たかとしさんの映画レビュー・感想・評価

たかとし

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

『君の名は。』はあまり心に刺さらず、『天気の子』については後半飛ばし飛ばし観ていた私。だから今回の『すずめの戸締まり』も期待値ゼロだった。最後まで飛ばさずに観られるのかとか、どこまで物語にのめり込める>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

名作として語り継がれ、金ローとかで放送されてるのを所々しか観たことなかったのだが、一度ちゃんと観てみようと思い、鑑賞。

これは良すぎた。良すぎて、何故もっと早く観なかったのかと後悔した。この映画を観
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天気の子(2019年製作の映画)

2.5

映像が綺麗だった。

新宿を始め、東京をあそこまで美しく再現度高く表現できるのは、さすがだと思った。

だけど、それだけ。本当にそれだけ。

主人公がなぜ家出をしたのか、あの水の塊の生き物っぽいものは
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独裁者(1940年製作の映画)

3.3

チャップリンの映画を初めてみた。ギャグの部分、今観ても笑えるのだから、当時は大爆笑だったに違いない。

テーマはマジメなのに、所々にギャグが入ってきていて観ていて飽きなかった。

最後のスピーチが名シ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

名作と言われているけど観たことのなかった作品。マチルダが可愛かったのと、スタンスフィールドの冷酷非情さがカッコ良かった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.5

序を観た翌日にQを観た。続き物は頭から消えないうちに観ないといけない。

Qは「意味が分からない」ということで有名な作品。シンジくん役の緒方恵美さんですら「私もよく分かっていない」みたいなことを先日、
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.5

前作の「序」がテレビアニメのリメイク&ダイジェストみたいな感じで、映像は綺麗だけど、シンジの心理描写だとか、繊細な表情とかがコンパクト化されていて薄っぺらい印象を受けた。

しかし、今回の「破」は、新
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

ヤヴァい方のパプリカ。青葉の森で駆け回らない方のパプリカ。晴れた空に種を蒔かない方のパプリカ。

「夢の世界を悪者に支配され、精神を犯される」という話で、終始狂気じみた雰囲気の映画だった。観るドラッグ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

『バッドマン』の悪役であるジョーカーの誕生経緯について描かれた映画。
私は『バッドマン』を観たことがないのだが、そういう人でも楽しめる映画。

主人公は、気持ちが高ぶると笑ってしまう発作
をもつ、コメ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.8

1の『トイストーリー』は1995年公開ということで、そこから24年経っての新作。

こういうシリーズのものは、シリーズを重ねていくごとに原型を留めなくなって駄作になっていく気がするけど、トイストーリー
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

一時期、私のメンヘラTLにやたらと流れてきた『ミッドサマー』という映画。

「明るいのが逆に恐い」

「観ていて気分が悪くなり、途中で映画館を出てしまった」

「鬱がフラッシュバックしてしまった」
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.3

最近、テレビで放映されネットで話題になったので、俄然興味が沸いて観てみたいと思い、今回、ようやく観ることができた。

この映画は「ガチムチな男たちが、肉弾戦を繰り返すスカッと爽快なアクション映画」だと
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

半地下にクラス貧困層の家族が、大富豪の家にパラサイトしてウハウハする話。

最初は息子が家庭教師になったところから始まり、娘が絵の先生として、父が運転手として、母が家政婦として…と次から次へと富豪の家
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

2.8

映画監督を夢見る青年健司と、彼が大好きなモノクロ映画から飛び出してきたモノクロのお転婆お姫様の美雪。そこから二人の奇妙な同棲生活が始まる。

・・・という映画。

序盤はモノクロの美雪(映像の編集大変
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.0

両親と犬を空襲で失った少女ポーレットが、少年ミシェルと出会う。少年は犬を弔い十字架を立ててあげる。しかし「犬が独りぼっちで可愛そう」というポーレットの声で、他の生き物を殺して埋め、そこに盗んだ十字架を>>続きを読む

復活の日(1980年製作の映画)

3.0

ウイルスの蔓延により滅びた人類。ウイルスは零度以下だと活動ができないという性質から、南極基地にいる人たちが人類最後の生き残りとして奮闘する。そんな話。

ウイルスの蔓延により、医療崩壊が起こっていたり
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.8

相変わらずのゲスさ。セックス&ドラッグ8割だけど、残り2割が感動。下品なネタがこれでもかと飛び交うのだけれど、ストーリーはちゃんと進んでいくから観ていて退屈しない。

前作に続いてTEDの声は有吉で、
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

知を愛する利口な少年アオヤマくんの、子供っぽい仕草や表情が可愛かった。とってもおねショタな映画だった。

結局、お姉さんは何者だったのか、海とは何か、なぜペンギンなのか、最後のアレは何だったのか、など
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

2.3

ほんわかとして優しい気持ちになれる映画。絵本の世界に吸い込まれたすみっコたちが、そこで出会ったひよこの仲間を探すという話。

キャラクターの仕草や表情がかわいくて癒やされる。だけど、この雰囲気に井ノ原
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

埼玉県民は一度は観るべき映画だと思った。埼玉県民が喜びそうなネタがたくさんあって楽しめたけれど、これは埼玉県民以外が観ても楽しめるものなのだろうか?

終盤の埼玉の為にみんなが力を合わせて戦おうとす
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

オープニングの歌とダンスにまず圧倒される。もう、これだけで「この映画は名作に違いない!」とワクワクした。『ララランド』は渋滞の高速で歌って踊り出すところから始まったからドン引きしたけど、こっちは鳥肌が>>続きを読む

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.3

前作の『ジュラシックパーク』が面白かったので、続編を鑑賞。本作は前作の4年後の話になっている。

恐竜たちはまるで本当に生きているように動きや仕草リアルで、とても迫力があった。さすが一流映画。

SF
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

5.0

クレイアニメ(ストップモーションアニメ?)だけれど、見た目と裏腹にとても重たい映画だった。大人向けのクレイアニメ。

愛を知らない孤児院の子供たちが、笑ったり、泣いたり、ぶつかったり、支え合ったりする
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

名作といわれているのに、恥ずかしながら観たことなかったので鑑賞。

復元した恐竜に襲われて「きゃー怖い」って逃げまどうパニック映画だろう、くらいの感じで観たのだけれど、そんなチープな映画ではなかった。
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

1.3

エスパーたちが個性的で面白いんだけど、長澤まさみは可愛いのだけど、それ以外に何を観たらいいのか分からなかった。神田とは一体、何者?

感情移入もできないし、笑いどころも分からないし、盛り上がりどころ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

音を立てるとクリーチャーに殺される世界が舞台。

音を立てると命取りになるから、会話は手話で行う。だから、登場人物はほとんど喋らない。クリーチャーが侵略してくる前の回想みたいなシーンもないので、本当に
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.3

個性豊かな人たちが魅力的な映画。クセが強いキャラクターがホテルという狭い空間でわちゃわちゃやってる。でも、それぞれのキャラに味があって、誰も埋もれずに話を盛り立てる。さすが三谷幸喜は凄いなと思った。>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

2.5

乱暴で猟奇的な彼女に振り回される男の話。

冒頭、彼女がおっさんにゲロをぶちまけるシーンは気持ち悪かった。ネットの声を見たら、みんなこのシーンにドン引きしてる。可愛い女の子でも、汚物はそそられないとい
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

2.8

大企業VS中小企業の話。

映画というよりも2時間ドラマを観てるような感じだった。これはドラマで観た方がいいやつ。たぶん、原作はもっと重厚で心に残る作品なのかもしれないけど、2時間に凝縮している為、な
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

ネガティブで、消極的な男カールが、「何事にも『YES』というだけで人生が良くなる」というセミナーに行き、その日から全てに対して「YES」と答えてみたところ、人生が変わったという話。

自己啓発系の映画
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

なんて後味の悪い作品なんだろう。そして終わり方が凄く中途半端。

子供たちの体や服や部屋が、どんどん汚くなっていって、それでも子供たちは笑顔で強かで、観ていて凄く苦しくて嫌な気持ちになる。

ラストも
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.8

大人になってから改めて観た。

夢の世界では勇敢な戦士になれるのに、現実世界ではダメなのび太。そこでドラえもんに「現実の世界では無理だから、せめて夢の世界でカッコよくなりたい」とすがりつく。

もう、
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.8

大人になってから改めて観た。

宿主の行動を制御する寄生虫の話だとか、資源を採掘し尽くした星の成れの果てだとか、人口が極端に減少した星の活性化だとか、子ども用に見せといてなかなかギョッとさせられるシー
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.3

アカデミー賞作品賞を受賞した作品ということで観てみた。

吃音症に悩む国王が、言語聴覚士のライオネルと協力しながら、重要な演説を成功させるという話。

主人公のジョージとライオネルとの友情が魅力的だっ
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ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006年製作の映画)

2.5

修道院で食事係をする修道士が、ひょんなことからプロレスラーとして闘う話。

なんだか全てが途半端で、感情移入ができず、ツッコミどころ満載の映画だった。最初の方でぞんざいな扱いをされて「もう辞めさせても
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告白(2010年製作の映画)

5.0

全てが狂っていた。

娘を殺された中学校教師が、犯人である担任クラスの生徒を追いつめていく話。物語の始まりはこの教師の告白から始まる。

痛々しかった。中学生特有の青臭さが血だまりに浸かったような、不
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