桜庭信一さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.3

コーエンの映画は良さは、とにかく普通に上手く映画にする。
見る人によって、感想が変わる。
俺にはささらない監督である。

7/29 63本目

狂った果実(1956年製作の映画)

3.3

ゴダールが触発されてヌーベルバーグに影響を与えたと言われて映画。
今見ると、水上スキーの編集がテンポよく面白い編集している。この辺りがヌーベルバーグっぽいかな。津川雅彦の目力が凄いね。
今考えると、裕
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捜査官X(2011年製作の映画)

3.8

タイトルが平凡だけれど、ドニー・イェンがでれば映画が成立するぐらいのドニー・イェンのアクションがいい。金城武もこんな役出来るんですね。
あと、タン・ウェイが綺麗なのが分かった。

2023/7 61
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.2

もう、あれから28年も経っているんですね。
懐かしく、当時見ていた頃の事思い出します。
この作品、監督も有名になったが、何と言ってもカメラマンが有名になって、日本映画人達に影響を与えたと思う。
手持ち
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冒険者たち(1967年製作の映画)

4.0

男2人、女一人、三人の男女の愛と友情の代表的な映画。この後にアメリカン・ニューシネマの「俺達は明日はない」がオマージュがある。
アラン・ドロンのカッコよさ、リノ・ヴァンチュラの渋さ、ジョアンナ・シムカ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

何と言えばいいのか?分かりませんが、俺的にはツマラナイ映画。
とにかく、昨今の映画は長すぎ。もっと短く、テンポよく、客に見せないと。だから、時短だといって倍速で見る人が増えるんだ。
俺も幾度なく時短を
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.6

ホラー映画をレベルを上げたと思っている名作。
今年で50周年になるらしいけど。リアルタイムで見ているからそうなるよな。女の子達が映画館からでて行くのが今でも覚えている。
この頃は必ず2回は見ているが、
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

映画好きでホラーが嫌いで見てない人がいると思うけど、タイトルを知らない人はいないだろう。
サイコホラー映画の金字塔。これ以上超えるものは無し。あとは好きか、嫌いかしかない。詳しい事は他の人のレビュー見
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

シャイニングの続編ですが、これはこれでキングは納得するんでしょうね。
キューブリックの映画は誰が原作だろうと、映画はキューブリックになるので、原作とは別な内容になるはずだから、キングもその辺噂聞いてい
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フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

4.0

フリードキンのドキュメンタリー映画。ドキュメンタリー映画というよりもインタビュー映画。
監督のアンサーが面白く、そして映画の常識を超える情熱が凄い。
トライ&エラーではなく、トライ&トライなのだ。
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.5

この映画は「髪結いの亭主」と違うけれど、一種のフェチ、いわゆる覗きと

儚い中年男の恋。映画的にはよく出来て、出演者のいいのですが、俺的に

興味が薄いジャンル。

2023/6/ 54本目

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

人間誰もが持っているフェチ、性癖を描いている映画。
ルコント監督の繊細な描写がフェチを増幅させている。
2023/6/ 53本目

竜馬暗殺(1974年製作の映画)

3.8

20代の頃、池袋文芸座で見た以来、数十年ぶりの鑑賞。
随分忘れていたが、原田芳雄のけつは思い出した(笑)。ATGの中でも、際立っている映画と言える。墨汁を垂らしたような画面。原田芳雄、石橋蓮司の芝居、
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

ようやく終わった?しかし、長いね。忙しい所に見てしまったら、後半の展開が遅くて、遅くて、こっくりしてしまった。
ノーランのシリーズ後のバットマンは大変だろうと思ったけど、アプローチを変えてきたのが良か
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.8

出だしから、最後までロックンロール。
最初のテロップ「ロックンロールの寓話。いつか どこかで・・・の物語」
スカッと見れて、スカッと終わる。
ウォルター・ヒル監督の手腕がいい。
50本目!

バーバレラ(1967年製作の映画)

3.1

まさかこの映画が見られるとは!長生きしてよかった。
噂通りのエロスペースオペラ。
フランスおバカ映画満載。ジェーンフォンダが可愛いだけで充分だ。
49本目

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

これこそ、総合芸術!
監督一人では出来ない。そこにはスタッフ、演者さん、その他の番組の携わるスタッフ。皆と一丸となって作品作りをする。途中の変更、急な仕事の割り込み、幾多の塀を乗り越える。

映画とし
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ナバロンの要塞(1961年製作の映画)

4.3

よく日曜映画劇場で何度も見たが、上映時間が156分もあるのには驚いた。テレビでは半分以上カットして放送していたはずだ。なのに面白かったのは本篇が傑作映画だからこそ。テレビ用に編集した編集マンも優秀。>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.8

240分。数字だけで見ると長いと感じるが、鑑賞してる時はそう感じないが、やはり、途中休憩を取らないと疲れてきます。

個人個人バックボーンをちゃんと描かれているのには好感持てる。だから、その分は長いん
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エンタメカンフー、感動カンフー、そして家族愛カンフー。
アカデミー賞7部門の受賞はあっぱれである。アメリカでは虐げれていたアジア圏ではあるが、この映画によって認識が更に上がったようだ。
素直におめでと
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.6

好きなミステリー小説「特捜部Q」の最新作。
前作とスタッフ・キャストを変えて試みたが、小説には近くなったが
映画的に暗くて重いすぎる。
とにかく、アサドのキャラのとぼけた感じが全く無いのが失敗だと思う
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牙狼之介(1966年製作の映画)

3.4

この時の五社監督は冴えわたるね。西部劇に似た感じがする。
アクションにキレがあり、テンポもいい。そして、女の戦いがいいね。
それと尺が短いのが嬉しいね。
2023/4 43本目

ブラック・バタフライ(2017年製作の映画)

3.2

バンデラスが作家に見えないよ。
作家の設定なら、キーボード打つのが遅すぎるよ。その辺ぐらいは役作りは最低限やって欲しい。
ラストに関してはよくあるの話ですが、これをやるんだったら、捻って使わないとまた
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仇討(1964年製作の映画)

4.0

ちょっとした出来事、大きく発展し、引くに引けなくなる世界がどんな時代でもある。ましては、武士の世界では身分、家系、断絶など、多くの人達が関わってくる。
橋本忍脚本でしたが、社会派と言われる今井監督だが
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アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

3.5

正直、この映画も、実験も知らなかった。そして、監督も知らない。
映画に関して、可もなく不可もなしって感じかな。
見る側に語り掛けるのは良しとしても、後ろにいる像はどういう意味なんだろうか?良く分からな
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武士道残酷物語(1963年製作の映画)

4.0

自分のルーツを探る、先祖代々継ぐる映画。
これは一種の自分探しであろうか?
自分に流れる血はどういう血なのであろうか?
劇中の中で、主人公の想像も入っているとはいえ、
ここまで残酷と、この世の時代の流
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

ストーリーはいわゆるサクセスストーリーだが、この作品には人それぞれの生き様が見える脚本だ。人間はそれそれの道があり、楽しんだり、悩んだり、そして、他人、家族との関わり合いある。
その道を音楽で表現して
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.8

いやー、久々に見たな。涙が出る程、懐かしい。70年代バリバリの映像。
らい。
ライアン・オニール、ブルース・ダーン、イザベル・アジャーニ
そして監督はウォルター・ヒル!アクション映画の職人監督。カーチ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.4

ティムバードン版、フォレストガンプ。バートンの映画を見ると、今でいう体に生まれつきの障がいを持っている人が、必ず出ている。
監督自身も子供の頃かが、両親の関係が良くなかったので、人に心が開かず、引きこ
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ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.5

とにかく、派出な作品。冒頭のバレットタイム撮影(初耳でしたw)ですか、よーやるなっと、感心しながら鑑賞。
それにしても、ヒュー・ジャックマンがハッカーに見えないのが俺だけか?
ハッカーの認識を改めない
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

4.2

殺陣が面白いと聞いたので、今回が初見。かなり頑張って撮っています。そして、監督、役者、殺陣師の頑張りがこの映画には感じられる。
個人的な意見だが、もう少し重さが欲しい気がします。でも、そこは気にしなく
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

どの国でも学生達は勉強は大変だ。昔、That'sカンニングという邦画があったが、こっちの方がスケールが大きい。
演出を屈して面白くしているのが、好感が持てる。
やはり、金持ちと貧乏の格差が大きく、これ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.7

芝居の上手さに尽きる映画です。そして、性に悩み苦しみ、開放される。主人公のセリフに
「私はやっと本当の自分になれる」このセリフに、この映画のテーマがある。
2023/2 32本目

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

思入れがないから、何にも感情移入出来なかった。つまり、僕にとっては・・・・。
2023/2 31本目

ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.3

アンソニー・ポプキンズが神父役は面白い。
羊たちの沈黙が余りにも印象があるあら、悪魔が神父になる。
よく頑張った感じかな。
2023/2 30本目

ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火(2012年製作の映画)

3.5

今でもロシア戦線の映画を作ってるのが凄いが、どんだけT-34が余ってるんだ?戦車と話せる死なない男とティーガー1戦車の戦いは迫力。
最後はドイツ軍の降伏サインのシーンは付け足した感じ。主人公とディガー
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