強くなる、強くならなくてはいけない…淡々と進む、霧掛かった、陰湿的で感情のない展開と映像にに気味悪く悪寒を感じる。
「ちゃんと好き」とかじゃなく、そもそも好きって何やったっけ…やっぱり、女性を撮るの上手やなと思う。
立ち止まらぬために、居心地悪くする。進み続けよ。そんな居心地の悪さが所々良い意味で感じられた。
きっと伝えたいことがたくさんあるんやと思う。種を蒔きすぎて刈り取りきれなかった感が否めない。
世界各国の子ども達の通学を記録し、
将来の夢を語ってもらう。
ただそれだけ。
なのに、学ぶべきもので溢れてる。
一方で慣れって怖いなと思う。
慣れた瞬間に何でもない日常の一つと化す。
恋愛群像劇。
前作の印象が強すぎて、
早々に先は読めたが、
それを加味しても面白い。
人間なんて人それぞれ…
「ちゃんと好き」もそう。
余韻を与える、微妙に長い間も好き。
儚さと力強さ…。
一本の線の奥深さを感じた。
竹取物語ではなく、
かぐや姫の物語。
感情を持つってそんなに賤しいことなのか。煩悩持ってもいいじゃない、人間だもの。
憧れ、恋心、寂しさ…取り違えてはいけない。大切なものを失う。なのに、切ない…
カイロに魅了された。
操り人形のダンスを見てるみたい…魅せるための試合が、無迫力。プロボクサーとの差があり過ぎるのか、撮り方に問題があるのか。伊勢谷さんの身体、役作りは正直スゴイ。
これ以上ない序章から、どうしてこうなった!めまぐるしく変わる展開。詰め込みすぎてパニック…もう少しそぎ落とせばかなりの名作。時間をおいてリベンジ。
たまたま好きになった人が女性だった…
これが、男女の話なら
チープなよくある話。
同性が故に見えてくる
新しい視点。
欲望を抑えるかのように
散りばめられたブルー。
いわば、欲望の裏返し。
母親のなり方を
教えてくれる人はいない。
息子も同様…
失敗して、罵り合って、
一歩ずつ進んでいくもの。
完全にドラン色の作品。妖美。
…だからと言って手放しに面白いかどうかは別。
ドランすごい。
センスの塊。
魅惑の映像。
引き込まれすぎる…
なんで、マシュマロ落ちてくる絵を挟んだのか…
愛…いや、恋ってそんなもの。
10時間版みた。真剣にバカやるって…バカだな。まぁ、そういうもんか。
シンメトリーで描かれた完璧な世界観。
淡々とテンポよく、
文句のつける場所がないことが、らしいが、想像の域を超えない。
人間だれだってそんなもの。劣等感の塊。周りも、社会も敵だらけ。甘えてんじゃねぇ!
暑い。暑苦しい、ダサいし、不器用でいて、しつこい…
でもなんか気づいたら、ときめいてた。
心切り裂かれた。
鮮やかで、繊細で、
か弱く、力強い。
生きるって大変でいて、
素晴らしいもの。
面白いかと言われたら
面白くない…
気分が悪い。
正義という名を振りかざしての好き放題。
適当な言い訳してんじゃねぇ、て思う。
何に関してもそう。
ちょっと詰め込み過ぎ…
カオスさも、変態さも、アクションも想像の域を越えなかった。
雰囲気は悪くない。
今までの作品を圧縮して劣化させた感じ。
ペドゥナがこの配役であることが、最高の功績。なんか細かいことなんて気にすんな。
欲望に負け、欲望のままに生きる。なんかアメリカンな感じで、これはこれで合ってる気がする…
どこまでも広がる平地。
お父さんのわがままと、
息子の少しの優しさ。
親孝行しようと思う…