さくぞーさんの映画レビュー・感想・評価

さくぞー

さくぞー

アポロ81(2015年製作の映画)

3.5

ストーリーの納得感は全くないが、こういう設定のものは大好き。こんな感じの婚活カフェとかあったら結構売れそう。

映像:======A
脚本:==E
編集:=====B
俳優:=====B
人物:===
>>続きを読む

年に一度の再会(2015年製作の映画)

3.3

ほっこり兄弟もの。兄弟2人のやり取りの塩梅が良い。

映像:====C
脚本:====C
編集:===D
俳優:=====B
人物:=====B
音楽:=====B
音響:===D
【MVP】兄弟

父に贈る言葉(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

途中ちょっとウザさはあったけど、シンプルイズベストで温かい気持ちになるし、かといって変わり過ぎることもなく「じゃあな」で締めるのが素晴らしかった。
あと日本人として、海外の人でも恥ずかしくて言わない人
>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

第47回日アカ作品賞コンプリート!
震災による流言飛語に歴史的事実が裏打ちし狂乱へ。福田村事件に留まらず、日本が朝鮮を支配していたことが根底に絡んでくる。
面白かったというより、存在意義としてのスコア
>>続きを読む

燃えるような恋(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

そんなに消防士ってモテるんか。確かにかっこいいけどね。
完全に監督の性癖って感じの設定。アマンディーヌが踏み台だったのは意外性があった。主演の顔が良い。

映像:====C
脚本:====C
編集:=
>>続きを読む

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

面白そうな設定だが、良くも悪くもない。近年の観客巻き込み系やモキュメンタリー系に慣れているとあまりにプレーン。リングっぽい要素も中途半端。怖がらせ要素も微グロの顔アップ+音のみでパターンが少ない。たぶ>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フォーエバー工藤、フォーエバー市川。過去作のセルフオマージュ的な構成・演出や白石作品あるあるの映像提供者・二段構えの霊能者・予測不能ながら意外と伏線や筋がしっかり通ったストーリーなど盛りだくさんなファ>>続きを読む

僕の恋とVHSテープ(2022年製作の映画)

3.6

なんか勢いがあって良い💪たまに第四の壁を超えてくるようなイヤドの顔芸おもろい。というかママ含めて全体的に原作漫画のドラえもんみたいに表情でリアクション伝えてくるのが面白い。
終わり方ちょっとオシャレな
>>続きを読む

イアゴとトリスタン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

別にゲイでなくても成立する話。それがいい。
イアゴが急に色々話し始めてからトリスタンが察するとこの説得力がすごい。
生きている展開も逆に意外性があった。

映像:====C
脚本:====C
編集:=
>>続きを読む

ロベルタのリビングルーム(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

夫の後を追うため部屋にガーデンを作るという非常に魅惑的な設定。終盤の展開で生き直すパターンかと思ったが、それはそれとして逝くことを選ぶロベルタ。それも筋が通っていて良い。

映像:======A
脚本
>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

全員イケイケのイケメンマッチョしか出てこないのに重々しすぎる映画。才能も愛もあったはずなのに…。どうしてこうなった。
大谷翔平や藤井聡太が漫画だとボツになると言われがちだが、本作もそう。出てこないけど
>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

3.9

アクション映画版『ボーはおそれている』。アクション映画あるあるの最悪な人生を送ってる主人公の過剰な嫌なこと大喜利で、笑ってしまうくらい良いことが起こらない。

また、『新感染半島』並にハリウッド感のあ
>>続きを読む

12日の殺人(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

公開遅れを逆手に取り、12日に公開したキネマ館、いいね。

他のレビューでも触れられているとおり『ゾディアック』系。しかし、ゾディアックと比べて非常に閉じた世界が描かれる。
被害者は1人で、犯人も劇場
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

コワすぎ番外編って感じも強いガチラブコメ。ミミズ食うとこや目を潰すとこは最終章あたりの露悪的過ぎる感が少し出てるが、「恋は盲目」というワードを想起させられるし意味のあるエモさのようなものが滲んでいるの>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最終章から2ヶ月後に公開してて草。
原点回帰のスケール感。メジャーなオカルトを元にしたネタ、冗長な投稿映像に工藤の暴力、ゲスト女子、唐突な霊媒師、小癪な伏線回収、オカルトアイテムとこれこれこれよ。
>>続きを読む

家政婦と少年(2020年製作の映画)

3.2

ボンドくん美少年すぎる。いい作品だが、想像以上に何も起こらずびっくりした。あるあるネタを上手く説明描写を入れずに使っているのは流石で、ある家庭の1日を除き見ているよう。
ヌルッと終わってしまう中にも、
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.3

軽めのすばらしき世界?超重くなりそうな設定を上手い具合に見やすくしているものの、前科者である必要性は微妙。ストーリーもここからだろうって感じがある。

映像:====C
脚本:====C
編集:===
>>続きを読む

FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

想像以上に面白かった。ストーリーラインは良くも悪くも安定したものだが、夫婦ラインと子供ラインが過不足なく機能しており、秀逸なキャラデザとアニメーション、グウェンのあざとさを超越した可愛いさが最高。なん>>続きを読む

ミニオンの月世界(2024年製作の映画)

3.4

フライの前説。シリーズを観ていなくても、最新の映像技術による古き良きスラップスティックコメディは見応え抜群。演出もやたらかっこいい。

映像:======A
脚本:==E
編集:====C
俳優:==
>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

友情・青春・恋愛・悲劇・ドロドロ・家族・夢と現実・ミステリーと観た人に何かしら刺さる要素てんこ盛り。
特に↑でミステリーとした信頼できない語り手要素が構成を複雑にしており、さらにパンチのあるエピソード
>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

そら親ガチャなんて言葉も生まれますわな。めちゃくちゃ自伝っぽい。それだけのリアリティや共感性を持つ作品。
映像・キャスト・ラストに集約する構成など、作品に文句のつけどころはないが、このスコアなので自分
>>続きを読む

カルト(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

噂に聞いていたネオ、最高。呪文とかじゃない「ぁぁぁああああ〜」だけでかっけえ。モキュメンタリーだが癖が少なくエンタメ向けで白石監督作品の入門編として最適か。
雲水や龍玄がちゃんと活躍するのも良い。
>>続きを読む

ある村で(2019年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な村?シュールで面白い設定だが、まあ特に思うところはない。
守られるトヌ(男)が40過ぎても幼児みたいな扱いなのがなんか良かった。

映像:======A
脚本:===D
編集:===D
>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

恋愛をしたことがある人なら誰しもが経験ある別れと倦怠期とまでは言わないが別れる寸前くらいの空気感にフォーカスしたストーリーやセリフ回しなどは共感性が高く刺さるものが非常に多いものの、それを覆う"狂い">>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.6

ストーリーがアレ過ぎるが、最近面白いけどストレス値高い映画ばっかだったので、フローズン・サマーの名の如く水風呂のように楽しかった。
アフターライフより初代感が強い。
ある意味エターナルズの続き。
リー
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

行方不明者・死亡者一覧の並び最高。

最悪のマルチバース・マッドネス。噂の江野くんが見れたのは嬉しいが、本当に江野くん出ると超・最悪になるんだなと実感。
白石晃士ファンにはいいが、コワすぎ!ファンには
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

コテコテのメンバー属性で笑ってしまう。「工藤、来るぞ」がハリウッドすぎて好き。
普通だったら真っ先に死ぬキャラの工藤さんが主人公だから他の誰が死ぬか予測できず良い。

金子に煽られて3人でキレ合ってる
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原点回帰の繋がりや遂に市川をしばく工藤さん、ヒロインになる市川と劇場版らしい集大成感。それでいていつも通りの尺なのすごい。
終わり方も続き物がある劇場版ぽくて好き。決戦の時の曲が最終回すぎる。
ストー
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

平均スコアはシリーズで最も高い本作。なんかもう完全にゴーストバスターズ路線だしクリストファー・ノーラン。でも3くらいのバランスが今のとこ一番好きかなあ。

初めて真っ当にキレる工藤さんや初めてシンプル
>>続きを読む

アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

4.0

オッペンハイマーの補足も兼ねて。ラスト25分からオッペンハイマーとオーバーラップしていく。そして、オッペンハイマーとアインシュタインが似た顛末を辿っているのを知る。

76分なので、180分あるオッペ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

今年100号を担うに相応しい作品。
映画好きとしてはアカデミー前に観たかったが、バーベンハイマー騒動から時間が経ち作品の評価も知れ渡ったからか、みんなクールダウンして肯定意見も批判意見も実のある記事な
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1作目から割と好きで元々シリーズ全部観るつもりだったけど、完全に本作から(俺の中で)跳ねた。めちゃくちゃ面白い。笑いあり・ホラーあり・アクションありのエンタメ超小作。

急に市川さん垢抜けてて草。河童
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

工藤さんが「ッシャオラァ!ッシャオラァ!」って暴れる投稿者全員ボコボコに殴るとこで笑った。
怪異に襲われて入院しても「ひじりのおか」だの言わずに「投稿映像きてるか?」と言うのがそこらの怪異被害者と一味
>>続きを読む

ディス・マジック・モーメント(2023年製作の映画)

4.6

これこそシネコンで上映してくれよ。去年、東京旅行に行った時に6か所違う映画館を回ったけど、シネコンもミニシアターもそれぞれ違って楽しかった。旅行先で行く映画館って、観光地に行くのと同じ。

内容もそれ
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ようやくですよホント……。個人的に面白かったかは置いといて、今まで観た中で最もしっかり"裁判"が描かれた作品かと。スコア低めなのは俺の価値観で譲れないし作品や好きな人に申し訳ないんだけど、これだけ評価>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

こんにちは、さくぞーと申します。原作は最後まで読んでます。3年前くらいだから細かくは覚えてないが、終盤がポイントは押さえてあるが「変」と思うくらいには違う。
未読orオモコロなどで無料で読める部分まで
>>続きを読む

>|