るるきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

海がきこえる(1993年製作の映画)

1.2

わがまま自己中責任転嫁コンボの爆弾ヒロイン!口を開けば不快なことしか言わないので余裕で嫌いでした
登場人物9割魅力がわからないのに無駄に演出だけはノスタルジックで素晴らしい映画。
この映画を好きな人の
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.1

「謝らないわ 約束だから」
の最後のカウンターが気持ちいい
常に違和感があって犯人が誰なのか、結末がどうなるのかが最後までわからない奇妙な展開の演出に惹き込まれる

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

映画館でみたやつ
今まで観た中で一番絶賛した
格差社会の厳しい現実を様々なメタファーを用いて描いてる社会派映画だが、かといって重くしすぎず、所々をコミカルに描いていることでエンタメ作品としてのバランス
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ可愛かった。
2人に思いやりがあって純粋で癒される
世界観がパステルでカラフルでファンタジックな反面、2人の家庭環境がリアル。両親たちが彼女達への関心が薄く家に彼女らがいるのかどうかも把握
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

5.0

本当に泣ける!デトックス映画。
おばあちゃんのあったかくて心地よい懐に包まれる感じ
気持ちが沈んだ時に観ると凄く沁みて穏やかな気持ちになれるのでおすすめ

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.1

司法試験のやつ凄い。
ポテンシャルが高すぎて一番稼げる方法がなりすましだったっていうのがスマート〜!!しかも未成年でこんな肝の座った犯罪が出来てしまうとは。
母親に必要とされてない実感と父親の自分への
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.9

ラストにかけての急展開にびっくり。華やかな世界観に見応えがある。
どれだけお金を稼いで服、家、振る舞いを良くしても表面上はチヤホヤされるが、1人の深い愛まで手に入る保証は無い、
みんなしたたかに浅まし
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

確かにずっと面白いんだけど最後のどんでん返しなるものに期待してた私としては、オチのタネが伏線全回収!っていう気持ちの良いやつではなくて、はーん、そ、そうですか汗みたいな脚本で有無を言わせない感じだった>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

見終わった瞬間「面白かった〜」と思わず口にしてしまった。Babyのキャラがたまらなく好きだしかっこよすぎ。カーレースが爽快。出てくる女たち可愛い。レコードで音楽作る主人公かわいい。途中で敵が変わるのも>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.6

純粋無垢な美青年凶悪犯罪者とかエンタメとしては最高だ…実在してたというのが震撼だけど。
親からの愛も受けていて周りと同じ家庭環境だったはずなのに、なぜこんなにも周りと感覚がずれてしまっていたんだろう。
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

2.6

まさに一夏の青春って感じで終始痛かったが(悪いとかではない)、低迷してた主人公が高みを目指して一歩踏み出して終わるのはなんだか余韻を感じて良かった。
みんな褒めてるけど個人的には主人公のファッションも
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バーレスク(2010年製作の映画)

5.0

やっぱ映画の中で一番好き!音楽もショーも顔もストーリーも何かもかもが最高。自分とは別世界でありながらもどこか潜在的に惹かれる世界だわ…

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.6

映像に関してはガンガンに気味悪い世界観が完成されていて映画としては良かった。
母の目の前でタバコ吸っていても何も言わず教育もしないで自分の世界観に持ち込もうとするその気持ちは本人の言う愛ではなくてただ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.5

私としては初の白黒映画だった。
最後の記者会見のシーンを見られただけでも意味ある時間だったなと思えた。それぐらいラストシーンの二人の切ない表情に引き込まれた。
あと一つ物語に大きな違和感を覚えたのが、
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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

4.1

そう、まさにこんな映画が観たかった
全てのシーンに愛着が湧き、心を踊らされる。
胸焼けする位の甘ったるさと毒毒しさのバランスがちょうど良い。内容に関してはあまりにメタファーと挿入歌が多すぎて何が言いた
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

現在を嘆いて過去に執着するのは”逃げ”と気づいた割に最後パリに残るんだって思ったけどよく考えたら現実と向き合って、変えようとした行動だったんだって思えた。
私もパリに行ったら豪華なディナーよりも散歩し
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

前向きな非日常とエナジーを送り届けてくれる温かい物語だった。
人は自分から歩み寄らないと相手も心を開いてくれないよなと改めて思わされた。何より友情とはこんなにも美しく特別なものなんだという主張が一貫し
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

前半における恋愛以外の彼らの描かれ方は実にリアルであり、例えば痛々しいほどサブカルに被れており大衆を見下している姿、就職をせずになんとなくイラストレーターになったり、なんとなく就活を毛嫌いしてフリータ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

2.8

マチルダのキャラと映画の設定が私の中では新しく印象深くはあるが、正直絶賛されるほど面白いとは思わなかった
12歳の少女の小生意気でませた喋り方とおじさんの無表情の中でも少女にみせる行動の機微が物語全体
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.3

大物は一日にしてならずだよねえ
なんといっても革製のバッグやペンケース、こだわりのあるスーツに胸を打たれる

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

ヤクザという汚いものの中で愛が美しく際立って描かれていた。
綾野剛がひたすら仲間の愛の為に走っていたものの、結局義理や人情なんてものは本物の家族の前には脆く、そんな綺麗事ではうまく行かないという厳しい
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アメリ(2001年製作の映画)

4.5

基本気持ちわかるけど、あまりに内弁慶過ぎて回りくどいなとハラハラした。お爺さんとの関係が非常に良く、いかにアメリの事を大事に思っているかが伝わってきて心が温まった。アメリは体だけ大きな子供のようで、特>>続きを読む

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