RKさんの映画レビュー・感想・評価

RK

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岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.5

原作未読だけど、
優介はどれほどの悪行をしてのけたのだろう。
不在の三年間、瑞稀はどのように暮らしていたのだろう。

深津絵里は、40歳オーバーにしてなぜ10代の恋する女の子なれるのだろう。
浅野忠信
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

人形がやたらと動き回ったりして
怖がらせようとしないのが、逆に良いよねぇ

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

身近な動物に生まれ変わる、というのは
古今東西にある考え方で、
それを刺青にする、というのも普遍的な文化だ。
宮古島でもハジチという文化があり、そこには貝殻や蝶の刺青を入れて、いつか自分もこうなる、と
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

4.5

ソニンがすごかった、
モーツァルト!のコンスタンツェを彷彿とさせる発声だった。
物語も、なんだかカオスな展開で好ましかった。これだけの権威になってもなお、あれほどの遊び心があるとは…

しかしふと思っ
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

4.7

マルホランドドライブを彷彿とさせる、「夢の素材を回収していく」話。たしかにつげ義春の漫画は、まるで夢のように、不条理でエロくて泣ける。夢の世界として採用するには適材すぎる。

死ぬ直前の走馬灯にも拘ら
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.2

まずフィルマークスのポスターやば

内容は、いやぁよかったなぁ

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.0

こうなっちゃうとなぁ

金は死ぬほどかかってるのに!
テリファーに立ち向かえる奴なんて存在してはいけないのだ。テリファーは恐れられているからその名の通りテリファーなのであり、怒りをぶつけられる対象では
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.0

おおおおお!つまらない!
脚本ひどい!
ツインピークスに死ぬほど影響されてるよね?絶対?もう少し距離保てなかったんだろうか。

そしてドーマーの命の教え。
捏造なんかせずに、捜査努力を怠るなよ、と。
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.5

さすが!
興奮ポイントたくさんあった!
変なサルのとことか海上戦のとことか!

それにしてもみんな、命を賭けるものがたくさんあって素晴らしいです!

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.1

全く理解できてる気はしないが、
わずかでも甘酸っぱい青春を過ごせて
よかったねドニー…

いとこにドニーが似てて、なんか親近感湧いた。

ルパン三世 お宝返却大作戦!!(2003年製作の映画)

4.2

2003年か…夢中になって繰り返して観たなぁ
改めて観ても素晴らしいなぁ
ルパンやマークの素晴らしいところって
盗んだ財宝が目的なんじゃなくて
盗むという行為そのものが目的なところだよな。
盗みが手段
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

元ネタはエウリピデスの『アウリスのイピゲネイア』、だそうであるが無論全く知らない!

これが面白い、と感じるということはつまり、僕も人間的価値観、哲学、に毒されているということだ。

なぜ母親に症状が
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.1

最高だった
構造的な新しさを目指していた
違う世界線の物語に
同じ俳優をキャスティングするのは
どういう意味があるのか。
これを考えながらみると
大変面白い

Chime(2024年製作の映画)

4.1

さいこう!
今まで、黒沢清に頻繁に登場する、
「なんか時折狂ってるんだけど、別に普段は狂ってない人」
のことを、
「人は誰しも、こういう狂気を孕んでいる」
みたいなことのメタファーだと思って眺めていた
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.1

転売ヤーとその被害者たち
という「日常」と
廃工場での銃撃戦
という「非日常」を
無理に繋いだ【不協和音】を楽しむ映画
と解釈した。

普通、その繋ぎ目のグラデーションにこそ映画の妙、脚本の妙があるは
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.2

人間性を取り戻していった順に死んでいく、という恐怖映画。
リーにとってジェシーは昔の自分であり、娘であり、死神であった。

てか、こんな報道主体の映画だと思わなかった。もっと内乱してる感じをメインに観
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.2

ここまでつまらなく出来るのか!
あんなに面白い素材たちがあるのに!
大憤慨!
誰がアダムスファミリーでカーチェイス見たいねん!
第三子もっとフューチャーせんかい!

あと、サマーキャンプのくだりとか、
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箱男(2024年製作の映画)

4.6

「一度でも、匿名の市民だけのための、匿名の都市――扉という扉が、誰のためにもへだてなく開かれていて、他人どうしだろうと、とくに身構える必要はなく、逆立ちして歩こうと、道端で眠り込もうと、咎められず、人>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

バカおもろかった。

物語を作ってしまうのは人の性である。
みんな、事実より物語が見たい(自殺より、妻の殺人の方が面白いと感じる)。
それに唯一抗えるのが、肉親(ダニエル)なのだろうか。
しかしその肉
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.3

大変良かった!
「誰かの子供がいなくなるということ」
ということに終始してて、それが
シンプルでソリッドな仕上がりになっていた。

これが、犯人の加虐性だったり、そういう演出が入って来てしまった瞬間、
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スパイキッズ(2001年製作の映画)

4.5

久しぶりに見たけど
良い映画すぎて
なんか泣いた

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.5

さいこう、観たいもの全部観せてくれた

硫酸かいくぐるところは
あそこだけなんかエイリアン映画っぽくなくて
変な感じした笑笑

あと、エイリアン4のニューボーンとかもだけど、人と合体した途端安っぽくな
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カリスマ(1999年製作の映画)

4.2

おそらく半分も理解できていない。

死体を見て笑ったのはなぜ
→警察として阿鼻叫喚な人生を送っていたが、死体を見て「こんなにも人生頑張っているのに、結局こんなモノになっちまうのか」という、自虐的な笑い
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キャスパー(1995年製作の映画)

4.1

可愛すぎ、地下室凝りすぎ、人間版キャスパー適役すぎ

ルックバック(2024年製作の映画)

4.5

爆泣きした。

漫画原作を読んだ当時はわかっていなかったが、ルックバックの意味は、これはつまり、死んだ京本からのメッセージ(あるいは藤野の願望)なのだと解釈した。

「あなたが連れ出したから私は死んだ
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