桜庭信一さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.2

続けてマイケル・ベイ先生作品。実は10日前から見てたが話が進まないので一度途中でやめている。
アンビュラスを見てからの、あ、そういえば途中だったのに気づいて見直し。ベイ先生のお得意のアクションが、あん
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.6

カーチェイス特盛りのド派手のマイケル・ベイの作品。ベイ先生いつも派手ですね。今回はただの銀行強盗で救急車で逃げていくだけではなく、出てくる登場人物に深みを持たせてるのが、映画を面白くさせている。脚本の>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.2

予備知識なして見たんだけど、見るんじゃないね。
あまりにもひどい設定と説明不足。CGも最低限だし、演出の狙いが分からない。予算が無いのがバレバレで、冒頭のロケット発射シーンは寸前まで窓外が見えていたけ
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.4

レナード・バースタイン。彼こそ、音楽を愛し、家族を愛し、人種問わず愛し、そして自由を愛した人間。
バースタインの伝記映画ではあるが、それ以上のバースタインのありのままを描いた映画だと言える。
バースタ
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.3

このアイデアを思いついた時「俺って天才?」と思ったはず(笑)
しかし、映画にするとこれだけでは足りない。さてどうするか?
このアイデアを生かすには、登場人物にある技術を持ったキャラが必要。
技術者をど
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.4

他のレビューに書かれいたけれど、「7人の侍」と「スターウォーズ」を足して2で割った映画。だからと言って、俺的には面白く見れた。
もう少し、他のキャラが深掘りがあれは良かったと思う。1人1人のアクション
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.4

悪くはないけど、ストーリー展開がスローすぎる。カメラワークで何とか客を引き付けている感じがしている。もっとテンポがあっても良かった。
キャスティングは豪華だけど、キャラが合ってない。別に他のキャストで
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.9

趣があって、時代に合わせた映像をちょっと暗めに、ほんの少しく暗い青を入れて映像がとてもいい。原作は読んではないが原作がこんなイメージだと思わせる。
ポー役のハリー・メリンクはハマっている。この人芝居が
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過去のない男(2002年製作の映画)

3.6

前作の「浮き雲」よりかはストーリーがスムーズに進んでいる。でも、相変わらずのたるさは、この監督の独特な演出なので。好き好きだと思う。
今日はクリスマスだった。だからと言ってクリスマス映画を見るわけでも
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.6

知らなかったけど、インディーズ界では有名な方なんですね。
初見ですが、感想は「昔はよかった」的な感じかな。
子供が出来た男といつまでも昔をさまよっている男の友情。今後、この二人は合わないでしょう。
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.4

巨匠ビリーワイルダーのアカデミー作品賞。
何かと酒を飲まないと生きていられないから困ったもんだ。
この時代だから、映画は成立するが、時代が違うし、これだけでは設定は甘すぎ。相手役は何処まで彼の事が好き
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.7

アキ・カウリスマキの演出は一歩引いて見てる感じがしている。その良さはごく自然体で演出をしている。もしかしたら、役者の動きとかは、お任せなのかもしてない。それていて、セリフは棒読み、これが実際の人間の姿>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

ワンアイデア物の設定が面白い。海外では、警察ではなく、緊急通報指令室みたいなあるんだろうか?日本で言えば悩み相談室的な感じなのか?
警察のような権利が無いが、アドバイスは出来るし、主人公も元は警官。
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一命(2011年製作の映画)

3.7

『切腹』より重いのは何故だろう?勿論、室内の照明が暗くしてるし、芝居も重たくしてる。それは分かるが、何故、普通に演出をしなかったんだろう?いつもの三池監督でよかったんじゃないかな?
両方の芝居に関して
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

ケイト・ブランシェットが演技が素晴らし。実存の人かと思っていたら、架空の人物。それにしても、人物像に深さには驚かされる。脚本、演出も良かったと思うが実際に映し出されるのは役者だ。いくら巨匠と呼ばれる監>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

レニングラードしが見て無かったが、これはいい映画だ
低層な労働階級者は結局、同じ階級同士群れる。
所詮、人間って似たような同士、いろんなドラブルがありながら生きている。
等身大の人々を、監督は何も誇張
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

てっぺいさんによるとネトフリ最高額の制作費らしい。これだけのアクション見れられるとそれは金は掛かる。
息も尽くせぬとはこういう事ですね。監督は同じ苗字なので、今流行の兄弟監督みたいですかね。
ライアン
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

安心して見られる映画。最後にして一番面白かった。
アクションも最小限の動きで敵を倒す主人公。ワシントンも歳くったなと杖で歩くカット見ると感じた。俺自身もそうだけどね。
全編イタリアと撮ったのが良かった
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

新しいフィンチャー演出なのか?
最初の5分で「あ、ダメだ」と思ってしまった。冬のパリに窓開けっぱなしで見ているのが、変じゃないか?
寒さ対策として電気ストーブあるけど、それよりも外から見ると、あそこの
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.3

脚本読んだ時は面白かったんだと思うな。こう言うSFも好きではありますが、如何せん、映像ににするとダメなんだよね。あの宇宙船の中がなのも無さすぎ。セットに回す金が無かったのか?無駄に広く、よく分からない>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

ようやく、見たって感じかな?
前半、コミカルと言われているが。俺の見方は?だ。イライラが募った。どうせ戸を閉めるのを分かっているはずなのに、なぜ閉めない?これも演出だとは分かっているが、勿体ぶった演出
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.5

難解な映画だが、こういう映画は理解しない方がいい。理解するより、どう見て、何を感じるかだ。
強いてあげれば、人間の業欲さ、愚かさ、不完全さ、そして、醜さだ。
それをモノクロにし、画角を一番狭くし、音響
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

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こういう映画を見ていると、本当に映画って面白いし、見てよかったと思えてくる。脚本はよく練られているし、役者の演技もいいし、監督の演出ぶりがいい。編集もリズム、テンポもある。上映時間が短いが内容が濃い。>>続きを読む

さらば映画の友よ インディアンサマー(1979年製作の映画)

3.5

原田眞人監督のデビュー作。
前半の10分までが良かったが、だんだん、勢いが無いなり、誰が主役なのか、メインのストーリーが不安定。中盤がダルく、半分寝てたよ。そしてまたも返し。この繰り返しで、ストーリー
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

連チャンでミュージカル映画。「雨に歌えば」と「ムーラン・ルージュ」間にミュージカル映画が衰退の一途を辿った。けど、何本かの、名作もある。
ミュージカル映画で。ここまでの豪華絢爛たる作品はあっただろうか
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

この映画を見てない人がいたら、直ぐに見てくれ、気分が高揚し、いつの間にか笑顔になる。人生の中ではうまく行かない時がある。でも、
この映画を見たら、きっと、笑顔になるはずだ。

映画がサイレントからトー
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カラスの親指(2012年製作の映画)

3.2

原作は面白いのに、映画になると何でつまらなくなる?
160分は長すぎ。詐欺の話なのに、間延びした演出、緊張感がない。
演出のせいで、芝居も緊張感ない。メリハリのない演出でベターとした芝居。正直、尺を1
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.2

映画は荒唐無形とも言われてますが、この映画は正しくその通りで、新幹線(みたい)は進むけど、ストーリは進んでいない。エセ日本を舞台として、エセ新幹線、エセアクション(他の客がいるのに?)すなわち、俺にと>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

エクソシスト初のエンタメ映画。
バチカンの神父といえども、そこは人間。悔い改める事もある。
しかし、悪魔との対峙は体を張る。時には死もいとわないし、憑依した人間を家族を気遣う。親しみやすく、神父を演出
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事件(1978年製作の映画)

3.6

多分、小説だと面白いと思うが、日本の法廷シーンは動きがなく、ただの会話劇になるのが残念。
渡瀬恒彦の存在感があり過ぎるが、印象派強い。佐分利信がこの映画のキーマンになってストーリーが進んでいる。
脚本
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

最初の映画は見たんですけど、あまり思入れはなくし、今回はなのも情報ないまま、鑑賞。
アクションのキレがいいが、長すぎるし、上映の半数はアクションシーン。
肝心なストーリーは?なにも進んではいません。
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無法松の一生(1943年製作の映画)

4.2

最近のYouTubeって映画を上げてるんですね。幾多のサブスクに無かった作品が見れるのがいいね。

日本映画の名作の一本。海外では、稲垣監督より、宮川一夫カメラマンの方が有名かな?
溝口、黒澤、小津の
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.7

いわゆる羅生門スタイルを取ったサスペンス。近年はさほど、いい映画を撮っていないが、傑作ダイハードのジョン・マクティアナン。
そして、トラボルタとジャクソンとくれば、一癖二癖あるのも当然。
そして、上映
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.5

久々に鑑賞。第一に思った事は意外と緊張感が感じたれなかった。
些細なミスが大事故になり、宇宙では死に繋がる確率が大きい。
その緊張感が画面からは伝わらない。あのアポロの中は非常に狭いはずだが
画面から
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夜の大捜査線(1967年製作の映画)

4.0

露骨までの人種差別映画。
事件はさほど大したないが、画面内の緊張感が凄い。
一見して、シドニー・ポワチエが主役に見えるが、この映画の主役は署長役のロッド・スタイガーだ。白人と言うだけで黒人を見下してい
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

庵野監督、もう実写撮らなくていいんじゃない。
面白さ欠片も無かった。

NHKのドキュメント見て、監督の偉そうな態度、演出がアニメなんだよ。ドラマの演出じゃないし、芝居より、立ち位置にこだわる監督はろ
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