sayanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.8

みんなのお昼ご飯に個性が表れてておもしろい。廊下で先生に気づかれないように走る場面も。マリファナを吸ってハイになる場面も。思いっきりダンスするところも。なんでジョン・ヒューズはこんなにも私の心を掴んで>>続きを読む

ときめきサイエンス(1985年製作の映画)

3.5

大好きなジョン・ヒューズのSFラブコメおバカ映画。オタクなガリ勉くん2人組がコンピュータで年上美女を作っちゃう話。
今考えると(いや当時でも)色々無理があるし、現実味なさすぎて笑えた。こういうのは80
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.7

これ好きって言う男の人多そう。クリスティーナ・リッチの年齢不詳なロリータ的魅力が爆発してる。ムチムチでかわいい。ストックホルム症候群+プラトニックラブ?不器用なビリーと献身的に愛を捧げるレイラに心が溶>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.9

こういうぶっ飛んでる映画大好き。
自分の好きなことは徹底的に極めて、一貫したこだわりを持っているがために、友達もいなく、社会や自分の周りを少し冷めた目で見る桃子と、ちょっと抜けてるけど友情に熱いイチゴ
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.8

タイトルとエル・ファニングに惹かれてレンタル始まってから即借りてきた。
なんとなくあらすじは知っていたけど、それを超えるぶっ飛び振りで若干ついていけなかった。
ロンドン郊外を舞台に、パンクオタクなんだ
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.4

音楽・ビジュアル重視なので、特定の人物に共感できたり、そこから得られる教訓などはないけど、典型的なミュージカル映画にありがちな感情の解放とかではなく、人物の心情や思いが自然に歌になって出てきている感じ>>続きを読む

プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角(1986年製作の映画)

4.8

この映画の真の主役はダッキーだと思う。世の男の人達にダッキーを見習ってほしいな。アンディのベッドの上で悶えるシーン、好き過ぎるあまり喧嘩してしまった後、路地裏で一人後悔する姿、胸が締め付けられる。
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.7

全編80年代のニューウェーブサウンド満載で、ラフィーナのファッションもイケイケで最高。こういうの大好物。
個人的にキュアーが取り上げられているのが嬉しかった。「悲しみの幸せ」(Happy Sad)とい
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.3

初めて観た時はお母さん役がジョン・トラボルタだとは気づかなかった。おしゃれしてはしゃいだり、お父さんの浮気を誤解してショックを受けたりするジョン・トラボルタが本当に愛おしい。「男の気持ちもわかるのよ」>>続きを読む

グリース(1978年製作の映画)

3.5

時代背景もあるのか、ちょっと女性差別的な箇所もあるけど、グループでつるむヤンキー集団みたいな感じがずっと見てて楽しい。楽曲もミュージカル特有の良さがあって、特に『想い出のサマー・ナイツ』がお気に入り。>>続きを読む

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

4.8

こんな最高なレコード屋あったら働きたい。リヴ・タイラーの魅力が溢れて止まらない。怒ってるリヴ、不安定なリヴが超可愛い。
ルーカスが店のお金をカジノで無駄にしてしまう段階でもうカオスなのに、メタルをかけ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.1

母と息子の物語。母は混乱の時代を生きる息子のために2人の女の子に彼を正しい道へ導くように頼む。息子は母が非干渉的になったことで自分のことを見放したと思ってしまう。いつも近くにいるからこそ素直に思いをぶ>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.8

これは観る時期によっては、自分の人生(特に高校生の頃)を振り返って、辛かった時期を思い出してしまうエモ映画になってしまう。THIS IS SO RELATABLE!
わかったのはパーティーよりも遊園
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.1

サムとスージー、互いに友達がいない孤独な者同士による島の自然を舞台にした駆け落ち。左右対称にとことんこだわった構図や、急なカメラアングルの切り替わりなどウェス・アンダーソンらしい演出が満載で、たとえミ>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.2

所々クスッとなるところがあって面白かった。リサと妹の80年代炸裂なファッションもナイス。最後は「あれ?結局結ばれるのね」って感じで唐突だったけど、ハッピーエンドだから良かった。全然気づかなかったけどエ>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.3

シンデレラストーリーではない。ジュリア・ロバーツが可愛いだけの薄っぺらいラブコメかと思ったら、意外にもヴィヴィアンが芯の通った女性で見てて清々しかった。お風呂でプリンスの『Kiss』を歌ってる場面可愛>>続きを読む

ランナウェイズ(2010年製作の映画)

3.8

ダコタ・ファニングもクリステン・スチュワートもめちゃめちゃ役にハマってる。このままバンドデビューしてほしいくらい。髪型真似したくなるし、70年代ファッションの良い参考になる。
当時はガールズバンドとし
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.1

作り話みたいな人生を。
お父さんが聞かせていた話はどこまでが本当だったのかは結局わからないままだったけど、嘘か本当かは関係ないんだなと。お父さんは自分が人生で経験してきたことを楽しんで欲しかっただけで
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

芸術作品のように美しいお二人のずっと観ていられるお顔立ち。ストーリーもこの二人にぴったりな青春の眩さが散りばめられてる。海ってこんな色だったっけ。
両親の意向で不本意に田舎に暮らすことになった夏芽にと
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.3

半世紀以上も前に作られたとは思えないくらい色鮮やかな作品。圧倒的な美しさと可憐さがありながらも、憂いを感じさせる若き日のカトリーヌ・ドヌーヴに終始うっとりしてた。
ストーリーを3部構成に分ける演出も古
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イン・ベッド・ウィズ・マドンナ(1991年製作の映画)

3.0

「心から愛した男はショーンだけ。」

確か高校2年生の夏。何がきっかけだったかは覚えてないけど、お父さんがマドンナのミュージックビデオを収めたVHSを見せてくれた。私はすぐに惚れ込んでその日からそのV
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マドンナのスーザンを探して(1985年製作の映画)

3.3

マドンナの可愛さ、小悪魔的魅力を最大限に生かすために作られたような映画。主演ではないけど、80年代の若い頃のマドンナが見られて嬉しい。セットも衣装も素敵。若干ミステリー要素が入ったドタバタB級コメディ>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.9

エリンはやり方もめちゃくちゃでその潔さゆえに災いを招いてしまうんだけど、その分必死で、家では子供の世話をしてくれるバイク野郎を心の拠り所にしてしまう弱さも持ってる。
若い頃に結婚、離婚を繰り返す3児の
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.1

Luby Sparksのメンバーはあくまでこの映画を観たことはないらしい。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

5.0

少女には儀式があることを知った。ラックスとトリップの甘酸っぱい恋愛模様や、近所の少年たちが姉妹に送る羨望の眼差し、家に閉じ込められた姉妹が放つ憂いさが、全体的にロマンチックな世界観を作り上げていて、観>>続きを読む

ロリータ(1997年製作の映画)

4.6

キューブリック版よりもこっちの方が断然好き。原作に忠実だし、ロリータ役のドミニク・スウェインが憑依したかのように無邪気で小悪魔な14歳を演じてる。まさにニンフェット。ハンバート役のジェレミー・アイアン>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

各登場人物の要素にアメリカ社会の闇を散りばめながらも、最終的に一つの物語に繋がっていくのが気持ちよかった。みんなハリボテで中身は真っ暗。こういう人間を丸裸にしちゃうような作品大好き。郊外特有の闇ってあ>>続きを読む

クローサー(2004年製作の映画)

3.7

ジュード・ロウ演じるダンが惚れっぽいダメ男で、誰かに愛してもらわないと気が済まない恋愛体質が影響して結局一人になってしまうという残念な話。
大人の魅力を持つアンナに一目惚れして執拗に追いかけたり、謎め
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.9

『キューティー・ブロンド』に次ぐヴァレー・ガールズ映画かつイメチェン映画の代名詞。何回も観ちゃうくらい大好き!アリシア・シルバーストーンがこんなにぴったりな映画は他にないし、「まさに90年代!」なファ>>続きを読む

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.8

00年代青春映画の教科書的作品。公開されて10年以上経つ今もレジーナ・ジョージはいじめっ子の代名詞。我らのカルチャーアイコン。
たとえ、どんなに嫌な思いをさせられても、復讐したくなっても、自分を見失わ
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

5.0

東京って何て空虚な街なんだろう。自分が消耗されていく感じ。表面は華やかだけど中身は空っぽ。孤独で自分が何者なのかわからない中、たくさん色んなものを見たところで何も感じないんだろうな。シャーロットが友達>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.3

今までのソフィア映画とは違って、アメリカ特有のセレブ文化を揶揄して、皮肉ってる感じだった。ハリウッドのロイヤルファミリーであるソフィアでないと描けない種類の作品。
一昔前までは芸能人といえば俳優や歌手
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

4.7

ドレスとコンバースのミスマッチ具合、マノロ・ブラニクが手掛けたサテンやリボンがたっぷりの靴、ラデュレのスイーツをギャンブル中に貪るシーンが最高。ソフィアイズム大爆発って感じ。
今まで孤独や思春期の葛藤
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.4

スナック菓子を食べてソファで寝転びながら観ると、自分が同じ女であることが恥ずかしくなる。たまにはこういう「女!」っていう感じの映画を観るのも良いね。
才能がないと誰かに認められ、愛されるのは難しい。そ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

5.0

私的ベスト青春映画。これを超えるものには一生出会えない気さえする。孤独な気分の時に観ると、チャーリーへの共感の涙が止まらなくなる。若い頃、特に10代の経験ってとても刹那的で、たとえ記憶が曖昧なものでも>>続きを読む