Reiさんの映画レビュー・感想・評価

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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.1

良くも悪くも映画ドラえもんらしくない作品だと思いました。

面白くないわけじゃないんですが、ミッカとの出会いも唐突だし、ストーリーも、映画と言うよりはRPGのクエストっぽくて……。
悪役らしい悪役が登
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

エンタメに振り切ったスパイ系ポップコーンムービー。

中盤までは面白いなーくらいの感じで観ていたのですが、エリーの小説の主人公である「アーガイル」とは何者なのかが判明して以降はぐっと面白くなり、最後ま
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

アクアマン好きに向けたファンムービー。
DCEU版ロード・オブ・ザ・リング(コンパクト版)という感じでした。

冒頭で前作のあらすじが説明されるので、前作を知らない方でも大丈夫……かもしれませんが、ア
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.7

そうはならんだろ(笑)とツッコミながら鑑賞できるスラッシャー系スリラー。
R18になっていますが、そこまでグロくなかったです。R15の『武器人間』と同じくらいかな?
とは言え、犯人は容赦なく人体破壊し
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

クリス・パインの歌声目当てで鑑賞。

【良かった点】
・同時上映のワンス・アポン・ア・スタジオがめちゃくちゃ良かった。ディズニー大好きな方はもちろん、最近はあまりディズニー作品観てない方もうるっと来る
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.1

最高に幸せであたたかい気持ちになれるミュージカル映画でした。

ティモシー・シャラメが主演なので楽しみにしていたものの、原作では描かれていない若き日のウォンカのオリジナルストーリーということで正直そこ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

AI排除の姿勢を掲げる西側諸国と、AIとの共存を選ぶニューアジアとの戦争。
AIを破壊するために送り込まれた男が少女型AIに出会ったことで動揺し、迷いながらも少女と行動を共にするというアイデアは素晴ら
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

否定的な声が多かった前評判を払拭する大傑作。
ゴジラシリーズが好きな方も、ゴジラに詳しくない方も、みんな楽しめる作品になっている。

終戦間際~戦後を生き抜いた人間の苦悩や逞しさ、口は悪いが面倒見のい
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.7

上映時間94分でサクッと楽しめる良作。

主演のベン・アフレックがやはりいい。
序盤のシーンの違和感の正体が後半で明らかになりスッキリする。

「人間には催眠能力があることが明らかになり、政府は"機関
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ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)

3.5

猫が好きです。
それ故に猫を題材にした映画は厳しい目で見てしまうのですが(出演している猫に無理をさせてないかなど)、本作は猫や動物たちに配慮して撮影されたであろうことが伝わって来るので、そういう意味で
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

ダークヒーロー、バットマンの映像作品における草分け的存在。

幼少期に蝙蝠の群れに恐怖したこと、目の前で両親を失い何も出来なかった怒り、恐怖。
ブルース・ウェインがいかにしてバットマンになったか、その
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

シリーズ三作のうち、本作が一番好き。
アガサ・クリスティの『ハロウィーン・パーティ』ではなく、あくまでも『A Haunting in Venice』。
一本の映画として観るととても面白かった。

水の
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

冒頭からエンディングまでウェス・アンダーソン節炸裂。

画面がオシャレ。
ウィレム・デフォーやマーゴット・ロビーをちょい役に持ってくるというゴージャスさ。
所々くすっと笑ってしまう。
どこかノスタルジ
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(2021年製作の映画)

3.7

1901年に制作された映画のフィルムが発掘され、ホアキン・コシーニャとC.レオン(※監督)の両名の協力により修復された、という設定からして秀逸。

ノイズ混じりのサイレント映画風の映像で、音楽は流れて
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.9

アクションシーンがとにかく規格外に凄くて笑みが零れてしまう。

主演のシャー・ルク・カーン、57歳……57歳!? 嘘でしょ!?

パキスタンの女エージェントを演じるディーピカーはとにかく美しく、アクシ
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猫と、とうさん(2022年製作の映画)

3.5

猫と共に暮らしている男性たちのオムニバス形式のドキュメンタリー。

猫たちがみんな可愛い。
猫と共に暮らしている人間たちも、関わり方は十人十色。
でも、みんな猫を愛してる。
猫の存在に救われている。
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

主題歌に惹かれ鑑賞しましたが、とっても面白かったです。

戦闘シーンはめちゃくちゃ迫力があり、布陣を俯瞰で見るカメラワークもお見事。
戦闘における信と羌瘣のコンビネーションには鳥肌が立った。

キャス
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

リミッターの外れた駿による「実験映画」って感じの作品だった。

ストーリーを期待して行くと大怪我する。

映像はめちゃくちゃ綺麗だし、実験映画のカテゴリーが好きな方はめちゃくちゃハマると思う。


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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

インディがスクリーンに帰ってきた。

御歳80歳のハリソン・フォードがアクションしてたり、名付け子のヘレナに巻き込まれる形で世界中を飛び回ったり、マッツが揉みくちゃにされたり、マッツが軍服着てたりと、
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

ミーガンの方に感情移入してしまったので、行けー!やれやれー!な感じで楽しく鑑賞しました。

ホラー映画に分類されていますが、ミーガンが可愛いし、ミーガン&ケイディに感情移入出来るし、グロ描写はかなりマ
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少年と犬(1975年製作の映画)

3.3

前半は5日間にわたる第4次世界大戦により荒廃した地上世界が、後半は豊かだが徹底的に管理された異様な地下世界が描かれている。
どちらにしてもディストピア。

地上世界での娯楽施設(ノイズ混じりのポルノ映
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イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること(2020年製作の映画)

3.4

癒しを求めて鑑賞。

ヒーリングプラネタリウムの地球版と言うか、アメリカの大自然をひたすら映す作品かと思いきや、実際は自然に惹かれた「人」に焦点を当てたドキュメンタリーでした。

観たかったものとは違
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.3

良かった点

・ドラえもんとのび太くんが、喧嘩しながらも互いを想いあい、かけがえのない存在であるという描写。
・終盤でのジャイアンたちとの友情。のび太くんは友達のことをよく見てる。
・ネコ型ロボットは
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

子供の頃に感じたドキドキワクワクが鮮明に蘇ってくるような、素敵な作品でした。

初めて見る映画は宝物みたいにキラキラしていて、映画を撮ることはドキドキワクワクで。
でも、フィルムには肉眼では気付かなか
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

IMAX3Dで鑑賞。
前作を更に超える圧倒的な映像体験。
中でも水中の映像が美しく、没入感が凄い。
映像の美しさという点から言えば、この作品を超える映画はあと10年くらい現れないのではないかと思うほど
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.6

カンバーバッチの演技が素晴らしい。
風変わりだが純粋で心優しい青年期のルイスから、イラストレーターとしての名声を得たものの次第に統合失調症の症状が出始める中年期、病院に隔離され、老いながらも絵を描き続
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.8

あまり難しいことは考えずに、アクションシーンを楽しむ映画。
そう割り切って観るとめちゃくちゃ面白い。

主役のブラックアダムはもちろん、JSAのメンバーも全員キャラが立っていて良かった。
ピアース・ブ
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ノベンバー(2017年製作の映画)

3.4

美しく物悲しい恋のストーリー。

そこに、無機物のクラット(使い魔)なる存在や、死者、悪魔、魔女、疫病など独特の中世的ファンタジー要素が組み込まれ、独特の世界観を創り出している。

舞台はエストニアの
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

我らが友、チャドウィック・ボーズマンに捧ぐ。


ティ・チャラ王の危篤のシーンから始まり、葬式、埋葬……とチャドを喪った現実とリンクするようなストーリー展開。

前作ではお茶目で小生意気なプリンセスだ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.4

試写会にて鑑賞。

ドレス姿の赤毛アニャがとにかく美しくて格好良い。
足元がパンプスでなくブーツなのがまた良い。

ストーリーはぶっ飛んだスリラー。
選ばれた客だけが入ることを許される、孤島にそびえる
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

テンション爆上がり。
アドレナリンがどぱどぱ出っぱなしの3時間。
非常に濃厚で血湧き肉躍るエンタメ作品です。
細かいことはどうだっていいんだ、面白いんだから。
(主要キャラクター全員生命力が強すぎてツ
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アムステルダム(2022年製作の映画)

2.9

キャストがめちゃくちゃ豪華。
クリスチャン・ベールの役作りには度肝を抜かれる。
ロバート・デ・ニーロ演じる将軍のスピーチシーンが素晴らしい。
舞台美術も良かった。


敢えて起伏をつけずにストーリーが
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.1

IMAX上映最終日に滑り込みで鑑賞。
何でもっと早くにこの作品を鑑賞しなかったんだろうと後悔したほど素晴らしい映画だった……。

映像がひたすら美しい。
パンドラの大自然、神秘的で壮大な樹木、美しい空
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ジュニア(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーショートフィルム特集上映で鑑賞。
めちゃくちゃ好みの作品でした。

男友達とばかりつるんで、女女してる同級生のことを馬鹿にしていたジュニア(ジャスティン)。
しかし、ある奇妙な症状がジュニアの身
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武器人間(2013年製作の映画)

3.0

吹替キャスト目当てでDVDを購入し、吹替で鑑賞。

非常によく作り込まれているB級映画。
(B級映画としてのスコアなら4.0くらい。)
映画を観ていると言うより、遊園地のホラー系アトラクションに乗って
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

クリスマス・イブ、雌羊が『何か』の子供を身ごもった。
数ヶ月後、雌羊から異形が生まれる。
羊でもなく、人でもない『それ』。
子供のいない主人公夫婦は『それ』をアダと名付け、我が子のように可愛がるが……
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