ブエノスアイレス二郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ブエノスアイレス二郎

ブエノスアイレス二郎

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羅生門(1950年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白い。とても70年前の映画とは思えなかった。
内容もそうだけど、クローズアップ、シーンの切り替え、回想シーンの使い方とか現代でも通用するような作品で技術的にも評価されているのがよくわかります。

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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

全体的にテンポがいいのと、車が走っている場面をひきで撮っているのがアメリカのニュース番組(犯人をヘリコプターから追うやつ)みたいで面白かった(笑)

そしてA24製作ということあって映像が綺麗というか
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CUBE(1997年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

期待して観ただけにガッカリ

極限状態の中で追い詰められた人間の心理描写はよく描かれているかもしれないけど、ありきたりだし見た後に何も残らん。

とにかく胸糞悪かった。ミストみたい。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

一年ぶりに鑑賞。

初めて観た時はあまり好きになれない。しかし回数を重ねていくうちに、次第に味が出てきて良さがわかるようになる。
そんな作品なんじゃないかなーって思います。

そしてこの作品の魅力は音
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

5.0

文句なしの最高傑作。

いや、あれだ。
シック・ボーイが「アンタッチャブル」は評価に値しないって言っていたのだけはひっかかるわ笑

サイコ(1960年製作の映画)

3.9

プロダクションコードがあった時代によくこの内容の作品を上映できたなと感心。

公開から60年経った今でも楽しめるし、撮り方や心理的描写もかなり作り込まれている点からも、名作と呼ばれているのがよくわかる
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.3

圧巻です。その一言。
観終わった後も振り返った後も不思議な気持ちになる作品でした。

静かで広大な荒野と暴力的でグロい描写の対比が美しい。
そしてBGMがないのも効果的で、より対比が強調されていた気が
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

うーん、なんか附に落ちない。
サルが悪いみたいな終わりになっている気がするけど、決してそんなことはないと思う。それぞれがそれぞれの考えに従って行動した結果、事態が悪化した。ただそれだけのこと。
悲劇を
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

1年ぶり2度目の挑戦。
前回は意味わからなすぎて断念したけど今回は楽しめた。
夢を見ている時みたいに展開をただ純粋に楽しめばいい映画なのではないかと思いました。

そしてキャストが豪華すぎた(笑)
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.7

ついにシリーズ3作目を視聴。
前作二本のゴリゴリの宗教絡みの感じが好きだったのでちょっと残念。

それでもアクションあり推理ありで観ているだけで賢くなった気分に。
それと冒頭の15分くらいの迫力がすご
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

大学の講義で観ておくようにと言われたので鑑賞。
教授のおっしゃる通りで、確かに誰もが知っていながら観ていなかった映画の一つだと感じた。

中盤以降までサメが実際に姿を現すシーンはないのにも関わらず、あ
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.1

いやすごいの一言。
予備知識なくても楽しめる大作

小説読んでいたり、歴史の知識があるとなおさら楽しめるかも。

最後の晩餐のイエスとマリアの秘密が明かされるシーン鳥肌立った。

どこまでが事実かわか
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.8

放送していたから観ちゃった!
修道院の話をコメディ調で描いた作品ってあんまりない気がする!

ゴスペルもっとみたいからKanyeのSunday Serviceでも漁ろうかな

そして次はフルで観たい!

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.9

ユアンマクレガー好きすぎて
Do you believe in god ?っていうの当てちゃった笑

テーマは宗教と科学。
途中でヒト幹細胞の抗議をしているシーンがあったけど、これも宗教絡みの大きな問
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.5

お互い好きなんだけどすれ違い続ける2人、、

運命って本当にあるのかなって信じたくなる作品でした


・思ったことはすぐ相手に伝える
・素直になる
・たくさんの女性にモテるより1人の女性
を永く愛する
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

とにかくアクションがすごい。
1秒1秒にかなり詰め込まれていて目が離せない。

たぶんこの映画は発狂して全裸でハイハイしたくなる時にみるといい映画。
ガンギマる

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.7

テンポがよくて見やすい
コメディ中心かと思ったらアクションも内容もしっかりしていて面白かった

ライアンゴズリングがどこか頼りない探偵役というのがピッタリだった!

そしてラッセルクロウ渋すぎる

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.5

現代版スダンドバイミー。
青春ロードムービー。

理不尽で自分勝手な大人たちに反抗しつつ、自分たちの感性に従ってまっすぐ生きているのが魅力的で羨ましい。

後先考えずにその瞬間だけを楽しむことだけに全
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

取り調べによって次々とクイズの問題と結びついたジャマルの過去が明かされていく構成が面白い。

子供たちが走って逃げるシーンのスピード感や、遊び心のある演出、さらには気分を高揚させる音楽とどこかトレイン
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーっぽくて新鮮。

物質主義の時代に生き、まさに身の回りが物で溢れかえっているであろう現代人にはぴったりの映画。
人間モノに縛られなくても生きていけるもんだなーって思った。

おばあちゃ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

泣ける映画というよりいい映画。

ジョン夫妻には愛情を注いで育ててくれた感謝の気持ちを持ちながらも、生き別れた産みの親にどうしても会いたいというサルーの葛藤を見ていて胸が苦しかった。

サルーと家族が
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ボーダー(2008年製作の映画)

3.9

まさに叙述トリック
見事に裏をかかれました

法の力で裁けない悪に対して私刑を下す。
度を過ぎた正義感。ボーダーを越え失われた正義。
これも銃社会だからこそ起こりうる問題なのではないでしょうか。

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凶気の桜(2002年製作の映画)

3.8

映像がひたすらかっこいい
そしてギングギドラもやばいね
これから聴きたいと思います

あと普段よく行く渋谷の20年前がみれて面白い。早く渋谷行きたい

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.8

言葉では表せない感動が胸からこみ上げ、抑えることができなかった。

映画を見た後も余韻でひたすら涙が流れていた。
音楽聴くだけでも泣ける。

心の奥に大事にしまっておきたい唯一無二の作品。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

90分間ほぼ図書室から場面の展開がないので、会話や人物像だけで作られていると考えるとかなりすごい。

どんなカーストの人間でもそれぞれに絶対抱えている悩みや変わっている部分はあるし、それを隠して強がっ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.0

繊細で脆い青年たちの青春映画。

マイクの役に重なるリヴァーフェニックスだからこそできた演技だったのではないでしょうか。

アイダホの長くどこまでも続く田舎道が、2人の決して交わることのない定められた
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

酷評されているみたいだけど個人的には好き。

人間のエゴによって生み出された人工知能が、人間の手に負えなくなって暴走するというあり得そうな話。

ムーアの法則や収穫加速の法則により、2045年には特異
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.4

午後のロードショーにて

やっぱあの狂気を纏った紳士的な振る舞いが魅力的なんだよなあ

かなりカットされたということを知り萎えた。次はDVDでみたい

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

正直ウルフオブウォールストリート的感覚で面白おかしくリーマンショックを描くのかと思っていたけど、ガッチガチの投資家やトレーダーの話でした

観終わった後に用語を調べるとより理解できて作品を楽しめるので
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.7

ウディアレン監督ってやっぱ選曲のセンスすごくいいし、女性の服装もエレガントでおしゃれ。シャネルにヴィトン、エルメスと彼のフランス愛が伝わります笑

撮り方もアメリカをアメリカっぽく見せずに、フランスっ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミイラ取りがミイラになる展開かと思っていたら、まさかの予想の斜め上をいくストーリーでやられた

面談のシーンでコップがなかったり、水が怖いはずなのに泳いだりと矛盾する点がいくつも盛り込まれていて楽しめ
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

限られた時間を何に割いて何を大事にするか。

イーストウッドからの生きていく上での大切なメッセージをこの映画の中に感じ取れました

学ぶことの多い名作だと思う。
そしてもしこの作品でイーストウッド引退
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.2

平穏な日々を望んだところで過去は消し去れないし、明日はない

スナッチ(2000年製作の映画)

3.5

OPをはじめとして撮り方がおしゃれ。
登場人物が多くてわかりにくいが、それらが最後にはつながってくる
ところどころコメディっぽくてよい

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.3

ただただ長い。
アメリカの歴史的背景を知らないと難しいかも。
やっぱりギャングやマフィアはいつの時代でも警察を買収するんだなと思った。

この血生臭い歴史こそアメリカなんだろうな

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.1

感動する作品ってあったのに、コメディ要素が強くてあんまり感じるところがなかったなあ。

今週3作品目のマリオン・コティヤールが可愛かったのと、レントンことユアン・マクレガーと、Mr. Pinkことステ
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