Aiさんの映画レビュー・感想・評価

Ai

Ai

映画(42)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 42Marks
  • 78Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ストリーミングサービスで観て、これは大画面大音量で観たいわ…と思ったので映画館まで観に行ってしまった。未だに席がかなり埋まっててすごい。

・前作を観てないけど、恐らく前作を反復してまだまだやれるぞ!
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイのエクソシスト!面白かった!
エクソシストもののお約束を押さえつつ、それをなかなか目にする機会のない土着信仰として描いているので新鮮で楽しい。

怖さは儀式前にミンの奇行を隠しカメラで撮っていると
>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

思ってたよりずっとちゃんとした脚本だった…!伏線の張り方が綺麗だし、さまざまな設定に必然性がある。
私はハンターめちゃくちゃ好きですね。軽薄に見せかけて根性あって底抜けに明るいのが良い。

高所恐怖症
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「クリパがインセルの教祖」というネタバレを読んで「何それ面白そう」と観ました。

前半が普通に「完璧な人生」に見えてしまうのが怖い。前半を「こんな時代もあったね…(ヤバ…)」と見れるようになって初め
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.9

久々に映画を観ながら心から笑って心から怯えて心から泣いた。
この映画があるユニバースに存在していてよかった、ありがとう…。
そしてアジア人の移民が活躍するハリウッド映画を自分がこんなに求めていたとは。
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

とんでもない展開が物凄い説得力で語られるので、「なぜそうなる!?」と「わかるわかる!!」を常に同時に感じ続ける不思議体験…。
痴話喧嘩の話と言ってしまえばそれまでだけども。
この監督は爆発する圧力鍋み
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

女として生きているのでホラーというよりは“現実”の煮こごりって感じだった。
ミソジニーとトキシック・マスキュリニティの寓話であることを踏まえないとだいぶ退屈な話のような…(徹頭徹尾それだけの話なので、
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し、あるんですよね?
とハラハラしながら見ていたら、一応それらしいものは最後にあったけど投げっぱなしだったな…。
偽の伏線を分かりやすく“立てて”描いてくれているので、逆にこれはミスリードし
>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.5

フィクション(小説)原作かと思いきや、ノンフィクション(自伝)だったんか。
そして日本語版ポスターのイメージから、ゆるふわ自分探しものかと思っていたらヒリヒリ痛い系だった。
共感できたし、いい映画体
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは練られてて良かったし、オチもスッキリしたのだけど、単にNOT FOR MEでした。

モデルになっただろう事件が想起されすぎて、自分にとって色々思うところがある事件だったのもあり、純粋に楽
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全然わかんね〜でもおもしれ〜(そして怖え〜)という稀有な作品だった。
一番最後のシーンの肝を啄まれるプロメテウスのリファレンスだけはわかったよ!(まぁ劇中で言及してるしな…)
色んな解釈や読解ができる
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間の当たり前の肉体の働き(生殖や老い)って、情緒とか感情的な納得が伴わないとグロテスクに見えるものなんだなぁという発見。
伏線がきちんと回収されてて、オチもビッグファーマの陰謀とやらが真顔で取り沙汰
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ペンギンの人めっちゃいいな!初めて見る人だけど…と思ってたら、エンドロールでコリン・ファレルだと知って、かなり驚いた。気づかなかった…。
今回のバットマンはキャスティングがめちゃくちゃいい。
過度に戯
>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(登場人物の名前うろ覚えなので間違ってたらすみません…)

めちゃくちゃ「今」の映画だったな〜!
toxic masculinityの話なんだけども、フィルが亡くなったときはとても悲しい気持ちになった
>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エディとヴェノムが仲良しで大変和んだ…☺️
二人の日常系四コマ漫画をひたすら読みたい。

テンポが異様に良くて、ストーリーテリングに関係ないシーンをどれだけ削れるか選手権をしているのだろうか…という感
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し◎
ハラハラする演出◎
監督らしいポップさ◎
以上、映画の話。
以下、政治の話。

シスターフッド映画を期待して観に行ったら、(それほど)シスターフッドは無かった。
フェミニズム映画ではあ
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴィランが大量殺戮兵器を手に入れようとする動機が弱い…!あと、日本風の演出の数々がなぜ出てくるか分からなかった。監督が日系?だから?

007シリーズはダニクレになってから見始めた&ダニクレボンドの過
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悲しい北欧映画を観すぎたせいか、それともわかりやすいコミカルな演出が無かったせいか(音楽がシリアス)、前半は全然笑えず「こんなことしてるとヤバいことになるぞ…」と不安が募るばかりだった。
でもラストシ
>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サイコホラーかと思ったらサスペンスで最後は人間ドラマだった。
オチが三度ぐらい捻ってあって面白い。
しかし罪を償うために自死することを美しく描いちゃってええのんか?という気はしないでもない。うっかり感
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

えらい萌えた。久々に萌えというのを味わった。私の人生を壊しにきた救世主…やば…。
なんと表現したら正しいのか分からないが、鑑賞後の感覚が良いBLを読んだ後にすごく似ている。ハラハラドキドキして二人の幸
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

さよならだけが人生だという通奏低音のような寂しさと、それでも道のどこかでまた会えるという希望と。
好きなんだけど、作品としての凄さはよく分からなかった。原作がノンフィクションだから劇的な演出や脚本の妙
>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

下調べを全くせずに「犬鳴村みたいなホラー映画だ」と思って観に行ったのだけど、ウエスタンだった。
しかし中央集権国家 VS まつろわぬ民という点では当たっていた。
中央が「savage」と呼ぶ方にも彼ら
>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中までローズマリーのほうがおかしいのでは?とも取れるのが大変よくできた映画だなぁと思った。
女性が本当のことを言うと精神的におかしくなったと捉えられて、マトモに聞いてもらえないのは『ヒステリア』とか
>>続きを読む

ポゼッション(1981年製作の映画)

3.0

現実と虚構、狂気と正気、公と私のあいだを行ったり来たり。
美しき人妻だけでなくて、他の人もみんな満遍なく挙動がおかしいしパーソナルスペースがない。
感情の振れ幅も大きすぎ、ボルテージが急に上がる。
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初はグラフィックと音楽がすげーいいけど自由度のない洋ゲーのようだ…と感じた。シナリオ一本道のおつかいゲーム。
でも主人公が時間を逆行しだしてから面白くなってきた。
色んなところで言われてるように二回
>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

多角的な視点で作られてるのが今っぽいなと思った。
家族も夢も大切にするというオチも、米英の音楽もパキスタンの音楽もいいなという描写(妹を連れてったクラブ)も、父権主義的に見える父親も苦悩してるんだとい
>>続きを読む

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

2.0

演出もいいしストーリーも練られてて、娯楽映画としては好きなんだけど、社会派映画としては…うーん。
この映画を持ち出して刑法三十九条を論じるべきではないと思う。
そもそも二十年前の映画だというのもあるが
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

やさしい世界…。こんなにやさしい学園映画は初めてだ。あらゆるタイプの個性的な人物たちがみんな陰で悩みながらも真っ直ぐ生きてていい。
オフビートな笑いもツボ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

構成に隙のない映画だな〜と思った。
匂いをトリガーにするの上手いなぁ。最も偽れなくて、だからこそそれに嫌悪を示されてしまうと共感性羞恥的に胸の奥がぎゅっと苦しくなる。
最後に提示される「根本的解決」、
>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

賢い人がめちゃくちゃ分析と計算して頭で作った映画だな〜という感は拭えないけど、これ以上のものは鬼才天才じゃないと作れないだろうし、可能な限りで最高のエンディングを観たって感じ。
好きなキャラクターたち
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

エド・シーランがいないと成立しない物語だった。
彼が選ばれたのは、もちろん最高のシンガーソングライターってのも理由ではあるだろうけど、Shape of Youの盗作疑惑があったからだよね?
この映画へ
>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.0

心象風景MV×美術史の授業、という感じでした。ゴーギャンっていいやつだよな。ゴッホの展覧会で流したら、いい説明になりそうな映像作品(その後、wiki読んでみたら大分脚色入ってそうなことがわかった)。>>続きを読む