satさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

シェフの現代アーティストのような立ち振る舞いがキャラとして立ちすぎてて、猟奇的な行為をする理由があんま気にならなくなってしまった。
彼氏が一番現代人を反映したサイコパス感あっておもしろかった。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

-

歌うシーンがそのまま戦闘シーンになってるからテンポもいいし、歌う必然性があってよかった。
ある種幼い思想から世界を破滅させてしまうというヴィラン像もワンピースだと新鮮で楽しかったな。

サウンド・オブ・サイレンス(2001年製作の映画)

3.3

物語の陰鬱さ、雰囲気は好きだった。
精神分析がアトラクションチックというか、思い出の地を巡るだけになっちゃって、肩透かしを食らった感。
連続ドラマとかのほうが楽しめたかも

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.9

主人公2人が非常にセクシーに描かれているので、雑誌で人気を博したり、若者を中心に一種の社会現象のようになるのは、とても理解できた。
アニメが挟まったり、コメディドラマ風に回想したり、好きな演出が多かっ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

おそろしくテンポがよくて、ついていくのがやっと。もっと基礎知識があれば見やすかったかも。
オッペンハイマーの恋愛模様や思想など、人間性に鋭く切り込んでいて、伝記映画としてすばらしかった。

愛を耕すひと(2023年製作の映画)

3.7

終始重苦しい空気で、過酷な自然の中にいるから、時たまあたたかな光が差し込むと、見ているこちらの緊張まで解けてゆくようだった。
己の野心を捨ててでも守りたい大切なものがあるというのはやっぱりグッとくるね

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.6

キャンディマンに取り憑かれるに従ってアートの作風が変化していくのが見応えあった。狂気の可視化といったところか。

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.9

アメリカ領サモアの人たちは、最初から幸せとは何かをわかっていて完璧だった、監督が1人でドタバタしてたけど、そのことに気づいて、彼の人生も進み出した、という構図がよかった。
神に語りかける風を装って、お
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ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

-

これ以上ないってくらいの冒険感が最高だった。ヘンテコ動物たちが魅力的で、一味が戦ってる姿が映える。
討ち入りのシーンかっこよかった。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.6

冗長なシーンが多く眠気をこらえながら見た。
なんだこの変な映画と思いながらも、どこかクセになるからやめられなかった。
ラストが素晴らし過ぎたので、最後まで見て良かったと思う。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.6

パニックホラーなのかと思っていたけど、どちらかというとサスペンス寄り。サメとの戦いは泥臭く、今の価値観で見ると地味。
けど、夜の船室で凸凹トリオが酒を酌み交わしながら身の上話をするシーンは叙情に満ち溢
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.6

世界の危機と家族の絆がクロスオーバーするの、ハリウッドを感じる。
エイリアンとか兵器とか出てこないタイプのSFも楽しいね。

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.6

本格ミステリーとコメディのかけ合わせかと思いきや、ミステリー部分もゆるゆるだった。
もっとこんなくだらない映画見たい

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

-

あの手この手を使って人気キャラを大集合させたって感じ
ウソップの活躍こそ熱く描いてほしかったな

ブギーマン(2023年製作の映画)

3.4

世界観にはワクワクした。
ブギーマンとは、みたいのがあんまよくわからないままバトルし出すから置いてけぼり感は否めなかったな

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

カメラの画角がずっと不穏。
ずっと聞こえる悲鳴のような声や、地響きのような音はやり過ぎな気もしたけど、この上なく不気味だった。
知識不足でわからないとこが多かったのでリベンジしたい。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.9

顔のモザイクが、目と鼻の部分だけ隠れておらず、スマホアプリのフィルターみたいになってたのがちょっとポップで、それゆえに男たちの行為のグロさが際立っていた。

一人一人の具体的な手口や、何よりモニターに
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.4

怪異となった女性が、成人男性に乳を飲ませようとする、尊厳破壊を伴う新感覚グロ
男はどうしようもないクズだけど、流石にいじめられ過ぎてかわいそうだったな

リプリー(1999年製作の映画)

3.7

綿密な計画のもと人殺しをするわけじゃなくて、行き当たりばったりで罪を犯した後、なんとか誤魔化すのが上手すぎて、全くバレないのが恐ろしい。

パラミドロ(2021年製作の映画)

3.0

キャンピングカーの運転席にいる主人公を、エイリアンが後部座席から狙うも透明な仕切りに阻まれて睨みつけるだけしかできない。なぜかそのタイミングで後部座席に水を取りに行く娘。エイリアンは娘に全く気づかず、>>続きを読む

トゥルー・ストーリー(2015年製作の映画)

3.5

終始胸くそ悪いし、終わり方もなんか煮え切らないしで嫌な気分で見終えた

ただ、手と目の演技で感情を表したり、あるいは隠したりしようとしてるのは凄まじかった

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.5

ストーリー、設定、キャラクター、エイリアンをはじめとした造形、どれも魅力的なんだけど
時折り挟まれる謎シーンで台無しになって笑うしかなかった
絵面が汚すぎるのも良かったな
肛門を食い破って生まれるウナ
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.7

iPhoneの発表プレゼンは常に華々しさと、新時代の到来を告げるワクワク感と共に在ったイメージだけど
これほどまでの困惑の中で受け止められてるのを初めて見た

栄枯盛衰を経て原点に戻るというある種の円
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サイン(2002年製作の映画)

3.6

すごく心地の良いシュール感というか、終始不気味な雰囲気が漂う物語なのに
怖くなって頭にアルミホイル巻いちゃうアホっぽさとか、最後になるかもしれない晩餐で喧嘩したりとか、人間臭さが全面に出るシーンが多か
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.7

理不尽極まりない状況なのに、深夜テンションで身の上話とかし始めるシュールさが途中から癖になってしまった
ラストの展開もおれは好き

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

猟奇的な劇場型犯罪、マフィアと政治の癒着による都市の腐敗、憎しみに囚われたヒーロー…
色んなテーマが綺麗に噛み合って一つの物語になってるのが見事だった

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

チープさが良い類の映画かと思ったら、結構骨太で面白かった
全てのシーンに無駄が無いというか、微妙な違和感が後の展開につながってるのがよかったな
主人公2人がムキムキでアクションに説得力があるのと、サバ
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

クソ長い殺しの美学を語った後に大失敗
コメディになってもおかしくないけど、あくまでシリアスなムードが保たれてたのは、彼の人間味として咀嚼できたからかも

似た題材はいっぱいあるけど、唯一無二だなという
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

ディストピア感とか不気味さがちょうど良くて、とても好きだった
あのバレエのように、完璧に統制された動きって何でこうもゾクゾクするんだろうね

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

赤が映えてて画が本当にかっこいい
バイクの動きだけでもずっと見れちゃうし、アニメ映画ならではの面白さを食らった

影の軍隊(1969年製作の映画)

3.3

もっと知識があれば楽しめたかもな
人への恩義や信頼が簡単にひっくり返る戦時中の恐ろしさを知った

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

自分が好きな映画のタイプの一つの源流を見つけた気がする
まさに金字塔と言って差し支えないだろう

裏世界に生き、悪虐を尽くして破滅していく主人公になぜか感情移入してしまうのは
彼が流されやすく、仕事は
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ずっとどこか噛み合わない
けどトントン拍子に成功を重ねる、もしくは障害物を排除していく姿の気味悪いこと
モラルがないまま強靭な目的意識を持つと生まれる怪物の新しいパターンだな

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

子供の洗脳は見てて辛過ぎた
資源がないのに戦争しようとすると歪みが生まれるの恐ろしい