paterson33さんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

paterson33

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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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嫌いじゃない。冒頭の変なダンスとか、イーニドの趣味とか、ヌンチャクの変な奴とか、むしろ好き。あの年代特有の感情が懐かしい。何はともあれブシェミが輝いていた。あの唯一無二の存在感が堪らなく好きだ。
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セッション(2014年製作の映画)

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たった今劇場で。興奮冷めやらぬ。息が苦しい。観ているだけでこんなに汗を掻くとは。兎に角、今年イチ、いや私の人生の中でも半端ない衝撃。無意識に、体がビートを打つ。息つく暇もなかった。あぁどうしよう、にや>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

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成る程、デ・ニーロ・アプローチとはこういうことか。見た目の変化に我の目を疑った。モノクロの血飛沫が激しく脳裏に焼き付いた。
2015.8.14

レインマン(1988年製作の映画)

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こんなに胸がほかほかしたのは久しぶりだ。言うまでもないが、ダスティン・ホフマンの名演たるや。
ふっと笑ってしまうような温かいシーンが散りばめられている。好きなシーンを挙げようかと思ったけれどキリがない
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

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謎が残るところもあるが、答えを無理強いする必要はない。(でもやっぱりちょっと気になるけど…)
ショーン・エリスが切り取る瞬間+台詞が美しい。それだけで十分楽しめる、芸術作品。
2015.8.12

薬指の標本(2004年製作の映画)

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初々しく透明感あふれるオルガ・キュリレンコが兎に角美しい。あの、ナチュラルな質感の美貌に魅了された。細部に至るまでとても好きだ。ミステリアスな世界観と官能的な雰囲気に酔いしれる。原作の小説が今すぐ読み>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

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うまい。これがタランティーノ処女作とは。。独特の匂いが既に漂いまくっている。冒頭から、最後の最後まで面白かった。なにより、ブシェミを堪能できて満足です。
2015.8.10

レナードの朝(1990年製作の映画)

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毎日の生活の中で忘れかけていた大切なことを改めて気づかせてくれた。今、生きているということ。こうして映画を見れていること、愚痴を言いたくなるような出来事、将来への不安や迷い、抱えている葛藤や後悔すらも>>続きを読む

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

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私は長らくこの時を待っていた気がする。ホドロフスキーの願い通り、単なる「娯楽」ではなく「経験」として私の中に深く刻み込まれた。
彼には宇宙が朽ちるまで映画を創り続けて欲しい。

2015.7.27

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.8

Wロバートが、実に素晴らしい。脇を固める俳優陣も最高でした。やられた。予備知識なしで観たのだが、まさか泣かされるようなストーリーだとは。。142分の長さは全く感じず、良い時間を過ごせました。

201
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嗤う分身(2013年製作の映画)

4.0

なんなんだ、なんなんだこれは!上映前からかなり気になっていて待ちに待ったこの時。いやぁ、いろんな意味で裏切られた。
終わりの見えない迷路に彷徨い込んだかのような感覚。不条理さに少々苛つきながらも、美し
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.4

奇妙で不思議な世界。これは果たして現実なのか妄想なのか、、最後のシーンで明らかに。うじゃうじゃと絡み合うダクトが猛烈に目に焼きつけられた。少し疲労感を抱きつつ、ブラックユーモア溢れたギリアムワールドに>>続きを読む

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

4.0

オープニングから既に心を鷲掴みにされてしまった。二人の表情から目が離せなくなり、芝居の中の芝居、境目が朦朧としてきてどんどんのめり込んでいく。
エンドロールで登場する絵画も、今までと違う角度からいろん
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

グレタ・ガーウィグに惚れた。そしてモノクロームの美しさたるものや!ちょっとマイペースで痛々しいところに胸がきゅぅっとなりつつも、人生を楽しく奔放に生きる姿が羨ましく思えたり。最後のシーンで全部がすぅー>>続きを読む

Doodlebug(1997年製作の映画)

3.3

3分にノーランの世界が凝縮されている。この短時間でこれだけ印象に残させるなんて、やっぱり凄い。

Bloodrop 3D(2011年製作の映画)

3.4

面白い。
まさにアート。
普段の日常の中でもつい妄想を膨らましてしまうようなストーリーだけど、映像作品としてみると、やっぱり楽しいしなんとも夢があるではないか。

2015.7.17

Benigni(2009年製作の映画)

3.6

凄く好きだった。
不思議なストーリーだが胸にしみる映像。
深夜のショートフィルムに嵌りそうだ。

2015.7.17

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

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純粋に馬鹿過ぎて笑った。職権乱用しすぎだろ!と思わずツッコミを入れたくなったけど。難しいこと考えずただただ笑える映画。

2015.7.13

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.5

ヴィースラー大尉の心情はいまいち計り知れなかったが、ドイツ東西分裂の歴史を、もっと知りたいと思わせられた。
実際、シュタージに監視されていた過去を持つキャストが出演しているというのもまた凄い。

20
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

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アルヴィンの表情、言葉のひとつひとつが胸にするっと染み込んできた。当時83歳のカメラマンが撮った映像もまた、素晴らしい。アメリカの広大な土地に広がる自然がとても美く、スローな音楽も心地よい。。リンチプ>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

面白さの中に恐ろしさが潜んでいる。たった一人の反対意見からどんどん周囲の意見が変化し始める様が本当に面白い。人間という生き物が密室の中でとても上手く描かれている。観ているとあの部屋の茹だるような蒸し暑>>続きを読む

パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

3.5

いろいろな監督が作り出すそれぞれのPARIS, JE T'AIME。当たり前だけど色や匂いがガラリと変わる。その変化を純粋に楽しめたオムニバス。カラフルで面白かった。
コーエン兄弟の"チュイルリー"と
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

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なんと濃厚な200分。観終わった後も暫く余韻に浸って動けない。

2015.7.8

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

3.9

癖になる。耳に目に焼きついて離れない、ショメの魔法。好きだなぁ。心がほんわりする。

2015.7.7

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

初鑑賞のアキ・カウリスマキ。気づいたら完全にカウリスマキワールドにのめり込んでいた。何処か不思議だが、心地良さに吸い込まれていく感覚。フランスが抱える様々な問題が、カウリスマキの才で温かくファンタステ>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.8

瞬く間にポール・ニューマンに魅了された。あの子供のような笑顔に心が温まる。我が道を行く不屈の男、その名も"Cool Hand Luke"。

2015.6.27

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

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あぁ、狂気。初っ端から持って行かれた。にやけが止まらない。これはなんとしてでも、映画館で観るべし。大音量のサウンドが鼓膜に響く。2D字幕で鑑賞したが、これを4DXで観られるものなら観てみたかった。今夜>>続きを読む