mygさんの映画レビュー・感想・評価

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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ面白い!
こんな笑って泣ける映画、今まで見ていなかったことが本当に悔やまれるほど。
インド映画は恐らく初めてだけど、まさか3時間があっという間に過ぎるほどとは思ってもいなかった…!
本当に
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.9

16歳の女子高校生ジュノは、興味本位でした1度の性行為で予期せぬ妊娠。お腹の子の父親は同じく高校生のポーリー。ジュノは中絶を決めるも、途中で断念。生まれる子を養子に出すことにする。長い冬が過ぎ、春から>>続きを読む

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.7

北朝鮮の漁師ナム・チョルは、不幸にも全財産である小型船のエンジントラブルで朝鮮半島南北の境界線を越え、韓国に入ってしまう。韓国で拘束された彼はスパイ容疑をかけられ、執拗な取り調べを受けることになる。彼>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

同監督作品「セッション」鑑賞後に本作をMOVIX京都にて鑑賞。
「セッション」に引き続き、ジャスティン・ハーウィッツ担当の音楽は耳に残るし、ジャズの美しいメロディーと躍動感がまた良い。

「君に読む物
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セッション(2014年製作の映画)

4.9

最高。今年観た映画の中で1番痺れた。
この作品制作当時、デミアン・チャゼル監督・脚本28歳だというから驚き。
同監督新作「ラ・ラ・ランド」の音楽担当も手がけた、あのジャスティン・ハーウィッツの才能が溢
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

パリの魅力がいっぱい詰まった作品。音楽もさることながら、設定もロマンがあってちょうど良い。確かに、パリって何か起きそうな気がする。

ちょっとニッチで不器用な主人公ギルのキャラクターも、煌びやかで美し
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エデンの東(1954年製作の映画)

4.7

名作。父親からの愛を切望する息子の葛藤や、彼らの周囲の人間模様を描いた作品。

アブラがキャルを「野良猫」と称していたのには納得がいく。家にも帰らず、あてもなく身一つで彷徨う彼の飄々とした雰囲気。いか
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

ホラーといえばホラーなんだけど、コメディ要素がふんだんに散りばめられている。TSUTAYAにもコメディの棚に陳列されていた。ただ手に取った時にはそんなグロテスクなシーンが出てくるとは思っていなかったの>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.1

月並みな表現をすると、手に汗握り、スカッとするラストだった。

西部劇が舞台になっても相変わらず癪に障る言葉をかけられた途端に逃げ腰から一変、踏み堪え盾突くマーティの姿や、悪夢の説明と寝起きからの「Y
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.5

Ⅱの後半から内容が割と複雑になってくるけど、やっぱり面白い。

冷静に考えてみたら、「ただでさえ地上でも自動車事故が多いのに、車が空を飛び始めたらもう大変になっちゃうでしょ!」と考えてしまうシーンもあ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

Back to the futureやっと鑑賞。日本だとUSJのアトラクションで親近感が湧いている人も多いはず。

内容は皆様が詳細に書かれているので割愛。

デロリアンがスピードを出すと時間のズレが
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

私の生まれる4日前にアメリカで公開され、38億円の配給収入を記録。「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」でお馴染の映画。

数奇な人生を歩んだ彼の愚直で無垢なキャラクターが、私が大人にな
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.4

劇場版全4作のシメ、ラストステージをDVDで鑑賞。
それにしても2000年のドラマから始まって2014年の映画公開でラストステージとは、長い間ご苦労様でした。でもまた番外編が観たい…。
ラストステージ
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劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.5

2000年のドラマシリーズが面白かったので、劇場版をDVDで鑑賞。
売れないマジシャン奈緒子と、どんとこい上田教授が怪しげな村へ超常現象を暴きに出向き、事件に巻き込まれるというストーリー。
板に書いた
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.5

2000年のドラマシリーズが面白かったので、劇場版をDVDで鑑賞。
劇場版で雰囲気がガラッと変わるわけではなかったので安心して観ることができた。売れないマジシャン奈緒子と、どんとこい上田教授が怪しげな
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.0

昨今、高校生のラブストーリー作品が多かった中、久々に大学生の(SF要素も入りつつ)甘い純愛ストーリー。

時間軸の流れと男女の関係が結びついている映画で本作の展開と一番設定が似ている作品は、『ベンジャ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

久々に息を飲む映画を鑑賞。緊張感と無音時間が続き、加えてストーリー展開や設定がなかなか面白い。88分という悪戯に長すぎない尺は良い印象。予想だにしなかった狂気的な場面の移り変わりに、自身も耳を塞いだし>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.2

小学生の頃、兄がこの映画を鑑賞していた。私は途中からこの映画鑑賞に参加し、「あれ?もう終わっちゃったのか」と思ったのを覚えている。実はそのシーンは冒頭から3分ほどしか経っていなかった。
人間の終わりと
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湾生回家(2015年製作の映画)

3.8

映画というより、ドキュメンタリー。
こういう映画を観ると、人間たる家族愛や愛郷の想いを感じさせられるので、胸が締め付けられ、目頭が熱くなる。

この映画然り、北方領土問題の議論に共通するところがあるだ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

モノクロとは思えない、細部にわたるきめ細かな美しさ。不朽の名作。
シーンごとに様々な顔を見せてくれるオードリー・ヘップバーンの美しさ・可愛さたるや、筆舌に尽くしがたい。心底、見惚れる…。
予定調和なス
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パンダコパンダ 雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

3.3

近所の子供と一緒に鑑賞。1973年の映画だとは驚き。今も昔も共通の面白さとか、物理的には絶対ありえないと予感させながらも可愛らしさも相まって夢を与えている部分、正統派で良いアニメだと思う。「可愛らしさ>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

英語の多読をしている時、バーナード・ポメランスの戯曲で知った。
最優秀作品賞、主演男優賞などアカデミー賞8部門にノミネートされ、しかも実話が基の作品ということで、気になっていたので観れて大変良かった。
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

3.0

ハムナプトラシリーズは全部観た記憶があるが、廃れないのは感心する。
mark忘れ。

スチュアート・リトル(1999年製作の映画)

3.0

近所の子供達と一緒に鑑賞。ネズミが賢く生きる姿を先に書き始めたのはディズニーなんだろうか。
こういう作品を見ると、コミカルなファミリーエンターテイメントに感じることもあるけど、面白さの裏に人の苦労を感
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トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.7

劇場版はいつも楽しませてもらっている。
エンターテイメントとしての好みは分かれると思う。けど、個人的には推理物の中でも楽しみがあるのは、スイカに塩をかけるみたいで、味が出て良いと思うんだけども。

イルマーレ(2006年製作の映画)

2.8

韓国作品の米国リメイク版だったので内容は知った上での鑑賞。強い衝撃はなかったが、再考の機会は得られた気がする。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.0

ロード・オブ・ザ・リングのシリーズは面白い反面、ハマりきれなかったな、個人的には。ぼーっと観ていたので、頭に入ってこなかった。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

なるほど、これは名作だ。

塾で教えている時、「太平洋戦争の激化で国民が被害を受けたのはいつ頃だと思う?」との問いに、塾生の殆どは「1941年〜43年頃から?」と答えた。
戦前〜戦後直後に至るまでの、
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チェルノブイリハート(2003年製作の映画)

3.2

このカバー写真、賛否両論あるんじゃないかと思うのだが…。
大学に在籍していて、原発が一気に身近な問題になった日本ですら、率直に名前さえ知っていてもチェルノブイリの実態はあまり知られていない。
本映画(
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イルマーレ(2001年製作の映画)

3.4

原題は시월애だから、時を超えた愛みたいな訳になるのだろうか。
アメリカ版でもリメイクされたらしい。
今回は韓国語のリスニング練習の一環で個人的に観た。

最近の映画であれば「君の名は。」のように、この
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.4

懐かしい曲ばかり。
改めて彼らの功績と、ポピュラーカルチャーたり得た軌跡を少しでも当時の方々と共有できたような気がする。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

この映画は、私が観た映画の中でも、指折りに熱くキスをする映画だと思う。
アリーが幾度も記憶を取り戻しては、また遠くへ行ってしまう時の、ノアの表情。この本を読んでくれたら私はあなたの元へ戻ってくる、とい
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.5

4年前、山本おさむ氏の漫画『聖 -天才・羽生が恐れた男-』を読んで、深く感銘を受けたことを覚えている。夭折の天才棋士・村山聖氏について初めて知ったのも、この漫画がきっかけ。当時は、映画化されればいいの>>続きを読む

裸の銃弾(1969年製作の映画)

2.6

大学の図書館に置いてあったので、観てみた。
昭和の香りがする、なんともストーリーが読める映画だが、これはこれで人間らしさが出ていて迷宮入なラストが面白かった。

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