いや図っていたのか)この映画の主題を言い当てている。野球部のキャプテンにやるせなさと狂気を見た。バド部の2人がかわいかったです・・>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.7

豪華なメンツがお送りする中身が全くない作品。こういうコーエン兄弟も好きだ。

天使の涙(1995年製作の映画)

3.7

クリストファー・ドイルの映像が相変わらず綺麗。彼女(当時)と観にいったのでミシェル・リーのあのシーンは気まずかったですよ。まだまだ純情だった頃のおはなし。

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.0

アメリカ横断チキチキマシン猛レースなり。“カルト映画”とは思わないが楽しい作品。

コーマン帝国(2011年製作の映画)

4.0

「泣く」「ホロリとする」との情報があったのでホンマかいなーと思っていたが本当に目頭が熱くなった。若き日のどこかで(それとは知らずに)彼の作品に触れた人も、コーマンって誰?という人も、もちろん以前からの>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.9

謎解きというよりゲイリー・オールドマン(名の通りの渋い「OLD MAN」ぶりが魅力)をはじめとする、登場人物達の生き様の描写に見入る。人物関係が複雑なのでもう一度観たいくらい。監督は「ぼくのエリ~」の>>続きを読む

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

2.7

色彩や世界観はいつもの期待を裏切らないティム・バートン(&ジョニー・デップ)。しかし登場人物の描き方・スポットの当て方が寸足らずで駆け足で、盛り上がりに欠けたのが残念なところ。クロエちゃん、大人の階段>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.1

コリアン・グラフィティ1985。ターゲットの客層でもなかったけど十分満喫。狙いがミエミエのベタな泣かせ方だったけど素直にやられた。ちょっとベタなくらいが丁度よかったのか。「サニー」ってあんな歌詞だった>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

彼の描く女性達は皆魅力的というか蠱惑的というか(そして男は情けない奴・駄目な奴が多い)。話もただロマンティックなだけではなく、コミカルだったりシニカルだったり。後半に出てくる、ノスタルジーに止めを刺す>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.6

前2作的なカタルシスはいい意味で期待しないほうが。エンディングのタイミングは疑問・不満を感じる人もいるかもしれないがあれでよかったと思う。細田監督は相米慎二が好きなのかなぁ・・と思われる場面あり。清く>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

まばたきをしない。保守的なアカデミーの老人達も、さすがにこの出来には票を入れざるを得なかったか。

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

3.8

常にゾルグの視点・立場で描かれているのが特徴的。しかし邦題に魅かれて観に行く人がいたのだろうか。

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

クリスマスになるとふと観たくなる映画。原作群からのアダプト具合もなかなかのもの。

キック・アス(2010年製作の映画)

4.5

「ヒーロー」である事の特異性や宿命も描かれてはいたが、作品全体としてはすっかりヒット・ガールに持っていかれたなぁ。急成長中のクロエちゃん、続編での「ヒット・ガール」ぶりやいかに?

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