melさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

mel

mel

映画(183)
ドラマ(0)
アニメ(0)

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

-

家で観たのに音の調節 光の調節が追いつかなくて冒頭ちょっと疲弊してしまった。それだけパワーがみなぎっている作品だったともいるけれども。キャスティング豪華だし、森川葵→宮沢りえの流れが抜群だった。透明感>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

-

彼らがやっていることは綺麗な仕事じゃない。最初の野火みたいにサイテーって思ってたし観終わってからもまだ思ってる。でも人々は喜んで週刊誌を買っていくし芸能人のゴシップが好きだ。そのゴシップを追う彼らの人>>続きを読む

すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2012年製作の映画)

-

ちょっとした心のささくれみたいなものが心の声としてきちんと表現されていて 死んでくれないかなぁ、とか 気にしない事にしている時点で…とか 偽善的でない描き方がすんなり入ってきた。数年後にまた観たら印象>>続きを読む

きいろいゾウ(2012年製作の映画)

-

向井理と宮崎あおいの演技がすき。ムコさん、ツマ、と呼び合う空気感も。
中学生の頃に初めて観た時は台所のシーンがただただ怖かったけど 今回は少しだけツマの気持ちの揺らぎが理解できるような気がした。相手を
>>続きを読む

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

-

ちがう シェフ の作品と間違えてレンタル。あれ…キューバサンドイッチ出てこない…と思いながら観ていたが。笑
こちらはこちらでおいしいものと誰かへの愛が詰まっていて素敵な映画だった。時々クスッと笑えて
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

-

観たい観たいと思い続けた期待を裏切らない作品だった。ちょっとまだ、どきどきしていて感想がうまく言い表せない。最初は正直あまりタイプではないなぁと思っていた登場人物たちがシーンを重ねる毎にどんどん美しく>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

-

結局、運命というなまえで括るのは本人であって出来事ではないのだなと思った。永続性を信じないからこそ恋人という関係を築くべきか、はたまた だからこそ恋人という関係を築かないでおくべきか。深い。
トムの溶
>>続きを読む

ペタル ダンス(2012年製作の映画)

-

温度の低い、色彩の乏しい世界観。その中でも髪や服で顔に浮かぶ陰影が綺麗で、それぞれの横顔が美しいなとおもった。
「ね、うんって言って。うん、って」「うん。…なあに?」演技だけど演技じゃない、映画だけど
>>続きを読む

イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

-

パーツごとどこを取っても美しい。特に指先。同性愛の描写を贔屓に好むわけではないが、これは別。女性らしさというより少女らしさを感じた。もちろん彼以外の人物も容姿というよりもっとダイレクトに、視覚的に美し>>続きを読む

名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

-

何度か行った京都の記憶にある場所がちらほらと出てきて面白かった。あんなかっこいい高校生いない( すき )

うつくしいひと サバ?(2017年製作の映画)

-

前震も本震も、その後の熊本のこの1年と少しも全て熊本にいた。瓦礫だらけの風景も人のいろんな感情も 変わらず咲いている野の草花もそこにある。わたしが知ってる熊本。美しく、ではなく ありのままを、でも強く>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

-

どうしようもない人たちばかり。よくある小綺麗にした女性が可愛らしい片思いをするでもない、少女漫画から出てきたような男の人がいるわけでもない。だらしない格好。廃棄される前のゴミ扱いされた商品を漁りにくる>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「行くぜ相棒」「おかえりヒーロー」
このやりとりにそれまでの100分ちょっとがギュッと凝縮されているような気がした。それぞれのキャラがみんな必死に戦っててすごくよかった。眩しいなぁ青春。かっこいいなぁ
>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

-

中途半端な長さの白靴下、放課後のカラオケ、ばらばらと漕ぐ自転車。ありふれた青春と呼ばれるそれらをどこか俯瞰していて、いい意味で鬱々としている。幼馴染の成功はどこか妬ましいし自分の恋心さえも邪険にしてし>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

-

番宣番組ですっかり志尊くんファンになり、DVD化を待つ予定だったこちらも映画館へ。よくある旬の俳優を並べただけの薄っぺらい映画かと思っていたが、そんなことなかった。高校の生徒会長選挙を描いたものなのに>>続きを読む

先輩と彼女(2015年製作の映画)

-

ただただ志尊くんがかっこいいかわいいあざとい。あ〜〜少女漫画から出てきたのかい君は〜〜〜〜という感じ。
高校時代に観ていたらもう少し感情移入出来たのかな。どうしても こんなのって結局映画の中の世界だよ
>>続きを読む

いのちの食べかた(2005年製作の映画)

-

講義にて。解説にあった通り ただただグロテスクではあるけれど、知らないことのほうがグロテスクだ。命を頂いているという感謝は日々抱いているにせよ 抱く思いの重さはまた別物だと叩きつけてくるような作品。淡>>続きを読む

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

-

宗谷さんと将棋を指すシーンの光がただただ綺麗で、それに重なるぼんやりした声の零くんのモノローグが沁みた。いじめのシーンも誰かの感情が爆ぜるシーンも激しいのに、終わってみれば心が凪いでいるような そんな>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

-

レイトショーにて。夢の国の世界にそのまま取り込まれたようで、まるで本の中に自分がいるようで。夢見心地で映画館を後にしました。
エマワトソン演じるベルのあまりの美しさは、思わず あれ?本当に実写?と錯覚
>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

-

豪華な俳優陣なだけあって漫画の中から出て来たようだった。零くんが ぶかぶかの服でぎこちなく不器用に走る姿に神木くんのかっこいい姿は無くて 本当に役に溶け込むひとだなと。9×9の将棋盤の狭い世界の中に沢>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

-

本当にただ同じ場所で放課後に2人がだらだら喋ってるだけなんだけど、それが面白くて仕方ない。お笑い番組では笑えないのにこの映画は1人で思わず吹き出してしまった。テンポ感と間と声のトーン最高でした。疲れた>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

-

オンライン試写会にて。
come here.が「待ってるわ」なのも
他のどれでもなく 旅をしていたのね、なのも 戸田奈津子さんの訳が素敵。これが実話なのか、と観ながら考えてしまった。車が行き交うすぐ
>>続きを読む

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

-

高校生にはどうしても見えなくてリアリティは無いけど夢物語としてはキラキラしてていいのかもしれないなぁ、とぼんやり。ファッションショーの舞台裏のシーンがすき。

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

-

最初はただ「神木くん!」「古川くん!」と豪華なキャスト陣に悶えながら観ていたが、だんだんと深まっていく話の内容に気付けば集中。
誰を好きか。ではなくて、誰といるときの自分が好きか。深い。

わたしの頭
>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

-

大学1年の時にハンセン病に関する講義を取っていた。実際に療養所に見学に行ってお話を聞いて 、過去の歴史や現状を学び、今は完治する病であることを含めた知識を得ても 申し訳ないがやはり軽蔑の目を完全に払拭>>続きを読む

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

-

アニメ版のダイジェストなのもあり 若干付いていけない部分もあったが基本的には話の繋がりが見られて 気付けばメンバーの1人にでもなったかのように感情移入して観てしまった 。ゆきあつとつるこのキャラクター>>続きを読む

夜のピクニック(2006年製作の映画)

-

夜みんなで歩く。それだけ。
作品の中で言っていた通り、本当に
ただそれだけなんだけど その中にそれぞれ考えていることがあって 穏やかでゆるやかな時間だった。ゴールはスタート。
同じような学校行事があっ
>>続きを読む

ショコラの見た世界(2006年製作の映画)

-

幻想的な雰囲気で ぽわ〜〜っと。
治男でジダン、初子でショコラ、典子でテンコ。コップに指で名前を書くところがすき。最近のCG映像と比べてしまって技術の発展を感じた。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

-

オープニングにまず圧倒され、歌とダンスにわくわくし、途中はぎゅっと心を掴まれるようなシーンがあったり、ほろりと涙したり。巡り巡る世界観。

エンドロールでエマ・ストーンの名前が見えた瞬間ぶわっと涙がこ
>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

-

「芽衣子さん、たまには名前で呼んでよ」
「成男ちゃんっ」
「はは、勃起( 笑 )」
「ばっかじゃないの?!( 笑 )」

ポストの前で願掛けするところも
花火も追いコンも好きだけど
ここがいちばんすき
>>続きを読む

ロング・エンゲージメント(2004年製作の映画)

-

アメリとは全く違った印象のヒロイン。R指定が入っているだけあって、戦争の描写には度々ビクッと肩が跳ねました…
ハタから見れば絶対無理、という状態なのにそれでも探し続けるのは愛だなぁ。だからこそ最後の幾
>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

-

図書カードにいつもある名前が気になって、そこから始まる恋なんて眩しすぎる。ジブリの中でも わりと現実味がある世界観で、でもそのくせ現実直視出来ないほど眩しいキラキラ感。こんな日常あるわけない。でもだか>>続きを読む

おと・な・り(2009年製作の映画)

-

ふたりの関係は交わるの?このまま平行線?と そわそわ。それまでの時間が長い分、ぎゅっと大事に感じられるエンドロールがたまらなかった。おと なりから聞こえてくる些細な音に少しだけ寛容になれそう。笑

>>続きを読む

RISE UP ライズアップ(2009年製作の映画)

-

少しずつ少しずつ心が解けていく様子のゆるやかさが心地よかった。少しずつ触れていくシーンがすき。

パラグライダーしたくなるなぁ( ´-` )

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

-

誰の目にも止まらずひっそりと息を殺していたあの頃の自分を懐かしいと思えるようになった今 この作品に出会えて良かった。そうじゃなかったら、自分には現れなかったサムやパトリックの存在が羨ましくて、チャーリ>>続きを読む

猫の恩返し(2002年製作の映画)

-

映画館で観た頃以上にバロンが格好よく思えた。最初に観た時はハルより年下だったのに、いつの間にか自分のほうが年上になっていて時の流れをしみじみと。感性が変わっても少し大人になってもだいすきな作品。