るるきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

難解だった
フレンチディスパッチ超えはならず…
物語が二重構造になっていて、「宇宙をテーマにした映画」を撮っている役者と監督の話でもあり、劇中のキャラクターの言動を無駄に深読みしてしまうしよくわからな
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.6

世界観すごい、魔法テイストなのにチープじゃないのすごい。一個一個のインテリアから小物まで作り込まれていて初見の私には目新しくて感動

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.6

本当に面白かった!独りよがりにはならず、かつ自分の人生を生きるって本当に難しいけどそれができる人になりたい。

バービー(2023年製作の映画)

3.6

女性が弱い、男性が強い世の中から、どちらも認め合う世の中にしようというちょっと旧時代的な社会派映画と感じる部分もあったが、パワフルで感動!楽しい!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

最初これはハヤオが観た夢のようなカオスな世界観だなって思ったけど、カオスなだけで意味が分からないわけではなく、テーマが一貫している。
その描きたいテーマが多すぎて消化不良の人が多いのだと思う。個人的に
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.8

アイスクリーム屋を拠点に様々な人間模様が垣間見える。セリフや演出に、「いかにもなエモ」が見え隠れし、寒く感じるところもあった。
一瞬時が止まったかのような編集の仕方、突然のテロップ、音楽のタイミングな
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

誰よりも悲惨な目にあってるな。その必要ないだろ?が切ない
主人公としては、兄からのDV、母からのプレッシャーによる反動でもありつつ、どちらかというと若気の至りというか、クールになりたい一心なんだろう。
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

アリエル役の俳優の表現力に魅入っちゃった!前半部分でみせる、人間界への強い羨望が歌声と表情で十二分に伝わってきた、、、。ポリコレ云々を黙らせる魅力でかっこよかったな
物語としては、後半はあっけないくら
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PicNic(1996年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃ怖かった…気持ち悪くて辛かった。すごい汗出た、、
軽やかな音楽、映像美とは対照的な話の重さが岩井俊二の魅力ではあるが、今回は幼い精神性、薬を投与されて呂律が回ってない喋り方、ひどい幻覚を見
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

人は見たいようにしか見えないし、主観がかけ合わさるから怪物が生み出される。
その人のある行動の行動原理は、単純明快な要因だけではなく、外部の一つ一つの歯車がかみ合わさって構成され、その先のちょっとした
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

目が楽しい!ピクサー映画みたいな小ネタもピーチ姫の前髪もキノピオがスネ夫みたいな声だったのもまるごと愛しかった!ストーリーはペラい!ルイージが同族嫌悪だったから気をつけよっと

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.1

相手の考えを汲み取ろうと努め、愛情を表現し、息子に大事なことだけを諭し、本を2度読み、毎日の素敵なB面を見つけることのできるパパが素敵すぎる

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

ポップなホラーでハッピーデスデイ感
おじがキューティでキュンキュンした
おじのままの方が可愛かったまである

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

噛み締めたくなる
この世に存在しない世界なのに何この解像度、、、?!?!唯一無二な世界観の作り込みが尋常ではない凄い
岩井俊二の頭の中どうなってるの?何を見てきたらこれが作れるんだ…
CHARAと伊藤
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

激アツストーリーに、魂のこもったジャズの演奏が上乗せされたらもうそれは無双状態なので勝手に涙が出てる

ジャズ演奏の尺がかなり長めだから
あれ?今生ライブに来てるっけ?と錯覚するほどの満足感を得られた
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

美しい映像に絶望する体験
星野くんをはじめとするいじめの一部始終がそれはそれは悲惨で気持ちがえぐられまくる。でも本人も孤独が故にタカが外れて止められなくなってるのが分かって辛い
リリィとかいう宗教じみ
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.1

前半は冗長だったしなんだかんだ主人公に甘々だったのが釈然としなかったー
その割にオチとなる展開が前半とのコントラストにもならない塩加減でえ〜おわり?と思っちゃった
でも人間にテンプレはないことを再確認
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.8

これは傑作だと思う

まるで彼女の周りだけ空気が澄んでるような、清純そのもののアリスに虜になった
蒼井優ってなんであんなに魅力的なんだ…

前半花ちゃんが暴走して見てらんない〜となってたけど後半にかけ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.4

B級ホラー
カメラを止めるな的映画
うーんB級だった
RPG要素あってシナリオは面白かった。オチも人間くさて味があった
後半の快進撃は見ててちょっとスカッとする
もうちょいタイムリープの設定深めた方が
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

出来事が多い
小説の上巻中巻下巻を一回の映画でやっちゃいました⭐️ってくらい起承転結が3回くらいあるからかなり濃い三時間を過ごした感覚になる
勧善懲悪でかなり展開も分かりやすいところが良くも悪くもイン
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

透明で身に余るほどの神秘的な海をimaxで見れる現代人の幸せ。自然って実際に見るより作品を通じて見る方が美しいんだよな。限りなくこの世の美しさではなく恍惚としてしまう

ああキリちゃんになりたい…私も
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

世界観がハマる 挑戦的な映像の撮り方で目が喜んだ^_^
ラストが楽しい
この時代に、現代の価値観に通用するAIや仮想空間の話を取り上げてるのヤバい
何事も知りすぎると絶望を味わうし自分の非力さを感じる
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

女の子の気高く、されどとても脆い姿に胸を締め付けられた
泣かせに来てるなーと思ってしまうくらいあざとい演出だったとはいえ、冬のシンとするような映画の空気感は好きだったので物語に入り込めた
セリフに愛が
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.1

見てるだけで安心と切なさで涙が出そうな。
包丁のトントントンという丁寧な音が今でも忘れられない、心地よい響きだった

天気の子(2019年製作の映画)

2.5

厨二病くんの痛々しさと命の選択の軽さがどうにも受け入れられなかった話…

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

滝涙の映画
天気の子が倫理的に無理だったからちょっと心配だったけど、これは感動の邪魔をする設定が無く、五感で感じた情緒をそのまま受け取ることができてよかった〜
戸を閉める=過去の地震を思い出し、向き合
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

就活でやりがいか楽か自分はどっちに舵を切ろうか悩んでいたけど、どんな仕事でもその先にいろんな人の人生がかかっていると思うと、一概に二択ではないと思った。社会の役に立ちたいと思える人って正直綺麗事だと思>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.7

勘違いエセジャパン世界観が大好物人間からすると「あえて」仕掛けてくるギャグセンの高さが最高だし、無駄にハリウッドなので見応えもある。周りの大人たちも爆笑しながら見てた
4dxで観たので血飛沫が舞う度に
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

酸いも甘いも経験した落ち着きと、血に刻まされたやんちゃな一面が交互に顔を出すマーヴェリックに魅せられちゃう映画
空撃戦かっこよかった
命を顧みなかった彼が、他人の無事を誰よりも祈るようになった姿には、
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.6

絶対に違うのにオードリーを自分と重ね合わせて感情移入しまくりだった。女優業を引退し、家庭を選んだ彼女。孤独を抱えながらも理想的な家庭を築こうとする生き様は本当に健気で胸が痛かった。人から愛されなくても>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.2

3時間強の作品は今回が初めてだった
1日目の途中は寝ちゃったし、2日目もそんな特に事件起こらないし、このまま終わるのはマジでつまんないよ?大丈夫?と思った
しかし見終わってから、この永遠に続くと錯覚し
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.2

演出が面白かった
このお話を面白いと思えるにはまだ人生経験が足りない😥

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.1

前半めちゃくちゃ引き込まれて、これどんな展開になるんだ?!とワクワクしてたのに突然主人公変わって、伏線回収を期待したままラストへ。結果特に交わることのなかった二組
とにかく不法侵入シーンが苦手
Cal
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

うるさくて、変で、趣があってイケてる街、東京。外国からみた日本が、ザ日本のイメージと、そこ切り取るかーが交互に描かれててノスタルジー
イケおじと大人びた若い美女の愛情表現が可愛い、
刹那的な色をもつ東
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