sawady6さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

  • List view
  • Grid view

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.2

様々な捉え方ができるであろう地味なSF
掘り下げ不足なのかそれとも意図的に見せていないのかわからんから、監督のインタビューとかを見てみたい
連ドラとかでやった方が映えたかもしれん
予告編に出てくるイカ
>>続きを読む

少林寺十八銅人(1995年製作の映画)

1.3

少林寺十八銅人という映画は二本ある。
一本は中堅カルトな1976年製のもの、
もう一本は中国の芸術学校の卒業制作作品をjvdが1995年に配給した最低の本作だ

皆さん混同してるので注意が必要

以下
>>続きを読む

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)

2.2

ギリアム製のグリム童話を基にしたダークファンタジー
幼少時に見たらトラウマになりそうなビジュアルのSFXが見所
童話の数々をもっと密に絡ませてくるかと思いきやそうでもなく、
魔法の豆の話を回収してほし
>>続きを読む

ローズ・イン・タイドランド(2005年製作の映画)

4.7

夢と妄想しか知らない孤独な少女の離別と冒険と出会いの話
ギリアムの中でも直接的で最も容赦ないが故に群の中でも秀逸な作品
子どもが何を知っていて何を知らないのか、何を見て何を見ていないのかをギリアムが深
>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.5

日本初の巨大ロボット、モゲラが出てくるけどあまり出番はないぞ
ワレワレハウチュウジンダの元ネタミステリアンや、レトロフューチャーな宇宙船など見どころ多し
脚本は地味だが、地球人の先輩なだけでなんら地球
>>続きを読む

エアベンダー(2010年製作の映画)

2.7

すっごい壮大な物語の序章(続編製作無)
大事そうなドラマ部分を説明口調の語りだけで済ましてるのが非常に残念
アクションの見た目は悪くない分ドラマの浅さが大いに目立つ
敵国の王家が凄いシャマランっぽい見
>>続きを読む

ホワイト・ガール(2016年製作の映画)

2.6

大学の夏休み、彼女はSEXと薬漬け、売人と恋仲になりとことんまで堕ちていく
最初から堕ちてる主人公には共感できず、
一度堕ちたら元に戻るのは難しいし、負はとことん連鎖するのが学べます
やっぱドラッグ天
>>続きを読む

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

3.7

空っぽの女の子に恋を通じて中身が注がれる話、
と言えば聞こえはいいがかなり陰湿で重たい青春劇
序盤かなりきつくて見るのやめようかと思ったけど最後まで見てよかったぞw

現実を知る、人を知ることで世界の
>>続きを読む

慕情のアンソロジー(2018年製作の映画)

3.3

インドの4監督による4つの性愛のオムニバス作品
○既婚女教師と生徒
○お手伝いの女性と家の主人
○夫と妻と夫の友人
○女学校卒の女性と男学校卒の男性
インドの社会制度と変わり始めている男女の立場等、
>>続きを読む

私立警官トラックス(1989年製作の映画)

2.8

「タイムトラックス」という映画が登録されていなかったためここにメモ

米90年代のTVドラマの序章を日本向けに纏めてメディア化した作品
22世紀の刑事の主人公は20世紀に電送された犯罪者グループを追い
>>続きを読む

処刑軍団ザップ(1970年製作の映画)

3.3

寂れた街にカルトヒッピーの群れがやってきた、街の娘に手を出して怒りに燃えたのはその弟。
彼はなんとミートパイに狂犬病の犬の血を入れてヒッピーらに提供するのだった...

邦題と中身は関係がない、ザップ
>>続きを読む

アダム・チャップリン 最・強・復・讐・者 EXTENDED EDITION(2011年製作の映画)

3.7

イタリア製、超コミカルゴア作品
湯水のごとく血しぶきが出血大サービス
安いカメラにエフェクト掛けた胡散臭さが堪らない
脚本はよくわからんとこもあるし最後も割と?だけどそれを吹き飛ばす画のエネルギーは一
>>続きを読む

サランドラ(1977年製作の映画)

3.4

砂漠で孤立した一家vs野蛮な飢えた人食い一家な70年代ホラー
緊張感のある展開は佳作ながら中々
それと犬が賢い
見終えてから調べたらこれがあの逸話多きジョギリ映画だと知って色々と納得
まさしくテレ東深
>>続きを読む

チキン・パーク(1994年製作の映画)

2.4

ジュラシックパークのイタリア製パチもん
当時の映画ネタをぶっこんで、メタあり、特撮あり、お約束ありのごった煮映画
真面目に見たら酷い出来かもしれんが、これはこれでイタリアらしい作品
巨大鶏の頭と足をち
>>続きを読む

宇宙大怪獣ドゴラ(1964年製作の映画)

3.0

史上初の宇宙大怪獣なんだけど、
脚本が怪獣とそこまで関わりが深くないダイヤ強盗団とそれを追う警察の構図でなおかつ緊張感がない

ドゴラのデザインや特徴はかなり先進的で、いまでも唯一無二なだけに勿体ない
>>続きを読む

ユリシーズ(1954年製作の映画)

3.5

ホメロスの叙事詩オデュッセイアの映画
54年製作の古典ながら見応えあり
きらびやかな衣装とセットが当時の大作らしさを醸し出す

サイクロプスのシーンの特撮は当時を考えるとかなり出来がいいぞ

ダーク・スター(1974年製作の映画)

4.3

ジョンカーペンター御大の長編処女作
低予算の馬鹿映画に近いテイストだけれども、やはりセンスは抜群
冒頭のビデオメッセージだけで宇宙の広がりや、作中地球での技術のレベル等を表し、本格SFとして成立させる
>>続きを読む

ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー(2014年製作の映画)

3.6

ゲームの歴史に悪名高く刻み込まれる最低のゲーム、E.T.
砂漠の投機所に捨てられたそのソフトを見つけ出すドキュメンタリー
ATARIの始まりと終わり、ゲーム業界の崩壊と原因まで深く掘り下げる、ゲーム愛
>>続きを読む

ゾンビ・オブ・ザ・デッド 感染病棟(2008年製作の映画)

2.1

吹き替えがとんでもない作品
とてつもなく乾いた笑いが視聴者を襲い来る!
本編自体は終盤は変わった展開になって面白いけど、大抵の人は中盤ぐらいで投げ出すと思うぞ

ぞぞんがぞんび ぞぞんがぞんび

バトルトラック(1982年製作の映画)

3.5

NZ製作、硬派なマッドマックス亜種映画
敵の大佐が操る装甲トラック=バトルトラックが武骨で堪らなくかっちょいい、
NZの広大な大地の独特の乾燥感がマッチして雰囲気もよし
ちぐはぐな所も少しあるけどそこ
>>続きを読む

The Ape(原題)(1940年製作の映画)

-

1976年版a*p*eがなかったのでここに

1976年版キングコングの便乗品
韓国を舞台にコングが美女を浚う
特撮がとにかくしょぼいけど愛嬌はあるよ
ジョーズとキングコングの激戦は見ものだ!

結構
>>続きを読む

狩りの時間(2020年製作の映画)

2.9

ノワールクライム・アクションな韓国映画
金融が崩壊し不法地帯と化した韓国、
起死回生のチャンスの為ボンクラ四人は賭博場強盗を企むがそれがきっかけで謎の追跡者に追われることになる

序盤はかなりの緊張感
>>続きを読む

キャノンボール(1980年製作の映画)

3.5

スター揃い踏み大陸横断レースコメディ
個性豊かなチームが5000km彼方のカリフォルニアまで競い合う
道中妨害の掛け合いや、警察の取締をどうかいくぐるかなどイベント盛り沢山

清々しさ溢れる楽しいth
>>続きを読む

キングコング(1976年製作の映画)

3.4

かなりの大予算を叩いて作ったリメイクコング、
等身大コンピュータコングが目玉のはずが大抵の場面が気ぐるみで、しかも出来がそこまで...
コングの感情の機微がよく出る場面とか、オリジナルよりも細かな設定
>>続きを読む

宇宙貨物船レムナント6(1996年製作の映画)

3.5

押井守、樋口真嗣、河森正治らが関わった硬派なSF短編作品
地球と火星を行き来するレムナント号、隕石が衝突してしまい危機的状況に陥る...

低予算ながらSF考証等に拘りをビンビン感じる良き映画
宇宙空
>>続きを読む

ダリオ・アルジェントのドラキュラ(2012年製作の映画)

3.2

前半ドラキュラの怪奇、後半ヴァンパイアハンターvsドラキュラなエログロB級ジャッロ映画
ホラーやってるのか笑いを狙ってるのか不明瞭な点は多々あれど、
殺人シーンのシャープさは流石にアルジェント
絶対万
>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

妻をカルト教団に惨殺された男の復讐劇

前半、冗長で独特の色使いが眠気を誘うが、
後半はカルト教団への復讐のカタルシスで痛烈で残忍な快楽を生む奇作

予告で流れた同監督同主演ニコラス・ケイジの新作も楽
>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.8

WWⅠ開戦から終戦までの映像を、様々な立場、状況にあった当事者の証言と絡ませ、
戦時下の人々の喜怒哀楽を再現した逸品

色が付き声が付くことで、白黒の人々を初めて血肉ある隣人として感じ取ることができた
>>続きを読む

マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.7

アメリカの戦前〜戦後での2つの黒と白の家族の物語
アメリカの都会と田舎、黒人と白人、男と女、戦争と日常、友情と差別を断片的にそして無慈悲に描く

終盤かなり胸糞だけれども世界中で今尚起こっているのが辛
>>続きを読む

ターボ・クライシス(1988年製作の映画)

1.8

臓器売買組織に娘3人を誘拐された父親、刑事の友人と共に組織を追いかける

プロットは面白そうなのに中身はへなちょこ、
だらだらと60分ほどまで話は進まず眠気を誘う

序盤の茶豆と終盤のカースタントから
>>続きを読む

ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.0

妻を殺害され自らも殺害された男、
先進テクノロジで強化人間として蘇り見事復讐を果たすのであったが...

復讐後の設定は面白いし、様々なナノテクやバイオニクスを用いた設定のガジェットは見ていて楽しいけ
>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.2

ゾンビウィルスの治療法が見つかり、かつてゾンビだった者が回復者として社会復帰、
待っていたのは健常者と回復者そして感染者の心の壁、加えて回復者は感染時の記憶が鮮明に残っていた

プロットはこれだけでも
>>続きを読む

シンジェノア(1990年製作の映画)

2.5

兵器会社が開発した強化人間シンジェノア、
奴らは群れを為し兵士を蹴散らし砂漠の環境に耐え抜き、そして水が弱点だ...

怪物の造形は中々、展開は見ていてかなり辛いが、終盤10分ははっちゃけたアホになる
>>続きを読む

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.0

80年代終盤のナウいヤング向けの気の抜けたゆるゆるコメディ
全編がゆるいので中身は言うようなことはなし

タイムマシンはやっぱターディスを基にしてるのかな
キアヌが若いぞ

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.6

10年ぶりかに見たその時と印象がかなり違って見え、
あの時よりも原田知世が可愛いし、あの時よりもかなり感慨深い作品になった

当時何じゃこりゃと思ってた展開はそのままだったけど、好きだったスタッフロー
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.3

言わずと知れた名作
前半の過ちを犯した人物の心理から後半のモーテルでの事件まで一貫して絶妙な緊張感が保たれている
例のシャワーシーンや排水口、締めの語りまで今尚色褪せず斬新な演出は流石としか言いようが
>>続きを読む