私利私欲にまみれた大人達の中で一人真っ直ぐに生きる少年はあまりに美しすぎた。終始涙を堪えるのが大変だった。(今も書きながら泣きそう)夏休みをこんな美しい作品で始められて嬉しい。
雰囲気が良い意味で殺風>>続きを読む
邦題が邦題なだけに本来受けるべき注目を浴びてない作品な気がする。久々に観たけど、今回観てみたらジョン・ヒューズネタたくさん入ってるし、こんな面白かったっけってなった。エマ・ストーンはこういう皮肉屋でユ>>続きを読む
途中よくわからない(B級特有の)場面がいくつかあったけど、最後はやっぱり「女の子最高!」って思える。自分のガールパワー(女子力という意味ではない)を上げたい時にまた観たい。
女性が優位に立てる社会を目>>続きを読む
最後のスクーターのシーン、頭の中で勝手に自動再生される。最初は60年代イギリスのモッズを再現したただの資料映像のように思えたけど、暴動の後は主人公ジミーの生き方に焦点が当てられ、意外にも深くて色々考え>>続きを読む
「今を生きる(seize the day)」
最後にみんなが変わったことが確信できる終わり方だった。凛々しく堂々としていて、何て美しい反抗の姿なんだろうと思った。
型にはまった生き方だったなんて机の上>>続きを読む
噂には聞いてたけどここまで低レベルとは。何気80年代の青春モノはジョン・ヒューズのしか観てなかったからそれと比べると内容が無さすぎて拍子抜けした。
ステイシーとリンダの会話がセックスのことばかりでステ>>続きを読む
典型的なヴァレーガールなエル。ファッションも言動も一々裏切らなくて最高。おバカなんだけど筋が通ってるのが気持ちいいし、自分も頑張ろうと思わせてくれる。(実際頑張らないんだけど)
一見アホっぽく見えるエ>>続きを読む
最後は思わず涙が出ちゃったよ。アレックスの周りの友達も最初は性衝動丸出しで苦手意識があったけど、クレアも含め、周りの人達がみんな素敵。悪者がいない。理想的なんだけど完璧過ぎない。リアルなんだけど生々し>>続きを読む
キアヌ・リーヴスが美女2人の餌食になり、ただただ罵られ、蔑められる映画です。全く救い用がない。観終わった後、観たいと思った自分が恥ずかしく思えてくる。私みたいに苦しみ、悶えるキアヌが観たい人にはオスス>>続きを読む
グレタ・ガーウィグを一言で表すとしたら「awkward(不器用)」だと思う。彼女にはこれからもこういう間が悪くて、何事にも中途半端な女の子を演じていってほしいところ。
ボウイのModern Loveが>>続きを読む
アメリカ青春映画の闇。プロムでのキャリーが普通に可愛かった。ジョックなアンセル・エルゴートの自信満々な感じが苦手であんまり素直に受け入れられなかったけど。
ホラー映画だけど、豚の血を被り、怒り狂ったキ>>続きを読む
久しぶりに映画館で映画を観たので慣れていなかったのか、静かに泣くのが大変だった。
「弱い人間こそ強い人間になれる。」
事故の前と後でジョンが全く違う人間のように見えた。ホアキン・フェニックスの嘘のない>>続きを読む
普通のラブストーリーでは括れないニュアンスと教訓がある映画。ネオンの残像が残る鮮やかな映像だった。香港出身の監督っていうのもあって夜の映し方にフィルムで撮ったみたいなフィルターがかかっていてすごく好み>>続きを読む
革命と愛ってなんでこんなにも結び付きが強いんだろう。永遠の愛を求める二人の美しい双子の姉弟。社会の規範から外れた二人の間には誰も近寄れないような空気感があった。孤独な二人が互いに寄り添う方法として見つ>>続きを読む
最後の10分間で観てよかったなって思った。破茶滅茶だけどほっこりする。家族一丸ってこういうこと。自分よりも他に応援できる人がいるっていいな。
ここのところ自堕落で怠惰な生活送ってたから夢や目標を持つこ>>続きを読む
ピュアネス。ビー・ジーズの音楽が流れる中、メロディが金魚と戯れるのを観るとなぜか泣きたくなる。運動会でダニーが走り終えた後にメロディの姿がちらつく演出も好き。
この映画のMVPは確実にジャック・ワイル>>続きを読む
性格や嗜好、見た目も全然違う仲良し4人組。ただ一緒につるんでるだけの友達じゃなくて、困った時には心から心配し、励まし合う信頼関係が羨ましいなと思った。キャスト4人がプライベートでも仲良しっていうのも嬉>>続きを読む
コミカル過ぎて逆に怖かった。罵り言葉が飛び交うし、ママの沸点がわからないし、最後のトドメの一発はマジで理解できなかった。最後は6人も殺してたのって感じで一つ一つが軽すぎたから観ながら段々慣れてきてる自>>続きを読む
ベルセバの優しい音楽が合う繊細で心地良い作品だった。水とプールのシーンが多い爽やかで涼しい映画。私も深夜1時に抜け出して自転車で月食を見に行きたい。
キスを夢見たり、過保護な親をうっとおしく感じたり、>>続きを読む
10代で妊娠してしまう女の子の話って聞くと、あらゆる問題を本人に背負わせる流れが多い気がするけど、この作品はその真逆。「妊娠した女の子」ではなく、あくまで普通の16歳の女の子として描いてくれたのが嬉し>>続きを読む
Reality Bites:現実は厳しい 今の自分と照らし合わせながら観てた。「現実はなんでハッピーエンドにならないの?」哲学者なイーサン・ホークの色気。光が差すと澄んだ青色の瞳がさらに明るくなるのが>>続きを読む
サクサクと野菜を切る音やチーズが鉄板の上で焦げる音、耳で聞いても美味しかった。まさにフードポルノ。
シェフにも創造性があることを知った。そう考えるとシェフも一人のアーティストのように思えて、作り手とし>>続きを読む
disturbia = disturb(妨害)+ suburbia (郊外)郊外ってどんなやつがいるのか全くわからないっていう未知数の怖さがある。
思春期の衝動ともどかしさが生み出した「覗き」という新>>続きを読む
人生において音楽を聴くことがもたらす意味や価値を再認識できた気がした。「平凡な風景が意味のあるものに変わる」というセリフにやっぱり音楽って日々を変えるほどの力があるんだなと実感。
キーラ・ナイトレイ演>>続きを読む
こんなに始まり方が最高な映画ない。観始めた瞬間一気に引き込まれた。いつかパリに行くことになったらまた観たいな。「Think Pink」ピンクは感じるもの。ピンクは世界をバラ色にするのよ。
イメチェン映>>続きを読む
シンプルだけど複雑。ラブストーリーの境界を行ったり来たりする文化系ムービー。
友達として一緒に過ごすも、あくまで「友達」を貫く二人。ジョージは「どうせ死ぬのに人生なんて意味あるの?」と考え、目の前の事>>続きを読む
ゲンスブールの幼い頃からの突出した音楽・芸術的才能はもちろん、浮名を流した女性達とのエピソードなど、ゲンスブールのパーソナルな部分も知ることができた。やっぱり天才は子供の頃から見えている景色や感性が違>>続きを読む
2年前に映画館で観たけど再度鑑賞。
最初の渋滞シーンからのダンスはいつ観ても圧倒される。ミアのファッション、セット、どれをとっても色彩が鮮やか。ピアノ弾きながら前髪が垂れてくるライアン・ゴズリングかっ>>続きを読む
真夏のLAは映してるだけでも映画として成立するな。まだ11歳のエル・ファニングがこの雰囲気に絶妙にマッチしてた。最初にジョニーの家を訪れるシーンでクレオが持ってるキャリーバッグの車輪がキラキラしてたの>>続きを読む
これからチーズボールやパンケーキを食べる時は爪楊枝で食べます。
レイモンドに困惑し、きつい言葉を浴びせてしまうチャーリーの姿にイラつきながらも、全く理解できないわけではない複雑な気持ちになった。レイモ>>続きを読む
これもお母さんと弟と三人で鑑賞。
細部にまで工夫が施されてる。ただただ圧倒されてた。ディズニー映画、気楽に観られて、ユーモアもあるのに強いメッセージ性があるからすごいな。良い意味でわかりやすい。ジュデ>>続きを読む
良い意味で裏切られた。映画館で観たらもっとよかっただろうな。フリーダ・カーロが登場してたところ含めディズニー映画侮れない。ママココが癒し。ダンテが我が家の犬に似てた。家族愛を描かせたらディズニー&ピク>>続きを読む
キキ・ダンストとミシェル・ウィリアムズのおバカなキャピキャピ仲良し二人組がひょんなことから、ホワイトハウスで仕事を任せられ、事件の経緯を暴いていくというかなり無理がある話。面白かったけど、事件について>>続きを読む
『ウォールフラワー 』でオマージュされてるから観てみた。パトリックとフランクがずっと重なってた。
性を超越した世界。まさにトランスセクシュアル。ジャンル的にはホラー映画だけど、全編ミュージカルだから軽>>続きを読む
世界に対して悲観的な考えを持っていて、時には矛盾した行動をとる風変わりで気まぐれなオードリーと自分が犯した罪の意識から希望を持たずに無気力に日々を過ごすジョシュ。
映画自体の雰囲気はとても洒落てるんだ>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの作品はいつも特有の不思議な雰囲気がある。この作品みたいに家族をテーマにした話は他にもたくさんあるけど、何気ない人の優しさや弱さに気づかされた。良い意味で現実味のない統一された世界>>続きを読む