Lizさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

めっっちゃくちゃ楽しかった……!!!
劇場の大きな画面でのスケール感にも、声出して盛り上がれるお家鑑賞にも最高にマッチする娯楽レベルがすっごい。
ゲームを知らなくても作り込まれた世界観が面白いし、ゲー
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

ゲームの奥にコミュニティがある、というコンセプトが好きすぎて。
アーケードゲームを全くしたことないのでどれが実在するのかわからないのがちょっと悔しいですが、今観てもずっとかわいいです!

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

作品自体がひとつのセラピーのような。

バンの中でも寝られることや、日銭職を転々とできること。多少の不便やふとした瞬間の孤独に耐えられること。
いろいろな逞しさを持つことができた時、ただ生きるだけの時
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.2

街の景観が素敵だなと思ってた。でもそれだけじゃなかった。
元素たちの特性や調和の仕組みに、表現の魔法と化学が融合してて最高です。
普遍的なメッセージを、わたし達の社会を反映しながらいろんな見せ方で伝え
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.4

美味しい。痛い。復讐と呼ぶには投げやりに近い。
それでも映画としては美しかったです。

スイマーズ:希望を託して(2022年製作の映画)

4.0

知らずに始まった身勝手な争いに安息を奪われ、平和を求めた先では監視され犯罪者かのように扱われる何百万人もの実情。

肉眼で捉えられる対岸でも浮かべばまるで遠い海の恐怖や、命を盾にした暴利や排斥などの問
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ティル(2022年製作の映画)

4.3

無邪気にブラックカルチャーを享受できる今日の世界が訪れるまでの、あるいは数十年前から変わらず続いている現実を忘れないための作品。

絶望に引き摺り込まれるような泣き声が、つらくも深く印象的でした。
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.4

Jennyfer Hudsonの歌声が素敵。
A rose is still a roseの歌詞に乗せられる重みを少し感じられる瞬間が増えたと思います。エンディングで流れるコンサートは何度見ても力強い
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.2

めっっちゃくちゃ面白かった!!
子どもの頃にイメージしてたファンタジーの世界そのままに、出し惜しみのないVFXが最高ですね。
痛そうなシーンも、絶妙なカメラワークで隠してくれるので安心して見られます。
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.2

あの声を再現するのは大変にしても、歌唱シーンが役者さんではなくほとんど全てホイットニー本人のものなのはやっぱりちょっと寂しかった。

自分が憧れ救われてきた人が、ズタズタになる様子を見るのはしんどいで
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

4.0

Benedict Cumberbatch氏の演技が深くて本当にすごい。いろんな猫が出てきてかわいいです。

衝撃、煌めき、眩しさ、あるいはときめきと呼ばれるもの。愛をelectricityと表現する感
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.2

金言しかない、世界で生き抜く女性たちへの物語。
なんで主題歌がDayDreamBelieverなのかだけ分からない。原作も読まねばなと思います。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.2

おとぎ話のラブストーリーだけどとてもかわいい。
現実になればいいことが山のように盛り込まれててハッピーですね。現実になれ!
最後でもyour majestyって呼んでるのが本当にかわいかった。

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

3.3

寿命が対価になる系近未来ベースの風刺作品。
思った通りにストーリーが進むので安心して観られると思う。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

わたしもライムシティに引っ越したい。リアルでもポケモンはかわいい

海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

3.8

口達者なJessがほんとうにかわいい!全力ハートフルストーリー

子どもにしか感じられなかったり出来なかったりする事、そういえば多かったなと思い出します。人に着火できるのはすごい。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

言葉にならない感情の連なりを表現できるのが旋律であり音楽である。

音楽的知識に乏しくても身に響き渡るほどの、指揮と音との関係性がものすごい。同時に、genZとそれ以前の決して埋まらない感覚の隔たりや
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

今日この瞬間に至るまでの最初の大きなきっかけであり、文字通り世界を変えた出来事を描いたとても力強い作品。

年齢や性別などに限らない、すべての#MeToo運動と共にあります。ひとつでも多くの声を届けよ
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Mad to Be Normal(原題)(2017年製作の映画)

3.8

David Tennantの演技がいつもすごい。

投薬や施術で治療するものではない、という認識が今でこそ浸透している印象ですが、60年代の世界で実証してくれている医師たちがいてこそだったことを垣間見
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ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

3.8

設定もBGMもデザインも最高にかっこいい。

ブラックアメリカンにこそ響くユーモアかなと思うシーンが多かった気がしますが、フライドチキンやジュースやヘアクリームに薬を混ぜ込む、目を固定して”I can
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エルマーのぼうけん(2022年製作の映画)

3.0

知ってるお話とはだいぶ違うので、思わず本を買い直しました。色味はとてもきれい。

ニモーナ(2023年製作の映画)

4.2

もしずっと全てが間違っていたんだとしたら?

いくら明るく気丈に振る舞っていても、ふと負けたくなってしまう時がある。楽しいところは思い切り盛り上げて、悲しみや痛みはぼかしながらも隠さない、とても丁寧な
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.8

「メディアが権力に屈したら 国家は国民を虐げます」

正そうとする姿勢に向けて「もう逃げてもいいぞ。ここでみんなに呼びかけても苦しいだけだ」と声をかけてくれる親の愛に胸を打たれる反面、正義感が折れてい
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アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.0

人類滅亡、ロボット、人間、シェルター育成、母娘、で描かれる内容を全部のせした幕の内弁当みたいな作品。
どれもちゃんとやり切られててよかった。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

とても面白かった!
生活ほぼ全てがスクリーン内で完結してるアフターコロナの今見ると余計に入り込めますね。ハラハラ感がずっと続く見せ方がすごいと思います。

ダイヤルアップの音からtumblrまで進んだ
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.2

値段に強気な女性たちがかっこいい。

手仕事のシーンは思わず笑顔になる軽快さ。
女性、親、ひとりの人間としての葛藤が静かにオルガへと凝縮されていて鮮やかでした。

ただ、おもちゃの車が床に叩き落とされ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

AKIRA止めの芸術点が高くて好き。

ゆるく観られるエイリアン作品。メタファーのチンパンジーが一番怖い。
最終形態はかっこよかったけど、食べ残し嘔吐でマーキングしてくる使徒とか最悪すぎて面白かった。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

ロマンスラブコメなのにしっかりエンパワ作品。
音楽も情景も初夏にぴったりで最高ですね!

ロイを置いて行ってしまうのかとハラハラでしたが、
理論と方法を伝えた上で自分が実験台になるサラが最高に優しくて
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.8

とにかく画面がずっと痛い、血まみれ系説教作品。

階層が入れ替わるだけならまだしも、人の出入りも激しいのは実験精度が下がるんじゃないかなと思う

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.2

「本作はドキュメンタリーではなく劇映画である」との言葉どおり、これもひとつの物語として。クリスタ・コソネンが美しいですね!

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.3

恋と価値観とラベルを貼れなかった関係性の描かれ方がとてもリアルで、閉まった記憶を呼び起こされるようでした。
たまに引かれるカメラの風景が胸に沁みます。

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.6

10分に1回くらい笑ってた気がする。
俳優陣の魅力もさることながら、演出やテンポやロケーションもすごく良くて、笑いすぎてロマンスが霞んでる。ビハインドやインタビューまでおいしい作品でした。

個人的ベ
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