低予算をカバーする雰囲気作りとヴィジュアルセンスにより作品の味わい深さをも感じさせる見事なSFスリラー映画。それに加えて監督の「押井守の攻殻機動隊がやりたかったんだよ!」がそこはかとなく伝わってくるち>>続きを読む
他の方のレビューにもあるように全編を通してアリ・アスターの影響が見て取れる、ちょっと恥ず○しい映画。オマージュというにはあまりにも…というか「最初から最後までアリ・アスターじゃん!」と思ってしまわされ>>続きを読む
「どうやらホラー映画らしい。」という、ざっくばらんすぎる情報だけを得て、いつ買ったかも覚えていない本作のDVDを引っ張り出して鑑賞した。ちなみに新品未開封…。
それはともかく、しっかりとホラー映画で>>続きを読む
人間ドラマで魅せるホラー映画とは当にこのこと。但し、昨今よく耳にする…そして安っぽい「本当に怖いのは人間なんですよ〜」を売りにしない、あくまでドラマで魅せる恐怖が、この映画にはある。
ある日、姉が妹>>続きを読む
当時、中学2年生だったあの頃の自分はどうだったのだろう?
14歳。中学2年生。物事を斜めに見始めた生徒達のありのままの姿を追い、映し出したドキュメンタリー映画が本作である。2時間という尺の中で、14>>続きを読む
2020.02.12
私にとってのオールタイムベストでもある1998年のこの映画を、2020年のスクリーンで鑑賞できたことを幸せに思う。
私がこの映画を知った当時…それこそ10年もっと前は「『バッ>>続きを読む
得体の知れない"何か"から身を潜め、怯えて生きる。その"何か"とは何なのか?そこを敢えて明かさずに、いずれ襲い来るであろう"何か"に対してどう対処するのか?どう生き延びるのかを描いたサスペンス・スリラ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タイトルにもなっている"A-X-L=アクセル"とは、戦地での活躍を期待されて開発された軍用の犬型A.I.ロボットである。このアクセルが軍の研究施設から脱走し、一人の青年(主人公)と出逢う。この映画はア>>続きを読む
日本国内でのソフト化も未定のうちに、海外よりブルーレイを輸入して鑑賞。「人形劇×怪獣映画」と聞いては黙って待つことなどできない。
さて、この映画に描かれる物語の舞台となるのは、明治42年の九州は大分>>続きを読む
ビリー・ゼインが主演のホラーコメディ。邦題には『悪魔の毒々〜』と付いているがトロマ作品ではない。にしたってビリー・ゼインもこんな映画に出るようになってしまったか〜と悲しいのやら、嬉しいのやら。
まぁ>>続きを読む
1978年製作のモンスターパニック映画…の皮をかぶったサスペンスホラー映画。日本では劇場未公開だが、その当時テレビでは『バラクーダ』という原題のままのタイトルで放映されていたとか。
あまり話題にはな>>続きを読む
なるほど「シン・ジョーズ」とはよく言ったもので、核により生まれつき被曝したサメが襲うサメ映画。邦題が邦題だけに敢えて映画としてではなく生物としてのシン・ゴジラと比較するならば、意外にも似通った存在の生>>続きを読む
NU IMAGE制作の怪人シリーズ。ある日脱走した死刑囚が色々あって放射能と蚊を混ぜ混ぜした液体を浴びてモスキートマンに大変身!
現実は虚しくも仮面ライダーのようにかっこよくはいかず、むしろどう考え>>続きを読む
オーストリアからやってきた男泣き必須のヴィジランテ(自警)映画。
愛娘をヤク漬けにされ、無理矢理アダルトビデオに出演させられ、その挙句に殺された!この怒りと悲しみは復讐でしか晴らせない!ちょっとハゲ>>続きを読む
本作の監督を務めるジョー・ペゴスの前作『人間まがい』の時にも思ったことがある。
ジョー・ペゴスがホラー映画マニアなのはよく分かる。しかしだ!好きだからといって過去作をまんま焼き直した映画を撮ったって>>続きを読む
三人の盗人が盲目の老人宅に盗みに入ったら返り討ちに遭うという、ただそれだけのプロットからホラー映画として最大限の面白さを追求した秀作。観た人の誰もが思うことではあるが、シンプルなワンシチュエーションで>>続きを読む
『コナン・ザ・バーバリアン』のマーカス・ニスペルが監督ということで、少なからず期待しての鑑賞。
夜通しのパーティでバカをやってるバカなガキ共が遊び半分で降霊術をやってみたら、超能力を使える鉄雄君みた>>続きを読む
第二次世界大戦後。デンマーク軍は、ドイツ軍がデンマークの海岸に埋めた約150万近くの地雷を処理するために、捕虜であるドイツ人少年兵を使って地雷原を掘らせていたという歴史的事実を映画化。
地雷処理を強>>続きを読む
実在するらしいフランケンシュタインを追い求めるフェイク・ドキュメンタリー映画。それ以上でも、それ以下でもない。フェイク・ドキュメントにしては撮り方があまりに映画的すぎることから、逆に素人臭さを感じるの>>続きを読む
6/2に六本木で行われたジョディ・フォスター監督による舞台挨拶付きのジャパン・プレミアにて。
ジョディ・フォスター監督作品。第四作目。キャストに名を連ねるのはジョージ・クルーニーやジュリア・ロバーツ>>続きを読む
80年代スラッシャー映画のパロディ満載のニッチなジャンルでありながら、誰しも涙腺崩壊してしまう真っ直ぐな親子愛の物語。
ある時期のホラー映画女優だった母親アマンダを交通事故で亡くしたマックス。それか>>続きを読む
シェリリン・フェンとレイ・ワイズという『ツインピークス』の二人が再共演を果たしたアニマル・ホラー映画。ロジャー・コーマンよろしく馬鹿馬鹿しい映画かと思っていたのだけど、想像していたよりずっと真面目な作>>続きを読む
本作が監督デビュー作となるジェス・オブライエンのSF映画。あまりにも説明不足というか、物語を紡ぐのが下手くそな映画なのでどんな物語なのかは、ふんわりとしか分からない。
主人公は囚人なのだが脱獄を図り>>続きを読む
本編時間約62分で魅せる味わい深さ抜群のドイツ産ゾンビ映画。
突然彼女に別れを告げられた主人公は、合鍵を返すために彼女の住むベルリンへ向かう。合鍵の返却など郵送でもいいはずなのに、わざわざ出向いたの>>続きを読む
北米盤BDを購入。
日本での劇場公開前に鑑賞。
そもそもデッドプールはX-MENから派生したキャラクターの一人で、もっと遡ればDCコミックスのデスストロークというキャラクターが元ネタになってたりする>>続きを読む
『復讐少女』でホラー映画界に頭角を現したであろうポール・ハイエット監督の新作。そもそもポール・ハイエットという人物は特殊メイク畑のアーティスト。代表作には『ドゥームズデイ』や『ディセント』、日本未公開>>続きを読む
『シャークトパス』シリーズ第三弾。なんと主演は、我等がジョニー・リコことキャスパー・ヴァン・ディーン!相変わらずかっこいいぜ…。とはいえ、その役柄はひょうきん兄ちゃんなのでキャラクターとしてのかっこよ>>続きを読む
アイザック・フロレンティーン×スコット・アドキンスの最新作。今度はスコット・アドキンスが最強の"叔父さん"を演じる。本編時間約一時間半。アドキンスがひたすら戦う!メキシカン・マフィア共をバッタバッタと>>続きを読む
オタク青年ナポレオン・ダイナマイトのありふれた日常を綴った青春コメディ映画。「誰でもヒーローになれるんだ!」ということを教えてくれる作品。正直に言ってこういうテーマは昔からあるし、今でも語られることは>>続きを読む
悪ガキ少年二人組みが好奇心で盗んでしまった一台のパトカー。なんとそのパトカーの持主は悪徳警官ケヴィン・ベーコンの物だった!
2016年。最高のケヴィン・ベーコンが日本の劇場にやってきた。
2016>>続きを読む
『トト ザ・ヒーロー』や『ミスター・ノーバディ』のベルギー監督ジャコ・ヴァン・ドルマルの新作。
神はブリュッセルに住んでいた。女神と娘のエアの三人でブリュッセルのアパート住まい。神は一台のパソコンで>>続きを読む
カルロス・ベムルトのデビュー作。この監督の今後を期待したくなる出来栄えの素晴らしい作品だった。白血病により余命わずかの少女の願いが、これまで何の接点も無かった人々を巻き込み運命を狂わせていく。三つの章>>続きを読む
みんな大好きクエンティン・タランティーノ監督による西部開拓時代の密室スリラー映画。五つの章で構成され、上映時間約三時間のほとんどをキャラクターの会話だけで楽しませてくれる。これに関してはさすがタランテ>>続きを読む
ホロコーストにおけるゾンダーコマンドの姿を写した作品。ゾンダーコマンドとは数ヶ月の延命を条件にナチスが行ったユダヤ人虐殺の後始末(主にガス室の死体処理)等をさせられていた囚人部隊のこと。物語はそんなゾ>>続きを読む
シリーズ通して物語性は無いので、記念すべき第一弾のコチラにシリーズの総評を記載。
とはいえ、言うこともそんなに無いんだけど…笑
面白いよ!!!
正真正銘『スター・ウォーズ』シリーズのパロディ。>>続きを読む
少なくとも日本国内で"邦画ホラー"なんてジャンル付けがされてしまったせいで、何も間違っていない方向性の作品なのに「日本のホラーなのに全然怖くない」という評価のされ方ばかりしている不遇な作品。おそらく本>>続きを読む