DAさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

人類と原子力

こんなゴジラ見たことない!!開始5分でニヤニヤが止まらなかった。"やりたいこと"がハッキリ見える。

市井の人が希薄な演出も憎い。逃げ惑う人々がどこか遠くに感じる。皮肉効きまくり!
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.0

役者とベネチアが綺麗

だがそれだけ!笑
あまりにも想像の範囲内すぎて驚きも何もなく…
ポール・ベタニー目当てで鑑賞

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.0

強さ

音響が良い。画作りと音で引き込まれる。大自然とサスペンスの緊迫感。

ネイティブアメリカンと土地とサスペンスを上手く調和して描いているなと感じた。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

この街で

ベルファストという街の実感としての理解はないとしても、この"生まれ育った街"の普遍性が染みる。故郷のことを想う。

ラストシーンが胸に刺さる。

HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.0

ハリウッドリメイク版ハチ公物語

日本人はストーリーの大筋がわかってる状態での鑑賞になると思うけれど、わかっていてもオチの演出にウルっときた。

ラッセ監督作品の持つ空気感はやっぱり好きだなぁと感じた
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

5.0

私の夢は、いつかジュマンジのレプリカを手に入れること。(レプリカ発売してくれ…!)

大好きな映画。子供の頃から繰り返し観ている。現実に非現実が干渉する作品を好むようになった原点かもしれない。
悪夢の
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

5.0

大好きなディズニープリンセス映画

とにかく楽曲が良い!ディズニークラシックを支えたアラン・メンケンがカムバック。OSTを何度聴いたことか…!
そして美術がとても好き。光や色合いが美しい。
画作りにデ
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

4.0

なんだかとても好き
なティム・バートン作品

ティム・バートンらしいゴシックな美術・ホラームービー的な要素・ストップモーションアニメと監督の"好き"が沢山詰まってる感じがとても良い。
ビートルジュース
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.0

ウェンズデーが大プッシュされてる2作目。可愛い。
1作目よりわかりやすく、アダムスファミリーの美的感覚を面白おかしく描いた作品(毒もたっぷり)

ハンドがほとんど出てこなかったの残念。

個人的には最
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.5

結構好みのホラーだった!

"夢"ならではの現実的ではない怖さの表現が好み。まだ撮影がアナログの時代なのもいいなぁ。
ブギーマンは日本人には馴染みがないから、その辺の怖さの肌感はどんな感じなんだろう。
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.5

幸福

食で得られる幸福。晩餐会のシーン(特にキッチン)が本当に美しい。

宗教的な部分は感覚としての理解は難しいが、いま何を最上として生きるのか、そういう生きることの核みたいなものがあったように思う
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

2.5

家族

う〜ん…ちょっとこの昭和の美学を"感動"としてみせる構図に飽き飽き。素直に受けとめられなくなってきちゃったかも。
当時を知る世代ならまだしも、このノスタルジーを感動ドラマとして消費できる時代は
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

3.0

特に変わり映えはなく、単純に物語の続きという感じ。
そこまで時は経ってない設定っぽいけど、子供たちがとても成長している〜!笑

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.0

かつての日本の風景

戦後、東京の下町。家族の物語。
当時を再現した美術がいい。(VFXやセットや小道具や)
"THE感動"的な展開や台詞回しがくさい気もしたけど笑、楽しめる一本。

再鑑賞

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.5

上質なクライムサスペンス

2つの犯罪が噛み合っていく…
エレベーターが自身の絞首台になっていた夜。エレベーターの床が開く=絞首刑(死刑)というミーニング。題名が秀逸。

ゆったりとしたテンポ、音楽が
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

ハンド可愛すぎー!!!

ゴシックで不気味なアダムス・ファミリー。ストーリーも気楽に楽しめて、なにより美術が全部楽しい。好き。
ハロウィンにぴったりな一本。

ハンドに助演男優賞を!
(荷物運び時は二
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

う〜怖い!

設定も演出も良質のホラー。ダブルミーニングで"GET OUT"である点もとても好き。
不穏で不気味な演出で感じる不安感、後半の怒涛のグロ描写と大満足!

ホラーの文脈で描き出されてるレイ
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.0

世界がわからなくなっていく

認知症の本人の不安感が伝わる映像描写が良い。ずっと混乱する。どれが現実なのか、何が起きているのかわからない。

認知症の当人と対峙したことがある人には特にぐさぐさ刺さるで
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.0

この世界で生きること

観る年齢と立場によってはぐっさり刺さる作品。生きていると起こる様々な事象・感情が詰まっていて苦しく、でも希望がある。
生きることは他者と相対すること。圧倒的な自己と他者。

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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.5

ただ肌の色だけ

時代の転換期と個々の想い。目の前の困難は確かだけれど、"結婚"するということがどういうことなのか、その本質が美しく描き出されている。愛の物語。

恋に落ちた2人とそれを取り巻く人々。
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

2.5

この一本ではストーリーを理解するのがかなり難しい気がした。とにかくややこしすぎて視覚で理解するのが大変。

はるか昔に原作を読んでいるのだけど、内容は全部忘れちゃった笑。結構楽しく読んだ気がするんだけ
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

2.0

火星人ブラックコメディ

破茶滅茶である笑
多分ティム・バートンが一番やりたかったことは、大好きなゴジラ映画を撮ることだったんだと思う(出てたし笑)

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.5

トム・ホランドのアクション宝探しムービー!

気楽に観られる娯楽作。だだキャラ立ちが弱く、トムホ以外の役者に見応えを感じられず…。トムホのアクション以外特筆する点がない感じでTHE普通(というか一昔前
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.0

大切にしたいのは

当時の情勢などきちんと理解できていないので少し難しかったけれど、その"時代"に生きる個人として、何を選択しどう生きるかがぎゅっと詰まった愛の物語が良質だった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

あれ?こういう話だったのか笑
一瞬ラストの展開でホラー版『トムは真夜中の庭で』なのかと思ったけど普通にただの幽霊話だった。

というか、なんでそんなトップシークレットルーム借しに出したんだ笑

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.0

B級サメ映画かと思ってたら、ジェイソン・ステイサム"の"映画だった笑。意外と真面目(マジメ??)なサメ映画。
シャークネードとかダブルヘッドとかの大笑いできるサメシリーズに毒されすぎてなんか物足りない
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海街diary(2015年製作の映画)

3.0

家族

撮影が美しい。爽やかな湿度。(瀧本幹也さんの写真集見てみようっと)

ストーリーよりもちょっとした生活の描写の方に興味を持って観ていた。
是枝監督十八番のちょっと歪な家族像。今作は不倫"してい
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ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

2.5

続編ということで予想はしていたけど、1にあった"全て弟を受容する過程で生じた想像"という側面は消えてしまったので、いまいち楽しめず。
前作の赤ちゃんの敵が子犬は面白かったけど、赤ちゃんの社会にしてやる
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.0

イマジネーション

定番のきょうだいが生まれて愛情が奪われる!を危惧するドタバタなんだけど、完全なるファンタジーで終わらせるんじゃなくて、主人公(大人)の作り話という側面も描いて締めているのが結構好き
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

一つの肉体で異なった人格が掛け合いする様は楽しいんだけど、いまいち特筆する点がなく、なんとなく物足りないのは何故なんだヴェノムシリーズ

ヴェノム(2018年製作の映画)

2.5

ヴェノム、エイリアンだから造形気持ち悪いな笑

なんか後半ポンポン寄生成功してくテンポのよさが「?」って感じだったけど、"1つの器に俺たち2人"なのはこれからの展開が面白そうだなぁ。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.0

独りじゃない

曲が良い!歌唱シーンだけでちょっと泣けた(主演以外はミュージカルの人じゃない(?)ので表現力不足でめちゃくちゃ惜しい)

優しい嘘で現実の慰めを得る主人公。繋がり依存の現代社会。感動に
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.0

原題『Allied 』連合国側の

邦題でも理解はできるけれど、やっぱり原題がテーマだなぁ。戦時下の特殊な環境。感情が優った故の悲しい恋模様。
どこか秘密めいてる美人、マリオン・コティヤールはいいね!

トムボーイ(2011年製作の映画)

3.0

"本当の自分"でいられた短い夏

誰も自分を知らなくて、身体的な変化もまだ訪れていない、きっと初めて"自分"でいられた夏。
タイトルはトムボーイだけれど、もしかしたら単なるトムボーイではないかもしれな
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

"あなた"が好きだから

定番の身分違いの恋ムービー。というかハッピーエンド版『ローマの休日』って感じがした。
役者が美しすぎる〜!ハラハラしたりギスギスしたりしないゆったりとずっと優しい。fall
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バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)

1.5

マッツ・ミケルセン目当てで鑑賞。
(日本版のポスターの、取って付けたようなマッツ面白すぎる)

う〜ん退屈なストーリー!マッツはそこそこ楽しめた。