rockyomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

思春期の女の子の色々を詰め込んだ作品。男性で30半ばの自分にはハマらなかったが、すごく繊細に思春期の機微色々を綴った作品で刺さる人には深ーく刺さるんだろうなぁと感じた作品でした。刺さらないの一言で片づ>>続きを読む

セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(2010年製作の映画)

3.3

伝説の名馬の話。競馬を題材にした、家族と信念の物語で王道的展開だが胸が熱くなる。万人に向けて見られる映画だが、より悲しい部分のドラマが深く掘り下げられるともっと好みの映画だった

モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.8

モンハンファンでもきつい。もはや一体何を見せられていたのか。ストーリーもアクションも、すべてが中途半端。
一瞬バイオか?と思うところもあり。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.3

タイトルが秀逸。下北系。雰囲気を感じる映画だし、その雰囲気だけでしっかり楽しめるのが素晴らしい。丁寧に作られた映画だと思いました。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

3.4

なんだがすごいものを観てしまった感。サスペンス入り口でどんどんストーリーを引っ張っていくのはお見事の一言に尽きる。全く予備知識なしで観たが、レバノン内戦についてはあらましだけでも知ってると内容の理解度>>続きを読む

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.0

映画館でロッキー4を観られたというだけでまず心から感動しました。
ロッキーとアポロ、ロッキーとエイドリアン、アポロと奥さんなど人間ドラマにフォーカスが当てられていて印象がかなり違ったし、大分味わい深か
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

完全に好みだが細田作品では一番好き。ストーリーの起承転結といい、家族の絆で最新のテクノロジーに立ち向かう展開といい、田舎暮らしの描写といい、こういう大人数での共同生活の経験がある人はすごく刺さると思う>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

生まれつきの障害と手術の繰り返しで人と変わった顔をしている少年と家族の物語。少年だけでなく、そのお姉ちゃんにもフォーカスが当たっている構成が良かった。
王道だけど、心情が丁寧に描かれていて素直に感動し
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HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

3.5

バスケを通した成長スポ根もの。
やっぱりスポーツものはこうじゃなきゃ!って展開で、ことあるごとに胸を熱くさせられた。飽きさせないつくりでした。
フィラデルフィアの街の切り取り方も素晴らしく、美しいカッ
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.1

泳ぐことを通じて一人の男が再生していく物語だが、想像以上に重く、コメディでは全くなかった。
綾瀬さん、長谷川さん含めキャラクターがちょっとウザさがあってなかなか好感をもてず、結果物語の感動ポイントも逸
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恋は光(2022年製作の映画)

3.4

少し変わった大学生と彼をめぐる3人の女性の物語。随所に登場する言葉がとても美しいなと感じる映画、キラキララブコメ感が強すぎないのもとてもよかったです。原作は結末で炎上したらしいが、映画は終わり方もよか>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.7

劇場で観るべき正統派続編、素晴らしかった。こんなトップガン、80sムービーが観たかったを見事にさらに昇華してくれました。映像は圧倒の迫力なのはもちろん、やっぱりこれは前作ファンなら何倍にも楽しめるハリ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

制作陣のやりたいことが詰まったウルトラマンという印象。前知識がなくても楽しめるが、もとを知っていれば知っているほど色々と深いところがあるんだろうなぁ、と感じる場面多し。ウルトラマンという枠を越えた人間>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.6

3人のホームレスが起こす小さな奇跡の物語。今監督が本当にエンタメに振り切って作ったと感じる作品。各所に散りばめられた笑いもドタバタも面白い。キャラクターも非常に魅力的。
今監督作品に通底するのは「何か
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.4

筋ジストロフィー患者と介護士が、お互いを通して己の人生を見つめ直すという、意外とありそうでなかった設定。決して暗く、重い感じにはならず、二人の成長が素敵に描き切れているいい作品でした。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.6

自分が大好きなピッコロがメインということもあるが、鳥山明テイスト満載の傑作だったと思います。ギャグもクスッと笑えるようなものもあり。
前作ブロリーとは違う方向ですが、またいい進化を遂げてくれたなと実感
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

そのタイトルの通り、90年代のロサンゼルスを舞台としたジュブナイル映画。少年たちの心の機微が繊細に描かれているのと、やはり何年たっても改善しない社会の闇が感じられる、バランスのよい話でした。あとは主役>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

アニメ界のてっぺんを目指す話だが、アニメ業界だけに留まらず、クリエイターや組織で働いている人みんなに刺さる映画だと思う。人間関係やしがらみが色々あるけれど、最後は好きを貫く気持ちがどんな時でも必要です>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

愛で簡単に片付けるには重すぎる男女の話。情景や、ワンカットの綺麗さが際立つ。主役2人もさることながら、子役がいい芝居をしていたなぁと。愛や性、家族など本当に色々なテーマを内包した、とても重厚な日本映画>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.2

色々なSF映画のパロディが凝縮した感じ。ストーリーや、設定に何か目新しさを感じたものではなかった。
でもスターウォーズ丸パクリのポスタービジュアルはよかった。

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

本当に今監督の逝去が悔やまれる。ノンストップの物語は何度見ても引き込まれます。映像美もさることながら、音楽とのマッチも素晴らしい。あと「千年女優」というタイトル、そして本作の最後のセリフからの印象が、>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.5

期待を裏切ってくれるサスペンスながら、しっかり人物のドラマもみせてくれる良作でした。お芝居もしっくりきてたし、リアルを感じさせるロケーションも素晴らしかったです。貧困や安楽死などともすれば重くなりがち>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.3

疑似家族が本当の家族になる話。男女の恋愛模様にフォーカスされてますが、色々と子育てに絡んだ話もでてきてよかった。べたな展開だが、赤ちゃんが本当にかわいくてそれだけで一見価値あり!

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.3

一つ一つのセリフが染み入る映画でした。叔父と甥の交流の話ですが、大きな事件はないものの、その交流や登場人物が丁寧に描かれていて好感。子どもって純粋に鋭く物事を見ているのだなぁと改めて思わされる。ドキュ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

まさに狂気!マッドネスの副題に相応しい内容でした。サム・ライミ監督の色がしっかり出てて、他のマーベル作品とは違った感じがしたのもとてもよかった。監督もやりたいことやれただろうし、こういう監督の色がしっ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

最初はサスペンスらしく、真犯人探しをしてしまうが、阿部さんと岡田さんのキャラクターが強烈すぎて、自然とキャラクターのドラマへと引き込まれてしまう。痛そうな描写や、濃い画は流石の白石監督。途中、え?って>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

設定から、ストーリーから、演出からとてもよくできた映画。遺伝子ですべて決定されてしまうようなことが現実に起こりそうだからリアリティあるし、近未来が舞台だけど、人をしっかり描いた映画だからいつ観ても染み>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.4

なんか色々と新鮮で、強烈に脳裏に残る作品。意外と青春映画なのもよかったです。キャラクターの声もなんか残る。

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.4

すごくいい設定だっただけに、ちょっと惜しかった感じが個人的にしました。時系列とかもっとバラバラにしちゃったりとか?、ラストの展開を変えるとか?
でも、なんかパラサイトに匹敵するような奥深さも内在してい
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.3

麻薬の張り込みのためにフライドチキン屋開いたら大繁盛して…っていう設定が超秀逸。アクション・コメディで、万人に勧められるほっこりした作品でした。ホーム・アローン観た後のような。

英雄の証明(2021年製作の映画)

3.3

マスコミやSNSに翻弄される人々を描いた作品だが、核となる出来事が報じられている場面や、SNSの画面など、どう報じられているのかが視覚的にほぼ出てこないのがとても印象的。非常に考えさせられる映画。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.7

特に前知識なし、予告が気になったので観たが、すごい映画を観てしまった。フランス映画のリメイクらしいが、臨場感と緊張感、2022年に観てもその迫力を強く感じられる作品。77年にどうやって撮影したんだろ。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.2

マクドナルドをマクドナルドたらしめた男の話。開発したマクドナルド兄弟があんなに実直な人たちというのは知らなかった。
監督の意図かもしれないが、主人公に葛藤や悩みみたいなものが描かれず、どうしても胸くそ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.3

子どもの成長と家族愛の話。ミステリー調に進んでいくので、先が気になる。日本人とアメリカ人では、9/11のインパクトからこの映画の染み方も大分違うのでは。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

うーん、カンヌの基準は前衛的?すぎてなかなか理解しがたい。ストーリーや画の衝撃はすごい、芸術的な評価も分かるが、その作品性にちょっとついていけませんでした。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.4

殺し屋の女子高生という設定が秀逸。二人の会話も非常に自然で面白いし、脚本がよくできている。ゴリゴリのアクションかと思いきや、それぞれの感情だったり、取り巻く環境だったり、ドラマがしっかり描かれていてよ>>続きを読む