身代わりマリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

身代わりマリー

身代わりマリー

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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

何故そうまでして生きるのだろうか。異常だ。
この作品は人間と自然とを区別していない。生物が生きるという事それ自体の異常性を剥き出しで突きつけてくる。

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

タイトルとキャッチコピーとキービジュアルが悪い。内容にそぐわってない。作品外の要素で損して埋もれちゃう系映画。

しかし原題の「contratiempo」はスペイン語で事故や災難という意味の他に、フラ
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ライフ(2017年製作の映画)

2.5

エイリアンのデザインは神秘的で良かった。もっと進化形態を見たかった。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.8

遠距離攻撃はダメだろ!!

ホラーの皮を被った青春映画だった。
謎の覗き少年が何だったのかはよくわからない。
イットはメメントモリのことなんだと思うけど、それに対する血清がセックス(正解としては愛?)
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キャビン(2011年製作の映画)

3.5

メタフィクションブラックコメディ
後半のド派手な展開は予想外でなかなか楽しめました。
ミヒャエルハネケ 「ファニーゲーム」とセットで観たい作品。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

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クソ低クオリティーのトリビュートをしてしまってすみませんでした

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

スーにとって一番の打撃はミンのことより親父が自分を庇った兄をボコるシーンじゃないか。あの時期の子供にアレはキツい。
自分の中の正しさの象徴、実直で尊敬する父親が社会の不条理に阻まれ傷つき壊れる。世界に
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.2

宇宙系sfのお約束が盛り沢山で時代を感じてニッコリ

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

フラットな視点を装いつつエモさを滲み出す巧妙な罠

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.1

めっちゃ純愛。狂気も歪みもない。ただ愛の再確認の方法がちょっと個性的なだけだから!

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.9

門脇麦がちょっとしか出てこないよ!
無駄に登場人物が多く群像劇的なものかと思いきや別にそうでもなく、一人一人の掘り下げが足りず消化不良。
モラトリアムの地獄絵図を感じたい人向け。

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.0

目的と自己破壊から解放された生命は純粋で美しくグロテスクなほどにポップな異形

咲 Saki(2016年製作の映画)

1.5

あのちゃんさんがかわいかったのでOKです!

ブラック・ムーン(1975年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

不思議の国のアリス系の作品の文脈において非現実は主人公が抱く常識や道理が全く通用しないという意味で非現実なんだけど逆説的に現実を内包していてそういった不条理な世界観の中でのイニシエーションを描くのがア>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

初っ端から明らかに「ユージュアルサスペクツ」なのでここからどう騙してくるのかと思ったら「ユージュアルサスペクツ」と思わせて実は「ファイトクラブ」、と思わせて、という2段構えだった。
ツッコミどころは多
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欲望(1966年製作の映画)

4.1

あらゆる自己矛盾を内包しつつも放縦な衝動性がそれら全てを肯定する。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.7

めちゃシュール。
「家の中は最高!絶対にここから出ない!」みたいな軟禁を肯定する嘘の訳を教えながらfly me to the moonを聴かせるシーンが面白い。