ろーしゃーくさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ろーしゃーく

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アス(2019年製作の映画)

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頻出する"バンズ・アクロス・アメリカ"のイメージや「We are American.」の台詞からも読み取れるように、格差の不均衡や搾取など現代社会が抱える問題に対する風刺に溢れた作品。

基本的にはか
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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冒頭から音楽や画作り・場面転換に至るまで全てが不穏な空気で流れていくため、先の展開がどうなるのかめちゃめちゃビビってたんですが…。

なんだ、祭りの話だったのか!そうだよね、タイトル"夏至祭"なんだも
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

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象徴を使って無意識下に癒しを与える"サイコマジック"。

"治療風景"を始めとして出てくる象徴的なビジュアルがおもしろい。

逆説的にだけれど、日々の一挙手一投足がとてつもなく大事なのではないかと感じ
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万引き家族(2018年製作の映画)

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本当の家族とは何なのか、愛情とは何なのか…。
言葉や血の繋がりを超えて、共に暮らす人々の話。

『パラサイト 半地下の家族』を観た後ということで、ある種義務感のようなものに動かされて観たけれど、貧困を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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貧富の差によって発生する様々な不均衡と、それに対する無関心をまざまざと見せつけられる。

現に自分たちの社会にも存在する問題を描き出しながらも、特定の立場に一方的に寄っていないバランス感覚が凄いなと。
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

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狂った殺人鬼達が作ったお化け屋敷から、命からがら脱出する、なかなかのライド感溢れる話。これは嫌ですねぇ。

プロットが現代版『悪魔のいけにえ』的でもあり…というか、端々にかなりリスペクトを感じる小ネタ
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

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めちゃくちゃタイトに恐怖感・嫌悪感を満たしてくれる10分間。

プロットの勝利という面ももちろんあるけれど、取捨選択のバランス感覚も見事だと思う。

運び屋(2018年製作の映画)

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流石のイーストウッド老師。

仕事に生き家族を後回しに生きてきた老齢のアールが、別れた妻の死期に際してまともに家族と向き合う姿が滲みる。"家族を大切に"なんて事を頭では分かっているつもりでも、なんとも
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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画面の構成がとにかく緻密で素晴らしい。距離感や端々の細かい動きなども含めて、不穏でありながら全てに意味を持っているという凄まじさ。
こんなにも狡猾で周到な狂気からどうやって逃れれば良いんだよという絶望
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

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夢の世界でやりたい放題の変態殺人鬼フレディ・クルーガー。
ヒロインのナンシーがビシッとカッコよく成敗してめでたしめでたし…というわけにもいかず、こんなんもはや対処のしようがないやんかという。

夢と現
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

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『Dead by Daylight』に三角頭参戦!という事で予習的チェック。
原作ゲーム未プレイなので、ネットで基本設定を軽く確認してからの鑑賞。

いや、これはなかなかどうして最高ではないですか!?
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日本沈没(1973年製作の映画)

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地球KOEEEE!な災害映画。
特撮を駆使した諸々の災害シーンや"顔面にガラス片が…!」てなシーンなども怖いけれど、冒頭の日本海溝に向かう深海シーンがめちゃくちゃ怖いと同時にロマンを感じる。潜水艦って
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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己の闇が創り出した"ドン底"に、気付かぬ間にも徐々に徐々に流されていく恐ろしさ。
…ではあるんだけれども、ブラッド・ピット演じる"タイラー・ダーデン"が魅力に溢れていて、はたして"ビョーキ"に抗う術は
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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現場での悪戦苦闘と、それがあるからこそ生じる多幸感が素敵過ぎる。放送終盤に起きた事件を、親娘の力も合わせて突破する瞬間など幸せの絶頂。

現場へのrespectに溢れた、エンドロールのメイキング映像も
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

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至る所にHATEが溢れた1日の行き着いた先が悲し過ぎて…。

人種差別というよりも正に"憎しみ"とその先に続く未来の話で、こんなにも悲しい展開は稀有ではないかと。

冒頭の「Fight The Pow
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

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シェールガス採掘を認め土地契約を結ぶ事で企業から金を受け取る事が、不況に喘ぐ田舎町にとっても救いとなるとの考えの下一貫して行動していたスティーブ。そんな彼がラストに見せる変化に、ささやかでも"まとも">>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

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家族を救う為、法を破って闘うアウトローの物語。

漢江に"グエムル"が現れるという非常事態下において、社会の様々な歪み・歪みが表面化されていく描写には、世界中がコロナ禍中にある2020年5月現在の現実
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スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)

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大麻の売人とその客が、殺人を目撃してしまった事によってマフィアに追われドタバタ逃げる話。

本当にどうしようもない男たちなのに、彼らが友情に気付き闘い出す事が何故こんなにも刺さるのか。心底バカなんだけ
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

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ようやく観る事ができた、長かった…。

ヒックとトゥースレスが長へと成長する話なんだけれど、何よりもトゥースレスが可愛くて格好良くて最高の主人公であるのは間違い無い!

…のだけれども、やっぱりここま
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

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"We will not go quietly into the night!
We will not vanish without a fight!"
We're going to live on
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