このレビューはネタバレを含みます
首が無ければ勝利者としての覇が唱えられない、という光秀と、首が無ければ相手を殺ったかどうか分からない、という秀吉の同じようで微妙に異なる、しかし結局「首」からは逃れられていないスタンスの違いが面白かっ>>続きを読む
新章開幕ということで、劇場版以来の投稿映像の検証からスタート。あの世界じゃ「工藤=ヤバい人」なのは人類の共通認識なのか?珍しく(というか初?)の全員生存でインフレリセット感。工藤がいつもと変わらぬよう>>続きを読む
関連作もあるようで、そちらを観てればより楽しめたのかなあと思うとちょっと失敗したかも。前作で叶わなかった工藤の願いが叶うのは感動的ではあるんだけど、あの展開をあそこまで引っ張るのは、うーんどうなんだろ>>続きを読む
まーた旧日本軍がひた隠しにしてきたとんでもない技術が明るみに出てしまった。政府高官への暴行もばっちり映っちゃったけど、海外なら売れるらしい。遂に明かされる工藤の秘密!俺このシリーズで涙流すことになると>>続きを読む
スタッフが直接被害に遭い始めると危機感が出てきますね。っていうかヱヴァ破すぎる
人気回とは聞いてたけど、確かに完成度が高い。基本的に馬鹿馬鹿しいなーゲラゲラと観てたシリーズだったはずなのに、友人の不審な行動を巡るサスペンスと「ここからはノーカットです」の緊迫感は手に汗握って観てし>>続きを読む
「俺達命掛けてやってるから!これ観てくれたら分かるよ(宣伝)」→「本当に命掛けてやってんだな。じゃあやるか」→「あれ無理だ逃げよう逃げよう」→「おい逃げんな!命掛けじゃねーのかよ!」
この酷すぎる(褒>>続きを読む
「実験だよ実験!」「夕子は……浮くんです」見所多数の回。結局なんだったの?って場面多いけど、のちに明かされるんでしょうか
映画の興奮冷めやらぬまま観賞。
この頃はまだ市川さんは振り回される役回りだったのか。工藤さんは映画以上にハジけてた。
シリーズ初観賞だけどめちゃくちゃ面白かった。過去作も観ます。
中国は文化大革命、アメリカはベトナム戦争の真っ只中。当のフランスは五月革命の前夜であり、日本では東大紛争……と、そういう時代の映画。
毛沢東思想に染まっていく、あるいは葛藤の末に転向したり自殺したりす>>続きを読む
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なんとか情報仕入れず観られたぞ……。
えーと、遺作としての風格がありすぎた前作『風立ちぬ』の後に続く作品として、まだまだやる気だな、というのが感じられました。そこがまず良かった点。
少年(というか>>続きを読む
過剰気味に感情をあらわにする香川照之と、逆に一切感情を出さない哀川翔の対比が良い。香川の感情が物語を動かしているのかと思いきや、最終的に物語を動かしていたのはやっぱり哀川翔の無感情さだった、という風に>>続きを読む
俺のモキュメンタリーリテラシーが低いからなんでしょうけど、これ以上この形式でやること、求めることなくない?そんなことないですか?
何も映らないけど、何かは確実に居る。それが感じられただけでもお腹一杯で>>続きを読む
今更ゴダールもないもんだと思って、よろしい、俺はもうゴダールは知らないまま歳をとって死んでいく!と思ってたんですけれども、えーめっちゃ良いですやん……
『ソナチネ』の逸話、初期題案は『沖縄ピエロ』だっ>>続きを読む
海水によって行われる連続殺人。その引き金となる地震。埋め立て地は地震によって少しずつ液状化し、海へと戻っていく。
舞台やらテーマやら赤装束の幽霊やら、なんだかものすごく押井守を感じたんだけれども、気>>続きを読む
原作は中上健次の短編連作集。
筋だけを追うと、まず「路地」という場がある。「中本の一統」と呼ばれる血筋の因縁(身も蓋もない言葉で言ってしまえば、ヤクザ者の痴情のもつれや犯罪譚)を、産婆であるオリュウ>>続きを読む
押井さんらしい題材ではあると思うんだけど、掘り下げが足りないように感じてしまった。
元々の「ガルム戦記」の理念を実現して、それを感じとるには、公開も観賞もちょっと遅すぎたのかもしれない。色んな意味を込>>続きを読む
この夫婦にもう少し言い訳の才能か、事実をありのままに告げる勇気があれば……と思わずにはいられない。なんかそういう綻びがあったんだろうな日常的に。それが積もり重なった結果ついに顕れたのが殺人であって霊で>>続きを読む
負け戦+独立愚連隊。これでカッコ悪くなる筈がないという組み合わせ。歴史としての戦争というよりは人間の営みとしての戦争を描いていて、どこか詩的というか、寓話的な印象さえ抱かせる映画でした。
サイキック(死語?)と女子高生ってなんでこんなに親和性高いんでしょうね。それはさておき、もうハッキリ言っちゃうと「おバカ!」な画面の連続で、単純に観ていて楽しい映画でした。「超能力になんて頼らず日々の>>続きを読む
友人が好きだったなーとか思いながら観た。両博士(特に正木博士)も松田洋治演じる青年もすげー楽しそう。映画の方向性自体はこうするしかないよなーという感じではあるんだけど、ビジュアル面に満足。
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三線と鉈をぶら下げた笹野高史による津山三十人殺し……なんだけど、描かれた段階だと未遂レベルに終わってるのがどうにも消化不良。今後も続いていくよ、というラストは嫌いじゃないけど。
VR云々は設定やらキャ>>続きを読む
約70分の映像のうち、30分くらいが前作のエピソードほぼそのまま収録。なので新規映像としては40分くらい。これは凄い。当時買った人怒らなかったんだろうか。
怖さはインフレさせるとどうしても笑いになっち>>続きを読む
ミイラガチ恋勢のトヨエツが人間の中谷美紀と新しい人生を歩み始めようとしたけど、やっぱり無理でした!……って話?
直感では中谷美紀もミイラや安達祐実の系譜に属してる気はするんだけど。幽霊の正体見たり枯>>続きを読む
つい最近『サイレントヒル』を観ただけに、同じゲーム原作でこうも差がついちゃうのか……という感じ。ゲームとしてはどちらも甲乙つけがたい傑作なのだけれども。
設定としては1と2を上手く纏めたな~という感>>続きを読む
よく笑い、よく呑み、よく殺す男たち。硝煙、土煙、列車、馬、機関銃……とカッコいいものが全て詰まってました。主役のパイクと、追っ手のリーダー、ソーントンの奇妙な友情にも痺れる。
中上健次の初期作の映画。やり場の無い怒り。それを果てしなく暗い方向に燃焼させていく青年は大好物ですが、そこに注目するとどうしても体液の匂いが漂うような原作の描写と比較してしまって、どうにも、主人公はス>>続きを読む
人間関係のピタゴラスイッチ。描いたら答えになってしまうものは描かない。逃げと取るか誠実と取るかは難しいね。
初黒沢清。モロにバケモンが出てくるタイプのホラーをつい最近観ただけに、こういう怖さもグッと来るものがありますね。前のめりになって見入ってしまった。
生肉一丁と佐久間の部屋のXは思わず声が出てしまった。>>続きを読む
終映間近だったけど、こんなに面白い映画だったならみんな教えてくださいよ!という感じです。夢中になって観ちゃった。