第二次大戦下のポーランド(現ウクライナ)を舞台に、ウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の家族を描く。あまりの救いの無い展開に気が滅入ってしまう。タランティーノに『イングロリアス・バスターズ』をセルフリメイ>>続きを読む
カジノ誘致問題に揺れた2021年の横浜市長選で反対派の急先鋒に立った政治家・藤木幸夫。地元政財界に顔が効くどころか、山口組三代目組長の田岡一雄(美空ひばりや田端義夫も所属していた神戸芸能社の社長)とも>>続きを読む
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https://cinemarche.net/column/subeteno-37/
持たざる力を持った者が葛藤を経て有用に使おうとするというテーマは、その力や特異性によって差別・迫>>続きを読む
TVドラマも観ておかないと把握しきれない部分が増えてきて、もうついて行けなくなりつつあるマーベルに比べ、DCの分かりやすい展開は実に安心する(もっとも作品数自体が少ないというのもあるけど)。バトルも、>>続きを読む
前作での娘の行方を父が探す展開から、続編では娘が母を探す展開に。
前作で多用されたスカイプ通話やYouTubeよりも、もっと進化したガジェットが登場。主人公がZ世代だけあって、ウーバーや代行アプリで代>>続きを読む
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https://cinemarche.net/column/dakara77/
歴代最長在任総理大臣の安倍晋三を改めて検証する意欲作。
断片的には知っている事柄も、深掘りすればいろい>>続きを読む
息子の通う高校で起こった立て籠もり事件を、遠く離れた森の中からスマホ1台で解決しようと奮闘する母親。ワンシチュエーションで見せる構成は、『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』、『ナイトライド 時間は>>続きを読む
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https://cinemarche.net/drama/the-fabelmans-matsu/
スティーブン・スピルバーグの自伝的要素を含みつつ、これまで撮ってきた映画とダブるよ>>続きを読む
率直な感想は、「思っていたのと違った」という事。いやもちろん、『マッドマックス』みたいなアクションや、『ハッピーフィート』のようなアドベンチャーを期待していたわけじゃないんだけど。
ジョージ・ミラーら>>続きを読む
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https://cinemarche.net/fantasy/eo-matsu/
1頭のロバの目を通して描かれる、人間のおかしさと愚かさ。ある者は友人のように接してくれたかと思えば、>>続きを読む
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https://cinemarche.net/drama/worth-matsu/
911テロ被害者と遺族救済を目的とした補償基金プログラムの特別管理人を任された弁護士ケン・ファイン>>続きを読む
詐欺行為で生計を立てるワケありな家族が、もう一組のワケあり家族と邂逅することで生じる化学反応。貧しいながらも楽しい路上生活から、「貧しい」を抜いた生活を送ることになった詐欺家族の妻と娘。家長としての自>>続きを読む
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」で上映される4作品の1本で、学生の自主映画で主演に選ばれたスタンドイン俳優の悲哀をペーソスに描く。とことんまで不遇な主人公を演じた俳優が、当て書きで起>>続きを読む
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」で上映される4作品の1本。
砂漠の世界に飛ばされたCM撮影クルーがそこで暮らす民族と出会って…という、『不思議惑星キン・ザ・ザ』や『砂ぼうず』を彷彿と>>続きを読む
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」で上映される4作品の1本で、プロレス好きというのもあるが分かりやすかったし、結果としては一番好み。リアルかフェイクといったプロレスならではのモラトリア>>続きを読む
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2022」で上映される4作品の1本。内向的な主人公の芽衣子が何かのきっかけでそれを破っていくという構成は『ラ・マヒ』と通じるが、本作ではプロレスの代わりに詩がそ>>続きを読む
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https://cinemarche.net/suspense/i-olga-matsu/
鬱病に悩まされ、父親からはDV、母親からは事務的な愛情をそれぞれ受けてきたオルガ・ヘプナロ>>続きを読む
まず率直な感想は、韓国はイイ顔したオジサン俳優が映えているということ。韓国映画はほぼ観なく、出演俳優達がどれだけ有名なのかとかも分からないため、正直顔の識別に戸惑いっぱなしだったものの、出てくる俳優が>>続きを読む
北欧のヴァイキング神話を主軸とした、父を殺された子の復讐譚という事で、『コナン・ザ・グレート』っぽいストーリーかと思っていたら、案の定その通りだった。というか監督のロバート・エガース自身も影響を受けた>>続きを読む
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https://cinemarche.net/column/subeteno-36/
香港の功夫(カンフー)映画の歴史を、スタントマンという概念から考察していく、まさにファンなら必>>続きを読む
ジェームズ・キャメロンの作家性といえば"強い女性"だが、本作ではもう一つ、“水”へのこだわりが半端ない。監督デビュー作の『殺人魚フライングキラー』こそ黒歴史扱いだが、CGIを初めて活用した『アビス』以>>続きを読む
宣伝コピーにもあるように、あらゆる点で『クール・ランニング』とダブる。ただ本作の被写体となるジンバブエ人の4人は、元々顔見知りとかではなく、ワインを通じて知り合いチームを組んだというのがポイント。彼ら>>続きを読む
自分はコミックスも数冊あるが熱狂的ファンというわけでもないし、TVアニメも観てはいたが強い思い入れはない。だから声優変更も当然だろうなと思っていたし、CGで描かれたキャラデザインも今の時流を鑑みればそ>>続きを読む
ドウェイン・ジョンソンってどの映画でもスーパーヒーローみたいな役をやっているので、本作でちゃんとしたヒーローを演じるというのが意外。といってもアンチヒーローだが、彼が主演という時点で概ね予想はついてい>>続きを読む
個人的に"走るゾンビもの”はあまり好きではない。やっぱりゾンビはゆっくりジワジワ大量に襲ってくる形式にこそ味があると強く思い込んでいるので、走られてしまうと単に暴徒化した人間にしか見えず、何とも興ざめ>>続きを読む
まずは、夭折したチャドウィック・ボーズマンに改めて追悼の意を捧げたい。主役だった彼亡き後、続編として成り立つのかが焦点だったが、現実の哀しみを劇中ドラマに上手く取り入れていたと思う。
肝心のストーリー>>続きを読む
コロナ禍前に企画・撮影されていたという偶然性はさておき、この手のディストピアもの作品をやたら目にする。系統でいえば『ビバリウム』や、ロックダウン下で撮影した『ソングバード』に近い内容。
抑圧された生活>>続きを読む
ビー・ジーズの事は、申し訳ないが『サタデー・ナイト・フィーバー(以下SNF)』の提供曲で当てた一発屋的グループだとばかり思っていた。
ところが、SNFよりも前にヒット曲を出していた事(そういえば『小さ>>続きを読む
一目惚れしたディオールのドレスを求めてパリに行くミセス・ハリス。ドレスはお宝(マクガフィン)で、目的地パリは未知の地という構図は、ちょっとしたアドベンチャー映画になっている。
ロンドンでもパリでも上流>>続きを読む
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https://cinemarche.net/anime/madgod-matsu/
ストーリーはさっぱり分からなかった上にセリフが一切ない為、正直何度も睡魔に襲われた。鑑賞後に解説>>続きを読む
自分は、映画を観る前はなるべく情報を入れずに観るようにしている。だから本作冒頭で怪しき物体(「クラット」と呼ばれる使い魔だとか)が登場した時点で、「?(ハテナ)」の嵐に襲われた。
舞台となるエストニア>>続きを読む
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https://cinemarche.net/column/dakara76/
ランディ・ローズと聞いて真っ先に「あぁプロレスラーの…」と思ったのは自分だけだろうか。もっともローズの>>続きを読む
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メキシコで犯罪組織に誘拐された娘を奪還しようとする母親の闘いを描いたクライムドラマだが>>続きを読む
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https://cinemarche.net/comedy/never-goin-back-matsu/
仲良しの2人組女子が、家賃に充てるはずのお金でリゾート旅行を計画するも、降り>>続きを読む
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https://cinemarche.net/suspense/wild-road-matsu/
犯罪組織から大金とコカインを盗んだ青年フレディが、逃れるために乗った長距離バスをメイ>>続きを読む
裏社会から足を洗おうとするドラッグディーラーが、車を奔走させながら仲間に電話して窮地を脱しようとする様を、94分間ワンショットという撮影手法で描く。ワンショットといっても完全な一発撮りではなく、『バー>>続きを読む