ぱっぴーさんの映画レビュー・感想・評価

ぱっぴー

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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.5

スローテンポで、ノスタルジックで、やさしい気持ちになれる映画。朝倉あきの創り出す空気がとても合っていた。

(2023年製作の映画)

3.9

時代劇なんだけど、現代劇のような。でも最近の大河ドラマのような、安っぽくて軽いものでもない。ところどころユーモアがあってめっちゃ人が死ぬんだけどグロくもなくて、たけしの世界だった。
女優がほとんど出て
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.4

なかなか世界観に没入出来ず。もう少しユーモアに振るか、徹底的にハードボイルドだったらもっと好きかも。
後半のドンデン返しは、ハラハラしっぱなしで、どんどん伏線回収されていった。予想していたが最後の展開
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

2.9

スティーブ・ジョブズを知りたくて鑑賞した。狂人なんだなということは分かったが、イマイチ掘り下げ方が浅く、何が伝えたい映画だったんだろうと疑問が残った。
彼の個性的な人格やこだわりにつながる根っこのよう
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就職戦線異状なし(1991年製作の映画)

4.5

何度観ても心がときめく。至る所のセリフを覚えている。リアルなんだよな。
高校生の時、映画館で試写会を観て、的場浩司さんがきた。仙道敦子が圧倒的に魅力的だな。槇原敬之さんのどんなときも。もすぐにCD買っ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

大学生の頃に観ていたら、とにかくかっこいいと思っただろうなあ。音楽も映像もホントに美しい。トラビスの猟奇的なスタイルもかっこいいと思っただろうな。
今日の気分かもしれないが、自分勝手で受容性が低く、教
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.6

若いうちにバカをやっておかないと後悔するというのはアメリカ人も同じなんだな。卑猥な単語だらけだが高校生ってあんなものだろう。高校生の娘と一緒には観れないが面白い映画だった。
まさかビザのドライバーが最
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

こういう映画、シナリオを作れる人に憧れていたなぁ。こんなに頭を柔らかく自由に妄想すること忘れていたなあ。大学生の頃はいつも考えていたのに、結局創作するという行動、やり切ることができぬままおじさんになっ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.7

音楽、テンポのいいストーリー、セリフとにかくかっこいい。自分が20代の時に観てたらどハマりしただろうなぁ。登場人物はみんなクズなんだけど、どこか魅力的だし、気持ちが理解できる部分もあり最後まで楽しめた>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

3.5

このようなことがソウルオリンピックの少し前に起きていたことが信じられない。
自分にとっての正義を貫いて生きていきたいと思う。しかし、このような理不尽な集団、行為に屈してしまう。そのためには自信が強力な
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

夏休み後半戦。仕事モードに戻しつつ、スカッと正義が勝つような作品をチョイス。さすが池井戸潤ですね。期待通りでした。今では絶対に揃わない素晴らしい俳優陣。ミュージカルを観ている錯覚に陥ったなぁ。その中で>>続きを読む

告発(1995年製作の映画)

3.9

ケビンベーコンがすごい演技だった。引き込まれて最後まで没入出来たがあまりにも内容が辛すぎる。切なすぎる。
善か悪か刑務所ほどハッキリしていて、勘違いしてしまう環境はないんだろうな。完全な善人もいないし
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.3

とても暗く重いテーマなのに、なぜか少しユーモアが底に流れている。絶望的な状況なのに光が差している。一人ひとり悪人なのに魅力的だ。役者、脚本、監督の力量なんだろうな。韓国を歩いてみたくなった。

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.2

イキイキと生きる為の勇気やヒントがあった。女性が多く活躍していることにも驚かされた。
科学的な映画な割に、ファクトに裏付けられた描写が物足りなく、少し肩透かし感があったことが残念。ハリウッド映画との差
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

自分に当てはまるシチュエーションが非常に多くて、ちょっとツラいけど元気にしてもらえた。
主人公やクラスメイト一人ひとりがとても素敵でチャーミングだ。彼らの心情や境遇がさりげなく明かされるので、とても感
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

宮崎駿映画の集大成。
過去の作品のいろんなところを思い出す。ドラクエⅪをプレイしている感じに似ている。
巨匠が晩年に好きに撮ったらこうなるんだな。
少し村上春樹の『街とその不確かな壁』に似ているなと感
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.1

凄まじい熱量の映画だった。
1987年当時中学生だった自分はお隣りの韓国でこんなことが起きているとは知らずに、翌年のソウルオリンピックで鈴木大地の金メダルにはしゃいでいた。そして知らぬまま今まで生きて
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バタアシ金魚(1990年製作の映画)

4.0

ピュアで、まっすぐで、自分の気持ちに嘘をつかず、時には人を傷つけるかもしれないくらいストレートな言葉。思わず走り出したくなるような気持ちになった。
同世代、マンガにハマった世代。高校生だけどビール飲ん
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.1

上映時TVCMで予告を観ていた。観たかったが子育てで映画館に行けないまま18年も経っていた。ストーリーはタイトルとTVCMで予想していた内容だったが、コメディにありがちな不自然な演出もなく、ピュアでキ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

真のドラマは、ナレーションはいらない。
メキシコ戦の佐々木朗希投手の胸を打った。
結果を知ってるんだけど、裏にはそんなことがあっのかって感じが、スラムダンクの映画に通ずるところがあったのかな。安心して
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

何回も観てるけど、毎回新鮮な気持ちでいられる。4人のキャラが自然で、思いやりがあって、でも清廉すぎず共感できる。
心穏やかに前向きになれる素晴らしい作品だと思います。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.4

流石のの安定感で、気楽に最後まで観れた。
シンプルでテンポいいストーリー、俳優が豪華。それだけで充分。
ミッションインポッシブルの最新作とかと比較してしまうとチープだが、緩くてかっこいいこっちもいいな
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

本当に大切なものって、お互いに信頼し合って、付き合い方が分かっているってことなんだな。
どんなキタナイ言葉でも、愛を感じるコトもある。逆も然り。
最後切ない終わり方だったけど、心温まるストーリーだった
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

インドの方の魂を感じました。
ダンス、歌がものすごく効果的に使われていました。

全く違う境遇の親友がどのように一つになるのか、ハラハラしました。3時間と長い映画ですが、スピード感があり、最後まで飽き
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.2

これが実話だと信じられない。
面白い内容だったけど、ちょっと不満。
一つ目は主人公が詐欺に手を染めていく動機がそこまで描かれていないと感じたこと。二つ目は悪に手を染める前に、天才的な一面が描かれておら
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

新年一本目なので、絶対に外さない名画からチョイス。
初見から二十年以上経過していた。
ジャン・レノの声、エリック・セラの音楽を聴いていると、フランス映画が大好きだった大学時代を思い出した。
ストーリー
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キングスマン(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

痛快なスパイアクションを期待していたが、アクションの演出が好みじゃなかった。決定的なのは、チップが爆発するシーン。音楽と花火の演出が生理的に受け付けなかった。
また、あれだけの技術があるのに、チップの
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.8

軽そうな映画が観たいなと思っている時にレコメンドされ鑑賞。
タッチは軽いのだが、役者の演技が上手くて一人ひとりのキャラに感情移入できた。
韓国の一見普通のおじさんおばさんが、やたら格闘すごいのがクセに
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キングダム(2019年製作の映画)

3.7

一人ひとり個性的な原作のキャラクターだが、イメージを損なわずに演じられているのが素晴らしいなと感じました。超有名な原作を上手に再現しているところを楽しむ映画なのかな。
個人的には謄がめっちゃお気に入り
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

とてもよく知っている試合を観ているだけなのに、全然知らなかったことや、気づかされることが溢れてきた。
井上雄彦はいつからこの映画を、このストーリーを描いていたんだろうな。まさか連載時なのかな。
個人的
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

お隣の国のことだけど、知らないことだらけだと思った。この機会に勉強してみようかな。
フィクションらしいので鵜呑みにしてはいけないのかな。
最初から最後まで緊張感が張り詰めた、素晴らしい作品だと思います
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.5

エクストリームジョブみたいな映画を期待して視聴。さすがにそこまでではなかったが、気楽に最後まで楽しく観れた。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

村上春樹、濱口竜介、チェーホフの才能に思いっきり嫉妬する。
パク・ユリムのラストシーンの演技は素晴らしく、劇的に惹き込まれた。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

仕事や家族、子育てでストレス溜まってるけど、こんな非日常はイヤだ。笑
でも痛快で面白い。明日からやってやろうというパワーが出る内容だった。やっぱり強くて元気でなくちゃなー。
クリストファーロイドに会え
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

カーチェイスの次元が桁違い。最初スバルWRXが出てきた時はテンション爆上げ。
音楽と物語のコラボも今まで観たことがない表現。素晴らしい作品。
エンディングも僕好みの落ち着き方で後味も良かった。

ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.9

安心して最後まで観ることができる。
あぶない刑事みたい。
テンポいいし、お約束あるし、キャラクター設定も魅力的。
めっちゃおもろかった。

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