りぼんちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

りぼんちゃん

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レオン(1994年製作の映画)

5.0

レオンとマチルダの愛の形がたまらない。

脇役のサイコ感がとんでもなくハードな物語だけど、だからこそ愛が際立つ。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

終始緊迫した展開だけど、単なる愉快犯のサイコ的なパターンではなく、神を信じて神に縋るしかない犯人側の心情も描かれておりずっしりくる。

コーランを唱えるシーンで宗教の重みを知る。

タージマハルホテル
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.0

行定監督的な情緒あふれる作品。ラストシーンの余韻はよかったし、あの結末でよかった。
有村架純はこういう好いて好かれて的な役がハマりますね。

それにしても、誰かを好きとか誰かが自分を好きとかそういうこ
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

ラストシーンの伏線回収感と現実的でありながらもおかしな様子に釘付け。ジメジメした韓国映画ぽい描写も良かった。
映画としての質量が高めだった。

一緒に観た夫は「こういう終わり方は色んな意味でセコい」と
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

美しい映画。題名も好き。
カット割が惚れ惚れする。

刹那的で秘めやかな物語が北イタリアの風景と合う。
エリオの両親も素敵。

※どなたかのブログで読んだ情報をメモ
原作の小説家はゲイではないが同性に
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.0

終盤の容赦ない展開が韓国ノワール全開。
悪役が安定の胸糞の悪さ。

ただ、アジア映画でCIAとかFBIとか出てくると寒いなと思ってしまうわたくし。

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

2.0

雨宮まみさんが好きだから鑑賞してみた。

登場する女性たちが不幸になろうとし過ぎてる感が強すぎて、共感感情を押し付けられている雰囲気に引いてしまった。全員斜に構え過ぎというか。
もう少しリアルな幸せに
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

絶対東京オリンピックと絡めるべきだったよね、が率直な感想。

素人ながら人間の表情やアクションシーンの緻密さに目が釘付け。サントラもやばい。

色褪せないどころの騒ぎじゃない。
内容の理解が追いついて
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ホリデイ(2006年製作の映画)

5.0

何度も観たけどクリスマスに観たのははじめて。
なんて素敵なストーリー。というか、なんて魅力的な登場人物たち。最高。こんな展開ありえないだろってなりそうだけどならないのは、人柄の機微が描かれてるからだと
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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

4.0

大好きな作品がちゃんと完結してくれという願いと、終わってしまう辛さ。なんにせよSPECは最高。

私の男(2013年製作の映画)

3.5

指の匂い、夕方の町内放送、流氷、赤い小物、血の雨、、演出の凄みをまざまざと見せつけられた。あとは役者陣の太さ。

原作を交えて考察されているブログを発見して理解が深まる。置いて行かれたままだったら見え
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

実話に基づくストーリーとして精度が高く、ストーリーも面白かった。最後はスカッとしつつも闇を感じざるを得ないざわつく感じ含め。

実際の映像はエンディングで流れるイメージだが、劇中に出てきたのも良かった
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

重いテーマ。切ない。淡い恋物語とは少し違う。
"普通"の中で"普通"に生きること、"普通"じゃないと思っても、角度を変えればそれは"普通"であるという矛盾を孕んだ世の中。

十数年ぶりに観たけど、冒頭
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

最新作を楽しむために今更鑑賞。
古さを感じさせないSF作品。すごい。

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

イーストウッドの無双おじい感が良い。

心情描写もあるので、単調な物語だけど飽きずに楽しめた。

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

4.0

物語がすごく良い。絶妙。
峯田がぴったり。峯田のプロモみたいな作品。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

骨太かった。
クライマックスの挿入歌の入れ方がライブが始まる高揚感を彷彿とさせて最高だった。

ドラマはサラリーマンの仕事にフォーカスしててすごく好きだったけど、今回も良き。
サラリーマンらしい場面と
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

ラストにふさわしいシーンとストーリーで清々しさすらある。粋な演出も多くて良い。

ソーを思いっきり人間らしく描いたのも良かった。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

MARVELの伝家の宝刀である数珠繋ぎ商法の中で、ダントツ一番で次絶対観なきゃってなる回。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

モリモリな内容だったけど、戦闘シーンかっこいいからオールオッケーでしょ。

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

見返してます。何度観てもいい。
この一作目の完成度が後の作品まで観なきゃという気持ちを呼ぶよね。ヒーローとはいえ、キャラクターが魅力的すぎる。

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

2.5

非現実的なコミカルでロマンチックな恋物語は洋画の方が納得感が持てるという不思議。

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

園子の境遇と同じ人が身近にいたことがある人は、哲夫と園子の気持ちが痛いくらいわかると思う。

ラブドールの使い方にグッときた。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃかっこよかったけど、あぁ本当に最後なのか。。寂しい。
本作もユーモアと人間味のあるジェームズ・ボンド最高でした。脇役ももれなく魅力的。

くれなずめ(2021年製作の映画)

2.5

物語の設定とポスタービジュアルとタイトルが抜群に魅力的だったが故に、期待外れたー。という個人的感想。

途中のふざけた展開はかなり好み分かれると思う。わたしはダメだった。
あの日をやり直そうとするシー
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

ミュージックラバーのためのアクション映画。座頭市的ミュージカル映画ですね。最高です。アドレナリン放出系。

ベイビーの有線のイヤフォン、ビビッドで鮮やかな照明と映像の中で繰り出されるバキバキのアクショ
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

5.0

好きすぎて何度観たかわからない。
登場人物がエキストラ含め全員愛らしくて、共感性のある人間味に溢れてる。矢口監督作品は終わってしまうのが寂しくなる。

矢口監督の描く世界線で生きていたい。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

何かを語れるほど理解が及んでないという実感だけはある。

ただ終盤につれて、今えらいものを観ているなとただただ興奮。とにかくすごかった。(語彙力)作り手のかっこよさが露出してしまってる感じ。

きみはいい子(2014年製作の映画)

2.5

ちょっと期待しすぎました。
子供を愛すというメインテーマは良いのだけど、盛り込みすぎてひとつひとつの話が薄く感じた。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

内容的にテレビで番宣できないとか、主演女優のキャスティングは軒並み出演NGだったとか、日本アカデミー賞での松坂桃李のコメントとか、作品に付随する部分が作品の魅力を加速させてる。

主人公の題材なったと
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.5

ビートルズ好きとしては観ておかねばという使命感に駆られ鑑賞。

劇中で名曲の数々が歌われるのはとても楽しい。ビートルズの曲が初めて世の中に出た衝撃を、ドキュメンタリーとは違う形で表現した感じかな。
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たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

3.5

数年ぶりの鑑賞。
シュールな雰囲気が漂う中、クライマックスはモヤモヤが晴れるような爽快感あり。そこからエンディングまでの流れが最高でした。なんか年取ってから観た方がわかりみが深かった。

忌野清志郎に
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.0

子役の演技が自然すぎる。是枝監督の台本を渡さない手法だとか。
嘘みたいな話だけど題材となる事件が巣鴨子供置き去り事件。実際の子供たちの今に想いを巡らせてしまう。

部屋の床のシミをなぞるシーン、ガスの
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SCOOP!(2016年製作の映画)

2.5

おいおいおいという展開の連続もすべて大根ファンタジー。そういう作品ということ。にしても個人的にクライマックスはちとやりすぎ感あったかな。

超下品パパラッチな福山雅治は、ある意味完璧すぎて逆に綺麗すぎ
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