ろまらんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ろまらん

ろまらん

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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.6

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バクリはいつもしかめっ面で文句ばっかり言ってるけどほんとは優しくあったかいキャラ として愛されてた人。パートナーのアニエスジャウイといい映画作ってた。この時すでにすごく痩せてて胸が痛む。彼女との関係も>>続きを読む

フィデリオ、あるいはアリスのオデッセイ/欲望の航路(2014年製作の映画)

2.5

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欲望の航路って邦題笑える。ポスターも違うし。フィルマでは題名変えてくれたのかな。
船で働く女の子の話。何ヶ月も家を離れる大変な仕事。言葉や文化が違う人たちとも働く様子なども興味深い。新人ビジュタージュ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

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トムフォードやっぱりすごいな。よっぽど撮ってないとこうはできないでしょうと思うようなのをサラッと撮ってる感じ。
エイミーとジェイク、プラスシャノンをキャスティングした時点でまたすごい。
これが芸術と呼
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.7

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前半は大切な人を突然亡くすことを一緒に体験する感じがある。自分は悲しみの渦の中にいるのに周りはいつも通りで、抑えてる分急に泣いたり笑ったり‥‥ミカエルアースの静かで自然なカメラいいな。
ゾエの黒皮のブ
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抱擁のかけら(2009年製作の映画)

3.6

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やっぱりこれもペネロペ美し過ぎる。彼女を愛でるための映画だな。綺麗なだけじゃない演技と潔さ。すっかりファンになってます。ボルベールにも出てた女優さんビアンカもいい感じ。馴染みの人たちと映画作る人なんだ>>続きを読む

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

4.3

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アルモドバル再発見の旅、バッドエデュケーションは期待し過ぎたせいかちょっと合わずでしたが、これは良かった。
ペネロペ美し過ぎる。咲き誇るって感じ。バニラスカイでカリメロに似てるとか言ってごめんなさい。
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.4

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カナダの風景が模型、電気ついてる。フィオナがパリに着いた時の感じ、自分が初めて行った時みたいで笑う。カナダの旗つけてるし。気に入った。セーヌに落ちたら自転車とか沈んでてまた笑う。
動きが何だかパントマ
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.6

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アルモドバル昔見た作品が苦手で、合わないと思い込んでてずっと見てなかった。これはなかなかいいですねー。こういう作風なんだと少しわかったような。わりと濃いめの。
違うかもしれないけど、ベニグノは私には少
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ロッキー3(1982年製作の映画)

3.0

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これは見てなかった。タイトルでっか〜。主題歌流れて来て嬉しい。
お金持ちになってポワポワしてるロッキーも可愛い。対戦相手はコーフンし過ぎです。ミッキーがかわいそう。
銅像にヘルメット投げつけたらコンっ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.4

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ヴィルヌーブでこんなのあったんだ、良さそうと見たらとんでもなく重い映画だった。
始めからお母さん何で遺言でややこしいこと頼むのかなあと思ってたら、文化の違いと捉えられない自分には酷過ぎる展開が次々と。
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.6

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流行のナチュラルに生きたい系かなーと選んだら、まさしく向かい風に立ち向かうマリーナのお話。奥さんや家族との直接対決は避けた方がいいような。いや、それでは強くなれない。いつもこんな思いしてるのかと共に感>>続きを読む

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.2

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明るいイメージのビーチボーイズにこんな悲しい話があったとは。彼らのことよく知らないので始めの方は戸惑ったけど、だんだん引き込まれた。
ダノがキューザックになるのが違和感ある。持ってるものが違う感じ。特
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ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.5

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ユペールとヨーロッパの夏が見たくてこれを。ポルトガルのバカンスいいなぁ。海も空も真っ青。行きたい。
イニシェリン島を出たお洒落なグリーソンが優しい旦那様、レニエ君が屈折した息子さん、いくつになっても可
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

クリスチャンベイルやっぱり凄い。大好きなのに今頃見てびっくりしました。エイミーアダムスもサムロックウェルも流石。ジェシーまで〜と俳優たちへの愛と尊敬が溢れる面白さでした。

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.6

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考えてた内容と違っててびっくりした。エイミーアダムズやっぱりいいなぁ。クリストフヴァルツも安定のうまさ。何にでもなれる人。最後の方はやり過ぎかな。
でもこういう虐げられた奥さんや女性アーティストがいた
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そんなの気にしない(2021年製作の映画)

3.7

Rien à foutre に惹かれて見た。よかった。
くだらないことはどうでもいい、って。
仕事って全部投げ出したくなるような時が何回もあるけど、結局は我慢して続けていったり、転機となるきっかけが突
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

1.0

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1回目ドロドロマルシェのシーン(早過ぎ)リタイアを反省、再見。
調香師という超繊細な仕事の話の映像がずっと汗だく。天才でもあんなに瓶ある棚からパッパカ取ってジャブジャブ入れて香水出来るのか。ファンタジ
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パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.3

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3大テノールが活躍してた黄金時代懐かしい。今は誰がいいのかわかりません。映画で見たコッポラの椿姫が来るから新幹線乗ってでも見に行くかなと思ってチケット代見たら倒れました。
パバロッティの輝く歌声、いつ
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

3.4

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フロは安定の良さといつもの可愛らしさ。ランドンもこういうサローの役好きやね。
コメディタッチで見てたら、打ち明け話が凄過ぎて絶句。こういうことあるの知って人道主義フェミニストコリンヌセローが取り組んだ
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.6

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手堅く真面目な作品。ハリウッド的展開に慣れ過ぎて、この人消されるかもとか事故に遭うかもとか考えたのが恥ずかしい。
家族とのつながりも丁寧に描いてる。バラスコのお母さんも良かったな。

エヴァの告白(2013年製作の映画)

3.3

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リトルオデッサの監督さん、重めで悲劇が起こるって感じ。これでもか的な展開あるかと身構えたけど、ホアキンありがとう。マリオンやっぱりいい女優。邦題は違い過ぎ。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.0

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高校に戻ったらイケてる基準が変わってたのが面白すぎ。勉強になります。ドラッグの段階別説明もたまりません。ギークのみんなもいいなあ。ヒルもテイタムも好きです。

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.2

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綱渡りみたいな痛々しい生活。寂しい。呪いかけてるママもお洒落したい女の子も切羽詰まってるのに呑気。こういう考える力が弱くてポワーンとしてるけど、実は深刻な家庭状況の子とかけっこういたな。食生活もテキト>>続きを読む

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.5

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ダルデンヌ流、厳しい現実レアリズム&希望の持てるやや楽観的終結に慣れて来たしー余裕余裕と見てたら、違うやん!危な過ぎる展開でハラハラしました。
導師がイスラムのほんとの教えを捻じ曲げて、若い人を洗脳し
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.7

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自分は全然知らなかった監督さん、見て良かった。キャストはケインとカイテルにワイズとダノが加わる強力な布陣。
お金や名声を手にしても悩みは尽きないセレブ用高級バカンスホテルでの日々が驚くべき映像美で軽や
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禅と骨(2016年製作の映画)

2.7

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ポップなオープニングで期待したが、盛り込み過ぎ。ドラマは不要かと。禅との関わりは描かれず急に禅僧になってた。
俗っぽさが感じられてくる後半は怒涛の突撃ドキュメンタリー風に。撮る方がマジ切れしてる場面入
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幻の光(1995年製作の映画)

2.6

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是枝監督のデビュー作で期待し過ぎたのかも。文学作品の映画化の難しさも改めて感じた。原作はゆみ子の一人語りの小説でとても映画的だけど、違和感があったので読み直した。やっぱり別物になってる。大切なエピソー>>続きを読む

ガールフレンド・エクスペリエンス(2009年製作の映画)

3.5

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ソダバーグのカメラと編集が大好き。ピントはどこに合わせるのか教えてください。ソダ好きにはたまらない感じの画面が続く。
クライエントが誰が誰だか、これはいつだかややこしくても、飛行場を歩く男たちの横移動
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ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

3.2

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大好きな町田康が出てると知ってびっくりした私は、今頃ながら、早速見た。二日酔いの日曜の朝にぴったりの映画、
これは危ない感じするなー敬愛する町田先生が変な役してて下手やったらどうしよう、との心配は、す
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ステップ・アップ(2006年製作の映画)

3.4

クラシックバレエとストリートダンスを合わせるという無理めな設定でも、逆に両方の良さが際立つ感じなのが面白い。
チャニングテイタムの可愛いさと、まさに抜群のダンスを楽しめる。ダンサーってうまいだけじゃな
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.6

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静かでゆっくり、なかなか良い映画。横の方はすぐ爆睡。私には身に染みる。
ラッキーお爺の朝のルーティーンから始まる暮らし。毎日の体操と一箱のタバコは体にいいとわかる。毎日会える人たちも優しくていいね。マ
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.5

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さかなの子気に入ってもう一度見た。のんびりな監督らしさに共感して見ると楽しい。
身内の不幸のような人生で最も悲しい時にも、笑いのタネがそこここに散らばってた。それを懐かしく思い出すような優しい映画。
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.7

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この監督さんらしい繊細さと優しさのある映画。泣き虫でいいの。
DJが御大べアールなので彼女が絡むラジオに関わるお話かな、と思わせてしまったのと、時折入る80年代当時の映像は少し残念な感じ。無くてもいい
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.7

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いいな。自然な不自然さとでも申しましょうか。リスキーな題材を気負わず、くどくならないようにうまく切り上げたりまとめたりしてて好感が持てる。
長らく大きな謎だったさかなクンの生いたちがこんな愛溢れるお話
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クリミナル(2004年製作の映画)

3.2

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ソダバーグ風でテンポよく、詐欺合戦みたいな軽いお話を楽しめる。これもあれも嘘でしょう、みたいな展開は見慣れた感じもあるけど、嘘をつくにも程がある、と成敗される所は、倫理観のかけらがあってちょっと嬉しか>>続きを読む

蝶採り(1992年製作の映画)

3.6

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田園詩に引き続き、また綺麗な題名に呼び寄せられた。
前半、美しい画面とほのかなユーモアで楽しい。のんびりしてるけど退屈しない。公証人の家で歌のレッスンする場面が最高。靴下履かされてたナポリタンマスチフ
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