まさわさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まさわ

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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

3.5

ハウス食品提供アニメを見てるので内容はわかってるのについ見てしまった。アルプスの山の景色がすごい…CGなのかな?え、本物?ほんとに?こわい…こんな山に囲まれて暮らすの…畏怖…という大自然に目を奪われる>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

フランス映画の女性って自我の塊で強くて自信に満ちてる印象があるので、デルフィーヌのような自分の核はあるのにうまく表現できなくてウジウジと自信なさげな主人公は珍しく、新鮮に感じた。カップル文化、恋愛至上>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.5

ゲーマーをプロドライバーにする企画がほんとにすごい。それは実話がすごいのであって、映画そのものは可もなく不可もなく…といったところかな…

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.0

シンデレラ(ボーイ)とフェアリーゴッドマザーのタクシー旅inパリって感じ。ついてない日々を逆転させる出会いといえばドラマチックだが、結局お金がすべてを解決する…というのは現実的。このフェアリーゴッドマ>>続きを読む

悪魔のようなあなた(1967年製作の映画)

1.0

始まりの車の疾走感や城のような邸に着くところまでは面白そう!と期待がもてたのに、そのあとはなかなかにひどい作品だった。ティーセットがステキ、浴衣のアラン・ドロンが見られるくらいしかポイントがない。

黒いチューリップ(1963年製作の映画)

3.0

クールな義賊の兄と、純朴な弟の二役をアラン・ドロンが演じる活劇。大デュマの『黒いチューリップ』ぜんぜん関係なかった。
エンターテインメントに振り切って、衣装もエキストラの人数もセットもロケもお金かかっ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

沖田監督は人間への目線が優しいよな。安心して見ることができる。映画がよかったので、さかなクン『一魚一会』買った。

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.0

国立映画アーカイブの和田誠展に行ったから、配信で監督作品あるかしら?と検索したらU-NEXTに『麻雀放浪記』があったので見た。主人公は坊や哲よりも、博打のためなら女を売り飛ばすダメ男のドサ健って感じだ>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

5.0

誕生日&命日なので小津安二郎『麦秋』見た。何度見ても、大好き!
原節子と淡島千景のテンポよい女学校チャキチャキなおしゃべりも(二人とも秋田弁うまい)、義姉・三宅邦子との真夜中のお高いケーキの秘密の共犯
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裏窓(1954年製作の映画)

3.8

有名なのに初めて見たシリーズ。おお〜こういう話なのかー!すごいセットだね、視点の設定(しばり)もすごいね!グレース・ケリーの衣装もステキ〜!看護師ステラの歯に衣着せぬ物言いとかも好き〜などと思うが、主>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

3.8

ブルーグレーの壁紙、グレーの部屋着、黒いコートにピンクの大きなマフラーと色合いすべてがオシャレ…80年代の日本のドラマとかもこういうのに影響されて作ってたのかなあ、でも届かなかったのかなあと思わせるパ>>続きを読む

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.8

すごく可愛いクリスマス映画だった。シンディとアレクサンドラの関係性いいねえ。

ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)

1.0

せっかくの映画の日に、配信でこんなダメ映画を見てしまって悲しいです。ロバート・デ・ニーロもそうだけど、キアヌ・リーブスももっと仕事選ぼうな!それくらいに有名で演技もできるんだから、よくわからん作品に出>>続きを読む

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

3.8

結末に笑ってしまった。マレーネにとってペトラは自分をひざまずかせる女王さまだったから、改心されても困る!がっかりよ!ということなんだろう。

オマージュ(2021年製作の映画)

3.5

あらすじから想像するよりは退屈な作品。もっと面白くなりそうなのに…丁寧な描写はよいとしても編集のテンポなのかなあ…もっさりしてて。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

英語をうまく話せないというだけで、主に家事労働を担っているというだけで家族に軽んじられる女性が努力して、克服して、自信を取り戻す話。とてもわかりやすいが、描写が丁寧すぎてテンポがゆっくり…

わたしはマララ(2015年製作の映画)

4.0

わかってたけど泣いちゃったよ。父親の育て方の賜物という感じはあるが、それでも与えられた境遇を受け入れて努力してるのは彼女自身で、後遺症はたくさんあっても、ここまで快復できたことはすごい。
しかしお母さ
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トニーとシェリーと魔法の光(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とにかく可愛い色合いとアニメーションだけど、お話はなんだかいまひとつ。シェリーがトニーを「変わり者」と言ってしまうのも二人の仲をいったん悪化させて先に進めるきっかけにすぎなくて、シェリーのキャラクター>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

冒頭の恋人の家にいるときからずっとラウラの表情はすこしこわばっていて、そこは彼女の居場所ではない感じ。旅に出てからも相席のロシア人はクセが強くて耐えられない、一刻も早く引き返したい!と恋人に電話をして>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

面白かった。3時間半ぜんぜんいける!スコセッシぢから!あとリリー・グラッドストーンの画面支配力がすごい。あの思慮深いほほえみ…「嵐のときは静かにする」というの、なんかジン…ときてしまった。わたしも原作>>続きを読む

ヴェラ・ドレイク(2004年製作の映画)

3.8

イメルダ・スタウントン演じるヴェラは何軒ものお屋敷の家政婦として働きながら、老母の介護にご近所の人たちのお世話にと、目の前にいるひとを放っておけない善意の塊みたいなひと。いつもニコニコして、鼻歌まじり>>続きを読む

薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.5

ショーン・コネリーのイメージが強くて、インディ・ジョーンズ親子転生ものみたいな趣…

ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

3.5

画はとても見応えがあるのだが、なんせ少年の性の目覚めみたいなものに興味がなくて…2時間がとてつもなく長く感じた。さらに終盤の、姉妹にまとわりつく少年たちが怖い。とくに妹は体も小さいのに大きな少年4人に>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

見応えのあるアクションがこれでもかこれでもかと続き、かっこいいシーンたくさんあったんだけど、長いせいか「疲れた」がいちばん先にきちゃう。

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

4.0

舞台女優の姉と作家の弟が、説明できないくらい憎しみ合ってる話なんだけど、めーっちゃ面白かった〜!なにこれ〜憎しみ合ってるのにワクワクしてしまう(笑)

わたしが「家族はつらいよ映画」大好きなのもあるけ
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.9

ジーナ・ローランズの演技がすごいのと、ピーター・フォークの怒鳴り声と暴力的な接し方に子役たちがトラウマになってないか、見てるだけでハラハラしてしまった。雑な時代の子役と動物のいる撮影現場は心配が尽きな>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

4.0

カメラ位置と人物配置にこだわってるのか、画面に人が前後にぎゅうぎゅう。しかし最後に「即興演出で制作」とテロップが出てくるから驚いたけど、レビューなんか見ると撮り直したから「即興」ではないとか出てくるし>>続きを読む