ビリー・ゼインが主演のホラーコメディ。邦題には『悪魔の毒々〜』と付いているがトロマ作品ではない。にしたってビリー・ゼインもこんな映画に出るようになってしまったか〜と悲しいのやら、嬉しいのやら。
まぁ、なんにせよ…
ビリー・ゼインは信用できる！
さて、物語はビリー・ゼイン演じる主人公とその愛人、愛娘、そして愛娘の恋人の四人で仲を深めるための旅行へ出かけ、その先でゾンビと戦うことになるという「よくある」話。
一応、仕事は医者らしいビリー・ゼインがバンドマンの服装でバカみたいな演技をするという画は観ていてとても楽しい。ビリー・ゼインがとにかく最高。
真面目に感想を書くのもバカらしい映画ではあるが、ビリー・ゼイン演じるパパとその娘のギスギスした仲がゾンビ騒動をキッカケに仲直りという手堅い家族ドラマしかり、全体的に悪くはない映画である。
ただ、スプラッターやゴア描写は案外控え目。そこに期待すると少し物足りないかもしれない。せいぜい生首が飛ぶ程度。
