ぺぺちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぺぺち

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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.0

ブラジルのスラム街を舞台にギャングの抗争を実話を基に描く
冒頭からグッドフェローズを彷彿とさせる語り口から始まり軽快に進む本作。
現代の日本にはまず想像もできない光景。
物心がまだついていないような子
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.3

エイリアンシリーズ2作目
シリーズの中で一番好きな映画であり自分の中では2でめでたく完結して後の作品は無かった事にしたいくらい。
今でこそ手作り感満載で所々チープさと荒さが目立つが30年前のCGの技術
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.8

ストリートギャングに拉致された女をかつて恋人だった男が助けに行く王道ストーリー
80年代を象徴したようなネオン、ロック、革ジャン、リーゼント。
見渡すかぎり赤に染まる炎、炎、炎。
そしてダイアンレイン
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.5

近未来の街を舞台に人間とアンドロイドのドラマを描いたSFサスペンス
続編の復習のために鑑賞
30年以上前の作品でこの世界観とクオリティ、現代と比べたら確かにかけ離れているがそれでも近未来都市でありなが
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.9

マカロニウェスタンの代表作
白銀の雪世界を舞台に殺し屋サイレンスの復讐を描く
西部劇って乾ききった荒れ果てた荒野などを想像してたが本作の舞台は雪に全面覆われた大地。冒頭からの雪国の真っ白さと対比するよ
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

とある夏の日の少年少女の青春ファンタジー
あまりにも主人公とヒロインの情報が薄っぺらすぎて魅力的に全く感じず必然性もなくこれといった起伏もないし後半からは退屈な時間が続いた。感情移入しようにも主人公の
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.3

近未来のロンドンを舞台に主人公のアレックスは仲間に裏切られ警察に逮捕され…
強烈の一言、ただただ胸糞悪さだけが残った。卑劣な暴力、強姦、殺人とスタイリッシュな世界観と時代背景で描くも自分には不快と嫌悪
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トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

3.5

XXXシリーズ3作目
2作目はヴィンディーゼルじゃなかったので観ていませんが本作で帰ってきたので単純に嬉しい限り。
ただワイスピの印象が強いせいか劣化版にしか見えなかったのが残念。
それでもストーリー
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.7

とある道路で出会った男二人のロードムービー
全く正反対って言っていいほど性格が対照的な二人が旅を通して少しずつ成長していき友情が芽生え始めていく。
これといって起伏はないし印象的なシーンも特にない、た
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

子供向け映画だとなめてましたがストーリーが進むにつれて終盤の展開には涙なしには観れなかった。夢、希望、仲間と素晴らしい歌で元気をもらえハッピーにしてくれるような映画。劇中に流れる60曲以上の楽曲もよく>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

謎の孤島を舞台にした謎解きサスペンス
一回観ただけじゃ正直真相は読めてもそれが真実なのか?と疑問を抱き納得いくまでには至らなかった。おそらくさまざまな演出と伏線があり二つ三つと捉え方が違うからなのだろ
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

リドリースコットのSFホラーの金字塔
最新作が公開するために予習で観賞
何十年かぶりに観たが全く色褪せてないです。腹から寄生虫が出てくるシーンは子供の時は衝撃的でトラウマだったのを憶えてる。ホラーであ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟によるサスペンス
大金を奪った男が殺し屋に追われる話
多くを語らないが故に非常に難解な映画だった。
ハビエルバルデムの圧倒的存在感、狂気に満ちたあの眼力と顔面、サイコキャラは色々見てきたが
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ボーダー(2008年製作の映画)

3.3

パチーノ、デニーロの二人がバディを組んだクライムサスペンス
ストーリーは正直二人にスポットを当てすぎてる構成のせいか中身がかなり薄い。オチもあの構成だとすぐわかってしまう。まぁそんなの関係なく純粋に自
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大脱走(1963年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦下でのドイツ、ナチス収容所からの脱走を実話を基に描く
三時間と尺が長いのに不思議と物語が進むにつれてぐいぐい惹き込まれてしまうような展開。緊張と緩和が絶妙に絡み合い戦争という重いテーマで
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

仮想世界OZの大混乱を救うべく主人公の少年らが戦いに挑む話
夏といったらこの映画とすぐ頭に浮かぶくらい好きな映画。
入道雲と田舎の雰囲気と背景、街並みなど綺麗な映像でノスタルジーな夏を感じられ毎年一回
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

記念すべきMCU単独映画
サムライミ版、マークウェブ版と観てきたが個人的には本作が一番余計な説明とかなくテンポよく気軽に観れて楽しめた新生スパイダーマン。
というか4DXでスパイダーマンを劇場で観れた
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.4

殺された6人の真相を刑事のバドとジャックが追う極太サスペンス
観終わった後の満足感が凄かった。
サスペンスの中でもかなり傑作ではないでしょうか。
ケビンスペイシー、ラッセルクロウ、ガイピアースの好演が
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

タランティーノのカーアクション映画
タランティーノらしくガールズトークが前半からノンストップで繰り広げられる。
会話、音楽、描写は言わずもがな中身は空っぽだけどそれがまた良い。
後半からの畳み掛けが最
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.6

精神病棟で病院側と患者側で対立する話
なんだろうこの晴々しい気持ちと悲しみが交互するような複雑な心境になるラスト。
何処に行こうがそこには望むような自由があるのか、あったとしてもそれが正しいの生き方な
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

バンドと共に成長していく青春映画
全ての曲が口ずさんでしまうようないい楽曲でした。
ストレートな歌詞に込められた思い、まさに青春って感じで学生時代の頃が甦えります。ひたむきに突っ走る彼らをただ純粋に応
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.2

ゾディアックと呼ばれる殺人鬼の逮捕に男達が奮闘をする実話を基にした話
フィンチャー作品は長いから集中力が…中でもこれは一番疲れた。
不穏な空気のまま物語が進んでいくが後半はだれてしまいラストも実話なだ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.9

ニューシネマの先駆け
銀行強盗の繰り返すクライドとボニーの実話を基にしたロードムービー
メッセージ性が強く問題定義を深く突きつけてくるのがよく伝わってくる。
破滅へと向かう死のカウントダウンは彼らにと
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.5

公衆電話で一人の男が殺害予告をうける話
ラストまで緊迫感から逃れられないシチュエーションスリラー映画
約80分という短い時間で凝縮されていて目が離せなかった。
一つの狭い場所での密室劇は低予算ながら本
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.6

警察内部の汚職に一人立ち向かう男の実話を基にした話
冒頭シーンからしっかり掴まれた。
理由はどうであれ信念を貫き正義として一人立ち向かう姿をアルパチーノの熱演で更に引き立たせる。
腐りきった世の中をこ
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.0

原作の実写化という事で元から期待せずに観に行きましたがまぁいい意味でも悪い意味でも変わらない日本映画。
スタンドとかの説明がほぼ皆無なので初見はほぼ置いてけぼりをくらいそう。
CGを駆使したスタンドと
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

ジャズピアニストの男と女優を夢見る女のラブストーリー
ミュージカル映画は元々好きではなかったので期待せずに観たがハイウェイでのオープニングシーンでがっちり掴まれました。
思わず足踏みをしてしまうくらい
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.1

証券マンのジョーダンベルフォートの盛者必衰を実話を基に描いた話
このテンポいい疾走感が堪らない。
ジェットコースターに乗ってるかのように三時間あっという間だった。
金、薬、女、と終始ぶっ飛んだ人生にク
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ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

3.9

ギャングのマイケルサリヴァンとその息子の苦難の旅を描く
豪華名優達が揃っていてそれだけでも観た価値ありました。
ギャング映画と思いきや家族愛が丁寧に描かれておりヒューマンドラマのような感動と奥深さを感
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

4人の少年達の成長と友情と苦悩を描いた話
目を背けたくなるような話だが豪華キャスト陣が見事な演技で重厚な人間ドラマに仕上がっている。デニーロの証言台にたつシーンは苦悩の決断を物凄く表してて流石でした。
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.3

記念すべきダークユニバース第1作目
キャラクターそれぞれの個性が全く見えてこず結局何をしたいのか終始わからないままエンドロールを迎えた。
驚かす気満々の演出、ひねりのないストーリー、予告が面白そうだっ
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フェイク(1997年製作の映画)

4.0

FBI潜入捜査官ジョーピストーネの捜査を実話に基づいて描いた話
バレずに任務を遂行するという囮捜査特有の緊張感があり中盤からはハラハラするような展開でした。
マフィアの下っ端役を演じたパチーノが何とも
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.7

処刑人の続編
約10年の時が経ち渋さが増していて二人共最高にかっこよかった。前作の雰囲気と変わらずアクションあり笑いありで期待を裏切らない。特にコメディ色がよりいっそう強くなってて芸人みたいで終始笑え
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

アメリカンニューシネマの代表作
銀行強盗を繰り返すブッチとサンダンスの逃亡劇を描く
ブッチとキッドのコンビがなんともアホで陽気なんだけど仕草、台詞、掛け合いがかっこよく魅力的で憎めない。
川へ飛び込む
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ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

3.6

禁酒法時代を舞台にしたギャング抗争を描く
ドンパチやる映画かと思ったらその逆でほぼなかった。起伏があまり感じられない展開が終始続くが世界観はすごくよくて特に冒頭のオープニングシーンは音楽と相まって印象
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カリートの道(1993年製作の映画)

3.7

堅気になった主人公の半生を描く。
いやーやっぱりアルパチーノの役のハマり具合が最高でした。歳を重ね演技も磨きがかかりスカーフェイスとはまた違った男の色気を出していてあの髭面の顔が特に印象的で酔いしれた
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