喉を潰されしゃべることもできず、ほとんど這うように移動しながら自然の猛威を堪え忍ぶという原始の存在から、だんだんと言葉や文明を取り戻していく様に、生物の進化の過程を見ているような気分になった
文明や資本主義へのアンチテーゼとして世間から隔絶された離島で暮らすわけだけど、
買い物行くとなったらみんなこぞって要望を挙げ出すの笑った
現代の安価で高性能な日用品は革命だよ
美談ぽくなってることそ>>続きを読む
何度も挟まれる「車をみんなで押してスピードを出し、1人ずつ乗り込んでいく」シーンが、とにかくこの映画のテーマを象徴してるようだった
うんざりするくらい良いことないし、辛いことばかり押し寄せるのに、前に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全て計算だったんだろうなと思う
フィルの男色に気づいたあたりから、うまく取り入って彼を排除する方法を探っていたんだろうなと
殺すまで意図してたかはわかんないけど
美しくて残酷な家族愛だ
全体的に呑気な空気が流れているので、中盤以降の緩急の付け方に絶句した
ザ・娯楽映画ってな具合でグッド
ドレスの主人公サイドに敵対する勢力がストリートカジュアルってのが見せ方うまい
おっしゃれ〜いな映画だった
ずっと店の中で、ほとんど会話だけで物語がこんなに転がるなんて
1人の人間の成長、成熟を見届けた気がする
ループの原因や抜け出す方法を探すのではなくて
目的のない膨大な時間の中に1人の人間をぶちこんだらどうなるかってところに絞ってドラマをつくったのが白眉たる所以
定期的に見返したくなる名作
何度も登場するクリスマスイブのシーンはどれも味わいがあって好き
暗いオフィスでミニクリスマスツリーのライトに照らされながら仕事をする捜査官と、きらびやかなホテルでくつろぐ>>続きを読む
冒頭の食事シーン含めて、各々のキャラクターとか考え方がわかってきたあたりで死んじゃうの好き
やってくれたね、めっちゃ凹んじゃったよ
救いがなさすぎて
チ◯ポの化身vs PTSD元軍人のバトルがなかったら気が狂ってたかも
劇場ならではのシーンも結構あったのでまた観に行こう
寝れない夜にこういう映画をあると心強い
タイムリープをどう気付かせるか、各々の個性や関係値が出てて楽しい
こんなに登場人物も展開と入り乱れる群像劇なのに、最後綺麗にまとまるの感動する
ワードも絵面も汚いけど綺麗な映画
こういう伏線回収の仕方大好き
個人的には同じ姿の者同士身体の動きがリングしてるっぽい描写の掘り下げあったらよかったな
能力者バトルものっぽくなるけどそれもまたジョーダンピールらしい気がする
ゾンビ映画にありがちな展開を全部盛り込むとこうなるんだな
あと真ヒロインがミンホに確定したようで安心した
グリーバーの造形がカッコよくて、それだけでも見る価値あった
ミンホだけチート使ってるレベルで優秀
隣のガキンチョの扱い酷くて笑った
演じる俳優変わったら全然違って見えそうな映画
トンネルでのこだまのメロディがその後の音楽にも繰り返し用いられてて、
あそこが全ての始まり感を醸し出しててよかった
世界の命運を巻き込んだ壮大な痴話喧嘩
そういやこんなドロドロしてたな、こっ恥ずかしかったな、などと思い出しつつギャグアニメとして見た
2024年になって新作を見ることができたというだけで大満足だし>>続きを読む
暗過ぎて泣いちゃった
でも世界観とか感情のこもってないセリフ回しとか大好き
デッド・ドント・ダイ一緒に見てくれて楽しんでくれる人のためなら断酒は当然
夫婦、家族、創作者、言語・国籍の違い、性自認、子供との関係…
いろんなすれ違いが複雑に絡まり合ってるし、主観と客観の境界が巧妙にぼかされてるせいで、ずっと気持ちが揺れ動いてた
検察側の煽動上手すぎるよ>>続きを読む
何が起こるんだ?ってワクワクした気持ちが一切回収されないまま終わってしまった…
ブラピの役のおバカキャラは好き
んなこたあ皆わかった上で生きてんだよ
やれることを地道にやるしかねんだよ
みたいなセリフが聞こえてきそうだった
それを踏まえてのラストは最高
見る前に想像してた笑いどころとは違うところに狙いがあった>>続きを読む
生きる理由なんて自分から見つけに行かなくても、向こうから勝手にやってくるのかもな、と楽天的に考えてしまった
偏屈な理由も、それでも皆が彼を愛する理由もわかる
ポップコーンムービーの金字塔
デスピタゴラスイッチ
クソみたいな気分の時に見たい映画No. 1
1とは別物だったけど道を踏み外しかけてる若者ほっとけないところは相変わらずで好き
時折り挟まれる真上からの神様視点ショットとか、90度回転させたカメラで悲惨な現場を映したりとか、非日常を感じさせる構図が多くてよかった
ただ、あまりにも何もわからなすぎて、イマイチ入り込めなかったかな>>続きを読む
似たような話はいくつもあるけど、なぜこの肉が旨いのかについてなんとなく説得力があるのが、この映画のニクいところ
マッツの闇のカリスマ性が異常で、それだけでも見る価値あった
こういう隠密作戦が進行してく感じは好き
三部作のラストとしてちょっと期待しすぎちゃったかな
ダンブルドア登場シーンがとてもオシャレ
1人に設定詰め込みすぎててストーリーはよくわからんかった
大人の魔法使いが主役だから当たり前だけど、当然のように難しい呪文使ってるのワクワクした
それゆえに自然と魔法生物に目がいくのもいい
レオ様演じる主人公の、善でも悪でもなく、ただ愚かなだけという人物像が悲しい
テンポ悪いし、序盤から話の展開は見えてしまうんだけど、会話の一つ一つとか空気感とかちょっとした感情表現とか、とにかく雄弁で緊>>続きを読む