ruguruさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.0

▼政界から引退したかつてのイギリス首相、マーガレット・サッチャーは認知症による記憶障害や幻覚症状の中にいた。

●議員時代から高齢まで演じ分けるメリル・ストリープの演技はいいけど、なんというか幻覚症状
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.8

▼魂を持つクマのぬいぐるみテッドは自身の市民権を得る為、親友のジョン、新人弁護士のサマンサとともに裁判へ挑む。

●前作よりか声に出して笑う場面は多かった。いらないシーンもあったし、ぬるい展開が多いけ
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.8

▼警官のフランク・セルピコが同じ警官から撃たれ病気に運ばれる。

●銃の知識ないけど顔撃たれてあれくらいですむもんなのか。ホクロみたいな傷。すぐに消えてたけど。実話らしい。

●彼女に影響されてバレエ
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テッド(2012年製作の映画)

3.5

1985年友達のいない8歳のジョン・ベネットはクリスマスプレゼントにもらったクマのぬいぐるみと友達になりたいと願う。
翌朝、クマのぬいぐるみは動きだしジョンと友達となり全米の話題を呼ぶ。

時は流れ3
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最強の出前人(1994年製作の映画)

3.5

柔道場の主将(通称:グリズリー)に言い寄られる女生徒リーはその場をしのぐため近くにいた出前人ホーに好意があるフリをする。

チャウ・シンチー監督作品。若き日の少林サッカーメンバーも多数出演。
ところど
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クレオパトラ(1963年製作の映画)

3.0

ドラマが単調に進んでた。そこ飛ばすんだという展開もチラホラ。シーザーはあの名台詞言ってなかったし。
エリザベス・テイラー適役。セレモニーや船はまぁ金かけただけあった。
すごみをイマイチ感じないヘンテコ
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山猫(1963年製作の映画)

4.2

イタリア貴族のサリーナ公爵ファブリツィオは変化する時代において生存戦略のため甥のタンクレディと有力者の娘アンジェリカの婚約を後押しする。

色彩が鮮やかで装飾品の配置が美しく画面を効果的に使っていて観
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.5

冒険家に憧れた少年カールは同じく冒険に魅了された少女エリーとパラダイスの滝へ行こうと誓う。

青年→高齢の流れを見せる例の演出は過去にピクサー展へ行ったときラフ画アニメーションで観てすべて観た気になっ
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24時間戦争(2016年製作の映画)

3.8

「フォードvsフェラーリ」のドキュメンタリー版のような作品。モーターレースの黎明期から2社の歴史を振り返っている。副教材としてついでに合わせて観るといいかも。

「フォードvs〜」の大枠はだいたい史実
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

業績不振に悩む自動車メーカーのフォードはフェラーリとの業務提携を図るが断られた上に文句も言われてしまう。
フォードはフェラーリが持っているル・マン24時間レース覇者の座を奪うべく元レーサーのシェルビー
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

第二次世界大戦中、ナチス信者で10歳のドイツ人少年ジョジョはイマジナリーフレンドのヒトラーとともにユーゲント合宿へ参加する。

傑作。変化球のような始まりから最後はストレートだったというような映画。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

バーナムは家族とともに貧困から抜け出すためフリークスと呼ばれる人々を使い興行を始める。

ミュージカル。7割くらい歌ってた。歌は現代風にアレンジされてていい感じ。テンポがよすぎてドラマの展開としての余
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.8

アメリカの離島でボーイスカウト(作中ではカーキスカウト)のサムは訓練中に脱走し、1年前に出会って文通していた少女スージーとの駆け落ちを図る。

よいテンポよいアングルのコメディ。ボーイミーツガール。キ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

おしゃれでシュールでテンポのいいピンクがかったサスペンスとコメディの映画。色彩もカメラアングルもよくてついつい見入る。おもしろくて笑える映画。最近感じていた陰鬱な気分が吹き飛んだ。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

前イギリス国王のジョージ6世が言語療法士 でオーストラリアの平民であるライオネルとともに吃音症を克服していく話。

ドラマ「ザ・クラウン」を観たあとだったからより楽しめた。エドワード8世の扱いが相変わ
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暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)

3.0

全員狂人になる演出はよかったけどいまいち乗り切れなかった。
収集のつかない過激なバラエティを見た気分。かわいくもないし美人でもないミチが邪魔だなーと思った。

高級車を傷つけたときの爽快感がよく表れて
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旅の重さ(1972年製作の映画)

3.8

自称20歳の16歳少女が四国でひとり旅する話。ロードムービー。

風景の美しさや見せ方もいいけどそれ以上に下着一枚や裸で泳いだりおじさんを弄んだりする少女の印象が強い作品。R指定で測れないヤバさを感じ
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マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.8

おもしろかったけど前作の方がすき。しょっぱなから次回予告は斬新。行き着く先が宇宙なのいい。

ウィロー(1988年製作の映画)

3.8

農民のネルフィン族(小人族)であるウィローは川から流れてきた赤ん坊を拾う。その子は悪い魔法使いから逃れたプリンセスだった。

赤ん坊(エローラ)の演技がすごくよかった。ヴァル・キルマーもワーウィック・
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.8

とにかく暗い。ミュージカルシーンでテンションを戻そうとしてるけど前半はとにかく暗い。最後の目標であり劇中劇でもある「SIVA」のラストで少しテンション上がって終わったのが幸い。宇宙CGがヴァンドレッド>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

4.0

ニューヨークのマンハッタンであーだこーだある話。

白黒映画にしてるおかげか街並みや車が40年以上昔のものなのに古びて見えなかった。最近の映画といってもわからないかも。自身ないけど。

口が面倒臭いく
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十戒(1956年製作の映画)

4.0

エジプト国の後継者をめぐり実子のラメスと拾い子であり奴隷民の子供であったモーゼ(モーセ)の攻防を描いた作品。
そしてモーゼの生涯におけるこれまで空白を補った3時間39分の大作でもある。

その長さで観
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

2.0

ここまでひとつの演出でそれまで成立していた話が破壊され、意味をなくした映画を見たことがない。
これだけのビックコンテンツでよくやったよなとは思う。褒めてない。
ビアンカのデザインはよかった。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.0

肝心の全米美少女コンテストの会場がホテルの一室っぽかったりカメラも入ってないしでショボかった。全米大会決勝じゃなくて州大会決勝だから…まぁこのくらいの個性はあるんじゃない?ただの旅行にドラマを付けたよ>>続きを読む

コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)

4.0

フランシスコ・マノエルことコブラ・ヴェルデはサトウキビ畑農場主の愛人3人に手を出し、アフリカで奴隷商人をするように言い渡される。

壮大で魅せるカメラ。引きでもついつい見入ってしまう。王子の目力よ。手
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.8

人物の性格づけや場面展開がすごく舞台っぽい。舞台化前提の作品だと思った。
作品内の空気感すき。キレイすぎない適度にヤニっぽそうなのがいい。

ザ・ソウルメイト(2018年製作の映画)

3.0

正義感あふれる警官テジンはナイトクラブの密入国者に関する事件を追ってる最中に襲われてしまう。その場に居合わせたチェも巻き込まれてしまいケガを負う。目覚めたチェに重傷であるはずのテジンが現れる。

展開
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大樹のうた(1958年製作の映画)

3.5

金欠の物書きとなったオプーはその場の状況に応じて結婚する。新婚生活のち養生するため一時帰郷した妻オポルナ。ひとり残ったオプーに悲しみが襲う。

第一部の時と比べて文明に触れた分かそれ以上にオプーが俗っ
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大河のうた(1956年製作の映画)

4.0

村を出たオプーと家族。街や村を転々とする中、オプーは学問に目覚める。

社交性なくて身寄りない母親の執着が恐ろしく感じた。目の周りにクマを作ってカメラ目線になるシーンのすごみ。汽車とそこから出る煙が前
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大地のうた(1955年製作の映画)

3.8

姉ドゥルガと弟オプーは貧困と厳しい現実の中で生きる。
犬猫アヒル牛…動物がいい動きをしていた。印象的な映像。老婆の演技よい。「羅生門」に似た雰囲気を感じた。