sawady6さんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

3.8

致死率100%の鳥インフルが発生、ソウルにも近い盆唐が隔離される災害映画

今だからこそ更に緊張感のある設定になった旬の作品
韓国映画だからこその描写のえげつなさや、パニック時の人の身勝手さの表現は流
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鬼ガール!!(2020年製作の映画)

3.0

鬼族の女子高校生が青春を満喫するべく、映画部で奮闘する映画

数度見てる側が恥ずかしくなる場面はあるものの無難に纏まってる
地元感と高校生らしさはしっかりと出ていたのは好印象
しかし一番の売りの鬼要素
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

2020/02/19

色彩や意識するもの、目に付くもの、「子供の眼を通して見る世界」をとても意識して撮影しているのを感じる丁寧な作品

何時の世も子供は順応し乗り越え、知らない物は恐ろしいが知れば魅
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カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

1.9

2020/02/22

序盤は軽快で謎も多くて面白い。
UFOが人を西部風に紐状のフックでキャトルミューティレーションしていく様は他の映画では見られない。

宇宙人が姿を表してから一気に物語はしょぼく
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.1

印度製の未認可の白血病に効くジェネリック薬品の密輸劇を描いた実話を基にした中国作品

人を救う犯罪行為は果たして善なのかの葛藤を描くが、
笑いあり、涙ありのすっきりと纏まった韓流に近いエンタメになって
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切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.8

ヴィクトリア朝時代を舞台にした本格サスペンス
登場人物や背景から当時の匂いを感じ取れてよい
喜劇と現実を絡めた展開も面白く、
題名がB級チックなのが勿体ない程しっかりとした作品だった

ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

3.8

韓国版タワーリングインフェルノと表現するのが一番わかりやすい

スペクタクル十分、火事の怖さをエゲツく描きつつ、コメディも織り交ぜるのが如何にも韓流的
パニック時の人の醜さだとかを描くのら韓国映画はや
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

4.4

娘を交通事故で亡くした医者が何とかして娘を失う運命から脱しようとするタイムリープ物

ループ物のお約束を冒頭30分でやりきり残り尺が不安になったがそんな心配は杞憂で、想像を超えた展開が待っていた

S
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アンダードッグ 二人の男(2016年製作の映画)

3.0

裏稼業で生計を立てるクズ男二人が互いに大切な人を守る為に戦い、負の連鎖が起こっていくバイオレンス作品

マドンソクの拳度は星2つ、鉄パイプ及び金属バット度は星3つ

タイトル通りの野良犬感が出てるのは
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

TV版未見、予告のみ見て鑑賞だったがそれでいても内容を把握しやすく、且つ所謂総集編にもならずで非常に見やすい。

話の筋立てこそは紋切り型ではあるが、紋切り型だからこその感動を丁寧に描くことのできる技
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.9

これぞ!という感じの韓国産コミカルアクション

売れない漫画家は、国家機密のスパイの過去を持っていた
酔った勢いで任務内容を暴露した漫画を投稿、そして反響を呼んでしまい...

終始コミカルなギャグに
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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

4.8

対バラゴンと一年違いの作品とは思えない程成熟した特撮が楽しめる傑作
自衛隊の作戦展開、サンダトとガイラの死闘、伊福部さんの楽曲と見所しかない90分

10数年ぶりに見たけどここまでの出来だったとは

フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(1965年製作の映画)

3.7

怪物として産み落とされたフランケンシュタインの悲哀を描く特撮映画

20年近く経っても尚まだ戦後の香りが濃く残る作風で登場人物の言動にも時代を感じる

フランケンシュタインが只々可哀想で辛いぞ
バラゴ
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劇場版 BEM ~BECOME HUMAN~(2020年製作の映画)

2.6

TV版よりは幾分かましな劇場版

何だかんだ途中までは楽しんでたけど終盤は中々酷い
大筋とオチは悪くないんだけどそれを繋ぐ技量が足りなかった感が否めない

オリジナル版のイントロ再現が最高潮でした
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モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

4.2

TV版モンティパイソンのスケッチ構成の延長線上で人生を描く、猛烈に悪趣味でえげつなく、そして面白い映画

予算が潤沢なおかげかいつもとやってることは変わらんのに映画らしく仕上がってる

モンティパイソ
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みうらじゅん&いとうせいこう 20th anniversary ザ・スライドショーがやってくる!「レジェンド仲良し」の秘密(2017年製作の映画)

3.9

みうらじゅんといとうせいこうのスライドショーの公演の裏側?に迫るドキュメンタリー作品。

アホ丸出しで和気藹々とじゃれ合う二人の姿は面白可笑しく、羨ましい。

映画である必要はないけど、そこがいいんじ
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.4

これまた古典SFを現行の技術で撮ったような作風の映画、
ノーランはオーソドックスなSFを最新技術で映画化してる気がしてきた。

筋立ては王道で意外性や小難しさは評判より無い感触。
終盤の展開が調子良す
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.1

ギリアムが描くイージーライダーのその後という感じか。

60年代のヒッピー世代に取り残されたヤク漬け男二人がベガスへ走って暴れるだけの話。

ひたすらトリップした光景が続く前半は怠い箇所が多いが、後半
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

よくある単純なSFを大仰に難解に仕向けたハリウッド大作。
ノーラン作品はインセプションしか見てないけど似たような歯触りだ

ビジュアルは面白い、プロットは導入こそいいが一番肝心なところで雑になりがちで
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ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.0

串刺し公ことヴラド・ツェペシュ公は如何にしてドラキュラと化したかを新機軸で描くアクション作品

戦闘シーンが大きく分けて3か所あり、1戦目は蝙蝠の姿、人型を使い分ける戦い方が楽しいものになってるが、残
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妖怪人間ベラ(2020年製作の映画)

2.9

アニメ妖怪人間ベムの幻のフィルムを見たが為に妖怪人間に執着していく男の話

オリジナル版が好きなので鑑賞

なんだかんだ中盤までは話の運びは割と悪くなかったのに、着地が物凄く下手でがっかり
CGとか演
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

日常の延長線上で起こる、集合住宅でのゾンビサバイバル作品
日々増していく孤独感を描く序盤がよくできていて、後半は割といつものゾンビ映画チックに

溢れかえっているゾンビ物をしっかりと新機軸で切り開く、
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超人ランブー(1986年製作の映画)

3.3


86年香港製の所謂ランボーのB級バッタもん
全然似てないランブー(劇中でもしっかりとこの名前)が復讐の為に大暴れ

らしい脚本と編集の妙味があってみてる分には面白いけどあとには残らないいい作品
所々
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.7

神を信じないボクサーの右手にできたのは邪悪を浄化する聖痕だった

少年漫画的な王道の内容で楽しい娯楽作
悪魔憑きの演出や、主人公と神父との熱い掛け合いや最終決戦などエンタメとしての見どころは多く満足
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ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。(2019年製作の映画)

4.5

「ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨」
長編ファンタジー小説3巻分を2時間以内に纏め上げたような濃密な中華アクション大作
目まぐるしく移り変わるツッコミ所だらけの展開とド派手な演出に困惑するが、視聴
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ビッグフットvsゾンビ(2016年製作の映画)

1.8

研究所でゾンビ発生!頼れるのは正義のUMAビッグフット!

ご存知マークポロミアのいつもの作風の映画
ポロミア作品の中では割とだれるシーンが少なくこういうの好きだったら面白いはず

「(車に)乗って!
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.8

白石監督とかのオカルトの延長線上のエンタメを意識し、ホラーの延長線上のエンタメを狙ったのはわかるが、それの演出が尽く駄目で馬鹿にされている感すら感じた作品

最終盤で笑ってしまったし負けた感がするのが
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ダイナソークライシス2/ダイナソーズ(1994年製作の映画)

2.2

ロジャーコーマン監督のジュラシック便乗作品
B級のお手本のような、基本の基本を抑えることで文句をつけさせない手腕が憎らしい
フォークリフトvsTREXや中々にむごいヒロインの死にざまなど見どころがない
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神の一手(2014年製作の映画)

3.6

バイオレンス囲碁ノワールという異色の韓国映画
囲碁で始まり暴力で終わる賭け囲碁の世界を描く
元が漫画なので展開はコミカル且つ王道なので飲み込みやすい
もう少し囲碁傾倒でもいい気がするが、デコピン10発
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劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス(2020年製作の映画)

2.2

本編に引き続きトレギアがフラフラするだけの本筋に、テーマである宇宙人との交友は序盤のみ、イージスの面々でさえ中盤以降出番なしというおざなりなドラマ部分
フーマタイタスは相変わらず出番少なく、特撮面も特
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.3

ドラマと原作ほぼほぼ未見だけどちゃんと楽しめた娯楽作品
殆どは楽しめたけど、お約束の佐藤二朗とムロツヨシのパートはテンポ悪いし不要なんじゃと思ったり
橋本環奈でいいと思ったことなかったけど今作の役は好
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.0

戦争映画に迷い込んだ若者の冒険譚をどう進むか想像できない程の怒涛の展開で描く様は、晩年の作品とは思えない程若々しく輝いて見えた
後半は勢いが半減したけれども大林監督にしか撮れない物だという説得力がある
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.8

清々しさすら感じる程B級を地で行く王道サメパニック
最後まで油断を許さず、進むに連れ馬鹿らしくなる展開に満足

しかし昨年度の同系列映画クロールと言い、なぜタイトルコールがあんなにださいのか

ゴリ
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サイコ2(1983年製作の映画)

3.7

22年間治療を受けたノーマンがモーテルに戻ると再び事件が起こり出す

名作サイコの知名度と有名さを上手く活用した続編
謎が謎を呼ぶ展開、サスペンスの演出もバッチリきまっていてオリジナルとはまた違う面白
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