DAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ロッキー(1976年製作の映画)

3.0

パパパーパパパッパッパーパパパ!
サントラが有名すぎる一本。

ルーザーに訪れた転機。熱血すぎず、でもグッとくる描写の塩梅が良い。
「エイドリアーン!」

フィラデルフィアの寒さで(?)ずっと鼻啜って
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.0

"ブロンドのおバカちゃん"が弁護士に⁉︎なギャップ系コメディ

現実味のなさを主人公のキャラクター性で全て補えちゃってるのが魅力的。"自分のまま"で道を切り開いていく様、今まで得たのものが、別の道でも
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.0

冷戦と宇宙への進出、時代を色濃く写したSF。時代の空気がとても伝わる。

個人ではなくて国でもなくて、地球の問題、宇宙の問題。視点を大きく持つと見えてくるものがあるかもしれない。傲慢な人間。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.0

変革の時、そこには苦しみを背負う人がいる。

一人ひとりの意思が世界を変える。転換期の荒波を数々盛り込んでいて、怒涛の歴史を振り返られる。変えよう世界。より良く。

ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

たった1日、最初で最後の、永遠の別れ

どのシーンも愛おしい。
みずみずしく煌めいていて、クスッと可笑しく、そして切ない。ラストシーンでふと涙が出ていた。
傑作恋愛映画

再鑑賞 2023/04/16

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

出会い

行動が全てを変えていくことをポジティブに受け止められた。良作。周りを好転させるエネルギー。いつだって好機。
掃除をするシーンが印象的。整えるといい"気"が生まれる。

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

2.5

自分の人生

家族の"おかげ"と家族の"せい"のバランス。結局常に弟な感じがなんだかちょっと可哀想な気もした。兄貴のキャラクターが強烈すぎるのかも笑。クリスチャン・ベイルの再現度が良い。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

2.5

カーアクションがほんとに"ワイルド・スピード"で見応えたっぷり。邦題がとても良い。スピード出すぎちゃいそうな劇伴も良い。

ストーリーはこの一本だけだと消化不良だけど、長寿シリーズになる前提で観れば今
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

クールになりたくて

ちょっぴり悪に憧れる13歳。誰もが経験した"あの頃の自分"が蘇るよう。友達、青春、人生。レイの台詞が染みる。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.5

マッツ・ミケルセンに100点!顔がスリザリン!!

3作目はメッセージが明確で良かった。
どうしても1920年代設定なのにゴリゴリの現代的ポリコレ映画なファンタビが好きになれないのだけど(人種とか女性
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.5

ファンタビシリーズは色んな国を舞台にするのがテーマなのかな?今作はパリ。

物語が進む回で面白かった。
けどなんだか過去を舞台にしてるのに、過去を無視したポリコレで染まってるのが、しらけちゃって辛い…
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.5

う〜ん"スピンオフ"だなぁという作品。

ゴリゴリのグリーンバック、フルCGによる画作りがちょっと退屈だった。舞台がNYのせいもあるのか、アメコミを観ているような気分。
私の中でハリポタ=イギリスも大
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.0

それは魔法の薬のよう

流浪の人と村人。余所者による刺激で村人が変わっていく様、流浪者の苦悩、そのどれもがどこか温かい筆致で描かれていて好き。ラッセ監督作の人々の描き方が好きなのかもなぁ。
そして、チ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

"自分"が"自分"であるために。

近年LGBTを扱った映画がかなり増えているけれど、その中でも突出して良い作品だった。内なる私、本当の私。本質を写す、絵画との組み合わせも秀逸。
エディ・レッドメイン
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.0

壮絶な復讐

予想のつかない展開の復讐劇でスリリング。ラストの絶望感が凄い。ちょっと理不尽ではあるが…笑。もはや口というか身は災いのもとって感じ。
痛々しい描写が痛くて画面直視出来なかった笑。

めまい(1958年製作の映画)

3.0

主人公が可哀想で賞

前半と後半で毛色の違うサスペンスが楽しめる。不安と恐怖。特に後半のサイコな恐怖が恐ろしく良い。
別人。鏡の中の自分。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

2.5

題材ゆえ仕方がないのだけれど、映画の為のあからさまな演出が散見され肌に合わなかった。安易なシーンがとても多くて冷める。特に地下鉄のシーンが酷い…。この脚本家が好きじゃないのかもしれない。

画作りに神
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若草物語(1994年製作の映画)

3.0

要所要所がかなり駆け足だったので、ストーリーは皆知っている前提で作られている感じ。ただクリスマスのご馳走が送られたシーンがばっさりカットなのはどうして!?
ジョー以外の姉妹(そして母親)ももう少し丁寧
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

2.0

ワイヤー奇術(⁉︎)と武術アクションが面白い。竹林のシーンが印象的。

ストーリーはよくわからないところが多く、原作知識が必要なのかも。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

2.5

アメリカン・ニューシネマの先駆け

今観ると、もはやありきたりに感じてしまうのが残念。暴力とセックス描写の解禁。
個人的にボニーとクラウド以外のキャラクター造形にちょいちょいイライラしてしまった…金切
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

2.5

過激バイオレンスアクションムービー第3弾!

今作もエグいエグい必殺ジョン・ウィック。3作目はアジアコンセプトでソードアクション多め。痛くて痛くて2時間半泣き(刃物恐怖症持ち)。
とりあえず頭部と金的
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.5

闇は深く

新生バットマン。闇の密度が濃く、2割の光と8割の闇の画作りが魅力的。バロック絵画のよう。ただ3時間ゆったりどっしりとしたテンポが続き、寝不足で鑑賞したら眠気が来ちゃうかも…と思ったほど暗く
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

2.5

王道00年代韓国ラブストーリー

ちょっと駆け足なのが気になったけど、どちらかというと"線"より"点"で感じる映画なのでまぁいいかなという感じ。この手の映画が流行りだったせいか、今観るとちょっと時代を
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(1963年製作の映画)

3.0

この映画を観終わったら、鳥の群れを見て「鳥…」って気持ちになる人生が待っている。ヒッチコックの傑作パニックムービー。

現代からすると限られた技術での映像化なのだけれど、十分怖くて素晴らしい。演出の妙
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

2.0

原作をだいぶ端折ってるのかな?という印象。

登場人物の内面その周りを描ききれてないのにストーリーだけ進んでいった感じ。なのでラストの心境に観客がたどり着けない。
精神病院とか登場人物だとかが…なんだ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.5

平凡な男…?実は…

冴えない男の本性、エグい殺し屋アクションを楽しむ作品。ただそもそも"自分のせい"なのがなんだか正当性を感じなくてちょっとモヤッた笑。バスの悪ガキあの時点ではまだ未遂だしな…。
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

2.5

ユアン・マクレガー目当てで鑑賞。

ゴーストライターという隠された存在と隠された真実の掛け合い。プロットは面白いけど緊迫感が物足りないかな。もう少しドキドキが散りばめられてて欲しいかも。

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.0

友情

人間の絆と時代と。
時を経て描かれる二人の関係性が良い。
温かな映画。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

ジュラシックワールドってそういうことだったのか笑。もう行くとこまで行っちゃった感じ。どうすんだよこれ!笑笑

今作はなんだかクリーチャーホラームービー感が強い。4からハイブリッドの新種が脅威っていうの
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

ラプトルを手懐けてるシーンがあまりにも有名(?)なジュラシックシリーズ4作目。

ラプトル手懐けるだけあって「なんでだよ!笑」の連続展開。まぁ4作目だしね笑。1の頃のような時代性(遺伝子研究やクローン
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裏窓(1954年製作の映画)

3.0

シチュエーション設定がとてもいいサスペンス。

限られたセットでここまで魅力的なサスペンスを作っちゃう。さすがヒッチコック!
窓辺だけしか映らない限られた画作りがとても良い。主人公と共に隣人を想像し、
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テッド 2(2015年製作の映画)

2.0

製作費増えてる笑
ちょっとストーリーは無茶すぎたかなぁという気も。キャスティングの関係で仕方がないのだろうけど、ヒロイン交代は前作のオチ台無しって感じで残念な気持ちに。

大麻の原生林(?)見つけるシ
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テッド(2012年製作の映画)

2.0

お下品テディベアムービー

テッドが可愛いくまじゃないところが新鮮。下品ジョークがあんまり好みの感じじゃなくてハマれなかった。

2観るために再鑑賞 2023/02/27

ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

2.5

死のピタゴラスイッチ

驚きの死に方をするのを楽しむ(!?)悪趣味ムービーなんだけど、本当にびっくりな死に方をするので面白いシリーズ。
あり得ないんだけど、これ観た後いつも日常のちょっとしたことに不安
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

1.0

ユアン ・マクレガー目当てで鑑賞。

設定に無理がある…究極のお人好し。
なんでそんなんで信頼関係築けた!?って感じなので、登場人物の行動原理に全く感情移入できない。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.0

天才詐欺師とFBI捜査官

この構図で面白くないわけがない!鮮やかな手口と互いのやりとり。楽しく観られるエンタメムービー。家族の関係性の脚色も映画的で良い。